山本由樹のレビュー一覧
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「欲望」のマーケティング
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Posted by ブクログ
「STORY」「美ST」と女性誌の編集長を歴任した著者によるブームの作り方を指南する1冊。著者が「美魔女」ブームをしかけたことについての実例を示しながら、マーケティング手法が説かれます。
本の副題にもなっている「絞り込む、巻き込む、揺り動かす」という三段階はそのとおりだなと感じるステップです。
誰にでも売ろうとするのではなくターゲットをしっかり「絞り込み」、反感的レスポンスが出ることを恐れずたくさんのオーディエンスを「巻き込み」、もうちょっと手が届きそうな理想を提示して購買欲を「揺り動かす」。
人間も本能的に欲望を秘めているので、確かにそれを効果的に引き出すことができれば、少し苦労をしてでもお金を消費してしまうんですよね。欲望の刺激と商売は、密接に結びついているようです。
美魔女ブームを牽引した著者自身が「美魔女って、けっこうブスなんです。」と太字で記してしまうところが、正直で面白かった。AKB48もそうなのだが、憧れではあるけどもう少しで手が届きそうな存在ほど、現代ではブームに近いんですよね。 -
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Posted by ブクログ
ブルーオーシャンは探すのもではなく創るもの。「美魔女ブーム」の仕掛け人が教えるマーケティングとは。
雑誌「STORY」「美ST」の元編集長の著者。
アンチエイジングが空白の市場とみて40代の女性のニーズ=欲望を捉え、美魔女ブームを作る。
うーん、美魔女かあ。。。私年代的にはもろターゲットに入る分類なんだけど、全く知らなかったですねー。まあ聞いた事くらいはあるんだけど、へー、それって雑誌からだったんだね。
本の内容としては雑誌のセグメント、ターゲティングの話は著者の体験を通じて書かれていてわかりやすいし面白かったです。
平凡なものではダメ、「アンチエイジング××」じゃなくて「美魔女」っていう嫌悪感もよぶようなものじゃないと絞り込んで、巻き込んで、揺り動かす事はできないという点はなるほどーという気がしました。
話題にものぼらない、エッジが効いていないものは結局誰からも受け入れられないという話です。
ただなー、やっぱりオールドなメディアって感じがしました。
セグメントでちょっとがんばれば手が届くかも、と思わせて揺さぶって買わせる。この手法自体がもう既にオールドというか。。。
もっとパーソナルな域に入ってる気がします。先日読んだフォーカスマーケティングのほうが実感がありますね。
著者は退職して「40代独身女性」の空白地帯をターゲットにした雑誌を作る(DRESSだったかな)そうです。
独身アラフォー女性に自分の雑誌と思って読んでる雑誌があるかどうかインタビューを繰り返したけどないという結果が出たって。
。。。。ってそりゃそーじゃん、というか、独身じゃなくても今これ!って雑誌ないけどなーと思ってしまいましたねー。
だって「STORY」も「Grazia」も「Precious」もぜーんぶ同じ感じで違いがわかんないもん。。。Graziaとかワーママむけにリニューアルって言ってたけど、えーーどこがやねん!だったしねえ。
発信側(雑誌編集側)はセグメントしてーって思ってるのかもだけど、受け手にはさっぱり。。。ってこれは私が外れてるだけなんだろうか。
いや~最近ホント雑誌が面白くない。
って書評から大分ズレちゃいましたが、マーケティング、とくにターゲット、セグメンテーションの実例として参考になりました。 -
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