中曽根康弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中曽根さんってもう90過ぎてるんだな。しかし、激動の時代の生き証人(しかも最前線で)なだけあり、文化や哲学に対して日本固有であるべきという考え方をしているなと思った。経験だけは誰に引き継げないので、どうにか冷凍保存できないものかね。
彼が原発を多いに推進した、というくだりは今は忌み嫌われるだろうけど、当時としては最善の策だったのであろう。問題は推進の仕組みは作ったけどチェックする仕組みを作らなかったことでしょう。
2010年の本だけどネットや現代文化に踏み込めて無い点はあるけど、希代の政治家中曽根康弘の功績と思想を知る上ではわかりやすいと思った。
しかし、中曽根さんが警鐘をならしている日本とい -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日本を死なせぬために―政治家の使命とは何か?
迷走する政治への最終提言。
[ 目次 ]
第1章 自民党再生への道(鳩山首相と祖父・一郎;検証・民主党政治 ほか)
第2章 保守主義とは何だったのか?(戦前の二大政党制;官僚主義はなぜ生まれたか ほか)
第3章 世界における日本を再考する(冷戦構造の時代;世界の中における日本 ほか)
第4章 これからの政治家に必要なもの(哲学と熱情;歴史に示唆あり ほか)
第5章 今こそ「坂の上の雲」を追え(司馬遼太郎と戦後日本;現代における「坂の上の雲」とは ほか)
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