山本由樹のレビュー一覧
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ネタバレあの国民的美魔女コンテストの仕掛け人である山本由樹氏が、ブルーオーシャンなプロダクト開発についてレクチャーしてくれる本です。特に、3章:巻き込めているか?4章:揺るがせているか?は実践的でとてもためになります。本の中では、BRNWという頭文字で紹介していますが、Brand/News/Real/Webの要素が必要であると。Brandというのはプロダクトそのものなので言うまでもないですが、News:ニュース性、Real:イベント性というのがソーシャルメディア時代に特に重要だと強く認識しました。それらがターゲット層の気持ちを揺り動かす(シェイキング)するように設計する、と。巻末にあった、独身アラフォ
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■マーケティング
A.人間を突き動かすのは「欲望」です。
B.ファッションだけは若返れない。
C.こいつはバカだと思われれば勝ちですよ。
わからないなら教えてやろうかってことになりますから。
自分より偉そうだったり頭が良さそうな奴には、親切にしてくれませんから。
D.私たちが考えるより、消費者はよっぽど先に行っています。
だから私たちは反対に、「自分達は遅れている」という意識を持つことが重要なのです。
E.私たちは否定ではなく肯定によって「時代の感性」を理解しなければなりません。
なぜなら新しいマーケットを切り開いていて行くためには必須の感性だからです。
F.ウェブの中に日常がある -
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企業に雇われている人が、数多くいる世の中で、親の家業をついでいたり、同じ業態で働いていたものの独立して事業を営んだり、起業して自分のやりたいことをやったりしている人たちもいる。雇われていた状態から、別の立場になるのは、とても勇気がいる行動になる。まして、家族がいて、養っている子供や親がいたら、今の状態から飛び出すことは躊躇するのだろう。
とはいえ、サラリーマンとて安泰ではない。早期退職制度を導入され退職勧奨を受けるかもしれないし、企業が倒産することもある。誰かに頼り続けるよりは、自分で舵をとり社会に貢献する方が、精神的にはかえって健全なのかもしれない。
社会に関わり続けることの様々な方法につい -
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どうブルーオーシャンを作るか?
→絞り込む+巻き込む+揺り動かすという3段階の働きかけ(インフルエンス)が重要
黄金のひと言から言えない欲望を認知し、そのソリューションとしてのブランディングが新たなプロダクトを生み、ライフスタイルを変える
情報こそ欲望そのものであり、なんとなく不満のディテールを刺激する
レッドオーシャンでは選ばれる商品より選ばせる商品にならなくてはならず、それには差別化された何かが必須
つまり、メッセージ構築をベースとしたライフスタイルの商品化
結果的にマスを獲得するのは、絞り込んで個性を出したプロダクト
ターゲットを揺るがす何かの提示によって、現実から理想に向かって加速さ -
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美魔女の火付け役が執筆したディスカバリー新書、ということで、失礼にもいかがわしく思って手にとった。が、中身はとてもまっとうで、ためになる内容だった。
人が言えない欲望の中にブルーオーシャンがある。それを見つけた後は、絞り込み、巻き込み、揺るがすこと。
ただその中でもしっかりとディテールにこだわったり、共感の要素を加えたり、時に暴投してみたり。ターゲットだけでなく、ブームを作るためにネガさえも含めてオーディエンスを増やしたり。
そして、ギャップ感や、乗り越える壁を提示したり。
まさしく、マーケットを作っていくための物語の話。
欲望というキーワードによって、一見いかがわしく聞こえてしまう。が、人 -
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昼間の女性を演出するSTORY誌、女性のオフを充実させる美ST誌という補完的な二誌の編集長を勤められ、美魔女の仕掛け人として数々のイベントをプロデュースした著者による一冊。
女性の根源的な原動力ともいえる、いつまでも美しくありたい、という欲望へ如何にカタチを与え、人々を巻き込んでいくか。どこかブルージーで開き直った哀愁の香りがする、堪らないテーマにメスが入った読み物に巡り会えたという充実感がありました。
こうしたテーマに取り組まれるには、やはり並大抵の達観では足らず、そこを端的に表した一文が以下の引用といえるのではないでしょうか。
「ちょっとここでぶっちゃけ話をしてもいいですか? 美魔 -
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欲望のマーケティング
絞り込む+巻き込む+揺り動かす
雑誌メディア独自のメソッド(インフルエンス)
絞り込む(ターゲティング)+巻き込む(エンクロージング)+揺り動かす(シェイキング)
スペシャルな何かによる差別化とは、メッセージ構築をベースとしたライフスタイルの商品化
人間が他者に抱く感情
同情→共感→賞賛→嫉妬
絞り込んだコンテンツこそ、マスを獲得できる
ごく一部の熱狂が大衆の熱狂の種火となる
「絞り込む」ためには暴投ぐらいがちょうどいい
ブームを作りたければ社会現象化を目指す
男子高校生が美魔女という言葉を使うまで頑張る
認知→判断→行動
人間はよく分からないものには「欲 -
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著者が開拓したブルーオーシャンは雑誌市場におけるものであって、それによって生まれた美魔女関連市場をブルーオーシャンとして扱っているわけではないという理解でいいのかな…
やや混乱しました。勉強不足。
でもとても勉強になりました。
最近の失敗の痛いところを突かれる。
・当たり障りのない表現は、存在しないものと一緒
・社会減少化させて、低コストでブーム化
・拡散していく中で、好悪とりまぜたレスポンスが人を巻き込み、ファンを増やして社会現象化していく
・「情報」こそ「欲望」そのもの
・なぜ存在するのかという社会的意義は必須事項
・BRNW
・「なんとなく不満」
・曖昧な欲望をもった個の集合体 -
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一言結論:成功例から引き出される教訓がしっかりと分析されているものの、誰のための何のための本なのか…?
感想:
「美魔女ブーム」を作り出した背景とそこにある考え方、手法がまとめられています。素晴らしいと思うのは、多くの「自分がやってやったぜ」本は実績をひけらかすことが概ね目的になってしまうところ、この本はきちんと「なぜ成功に至ったのか」というエッセンスが分析されていることです。新規マーケティングを作る際の大枠の流れなどはどの分野でも活かせると思います。
思います…が、やはり成功事例が「美魔女」「雑誌業界」という特殊業界の話でもあるため、なかなか教訓を活かす部分で当てはめ辛いのかな、というの -
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・不確実な時代に生きる私たちが自分らしく生きるためには「どこでも稼げる力」が必要です。
会社を「いつでも辞められる」と思えるだけの力をつけておけば、自由に生きる権利を手にしたのと同じです。この力を持っている人といない人とでは、大きな力がつくでしょう。
会社という仕組みの中で仕事を分担していると、その道のプロフェッショナルじゃなくても、そこそこ仕事がこなせるような気がしてしまいますが、その実力が他の組織でも通用するとは限りません。出来るだけ高い視点から広い範囲を見渡すことを心掛け、自分の専門分野を磨きましょ。
マッキンゼーでは、一つの分野で専門性に秀でており、それ以外の分野にも精通し -
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フリーランスから教授や経営者までさまざまな職種の人からその視点でみた仕事術や生き方をまとめた一冊。
キャリアや人脈や経営に至るまでビジネスにおいて必要となる知識をその道のプロが解説されており勉強になりました。
テレビなどで知名度のある方もいて、改めてその方の考えを知ることもあれば、初めて知る方もいてそのなかで人生設計に役に立つ知識をピンポイントで教わることができました。
もともと講義として行われたものを再構成しているので非常にわかりやすいと感じました。
読んでいて企画やマーケティングなど自分の職種とは遠いものでも繋がりを感じる部分もあったり、経営者の3名からは改めて起業の難しさと面白さを感 -
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ネタバレ8名の方の共著で、「キャリア術」「人脈術」「企画術」など、テーマ別になっていて、さくっと読める内容です。個人的には、中村さんの「人脈術」と山本さんの「企画術」は大変参考になりました。
気になった点は、下記5点。
①ゆるい繋がりの「ウィークタイ」の人こそが、自分自身の新しい一歩を踏み出すきっかけをくれたり、新しいキャリアを運んでくれたりする。
②スペシャリストと話をするためには、「 1 」でもいいから 、さわりの情報を知っておくことが大事。そのために 、日ごろの膨大なインプットがとても重要。自分の中に「フック」をつくれる。
③いろんな雑誌で取り上げられている 「最大公約数 」にこそ 、トレン -
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