エリコ・ロウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宇宙論など様々な情報を基にして、死後の世界を確信している僕にとっては、とてもおもしろい本だった。科学的な裏付けがある臨死体験の本を読みたい人にはおすすめ。
脳科学者エベン・アレグザンダーの体験を発端に、アメリカでは多くの臨死体験が解禁され、次々と報告されている。数多くの臨死体験を中立的な記者の立場から分析、考察していて読みごたえがある。
「死後の世界なんてあるわけがない」
「死んだら終わり。脳が止まれば無だ」などという《非科学的》な思考をしていた愚かな時代が僕にはあった。恥ずかしいかぎりだ。
(宗教でいわれる死後の世界は一切信じていない) -
Posted by ブクログ
ニューヨーク在住のエリコ・ロウさんの1999年の著作を文庫化したもの。
アメリカ・インディアンに伝えられる叡智を、全13章に分けて解説した内容です。
各章、アメリカ・インディアンの叡智の言葉をいくつかと、アメリカ・インディアンの伝説を一つ、最後にエリコさんの体験談や解説が書かれる、という構成になっています。
最後の第13.章に配置された、ヘヨカという存在、この本で初めて知りました。
このヘヨカ、という存在、タロットカードで言うところの、ナンバー0のTHE FOOLにちょっと似てますかね。
笑いもメディスンである、という概念が、最後の章で説明されるという構成が素晴らしい。
この概念を最後に置 -
Posted by ブクログ
ネタバレインディアンが好き
アフリカが好き
アボリジニが好き
ポリネシアが好き
なぜが祖先や太古の風を感じさせるものが
気になる
尊敬して柱とする人たちは
私にとって今を生きる人々ではなく
こうして叡智を残していった偉人たちだ
松木正氏やジョセフブルチャック氏のインディアンの知恵や伝承を収めた本はいくつか持っているけれど
リアルに生きる人の体験談というより
その用語解説だと思った
それらの本に出てくる意味が
より深く、鮮明に分かってくる
彼らの言葉は
まるでコンパスだ
海の波に漂いながら
ぐるぐると廻りやがて一つの方角を示す
教えてほしければ待つしかないのだ
信頼し、手放し、委ね -
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前から繰り返し何度も読んでいて、ここに書かれていることをいつもずっと忘れないように生きていかなくてはと思っています。だから、いろいろな情報が入ってきたとき「そうだ、マインドなんだ・・・。」と気づいたんだと思います。自然に対して、全ての物事に対して、畏敬の念をほんとに持っていたら、いわゆる「環境」「エコ」にはならないな、ということもよくわかりました。子供のころから母親に「知識はあるが知恵がないねえ。」と言われていたのですが、それも「あ、痛!」という感じでよくわかってしまいました。勤めていた会社を退職するときのスピーチにも、ソーク族の格言を使わせてもらいました。これからも何度も読むことになると思い
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シドニーシエルダンの伝記。
テレビ・映画・ミュージカルの脚本家でありプロヂューサも務めた著者。生涯18冊の小説を執筆して3億冊以上を71言語180か国で販売されギネスブックにも登録される。
オスカー賞、トニー賞、エドガー・アラン・ポー賞を受賞した唯一の作家
アメリカの書物らしく、具体的な人物名とそのネガテイブな言動が包み隠さず書かれている。
・決して順風漫歩では無く、いくつもの困難・壁にぶち当たったとは意外 大きな成功も有れば、王様級の失敗も経験 失敗を認めて立ち上がる力強さを備えている
”エレベーターは上りだ”
・小説が一番面白かったと記述
世界中を旅行して、面白い人たちに会い面白い場所に -
Posted by ブクログ
「アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉」4
著者 エリコ・ロウ
出版 扶桑社
p176より引用
“少しずつ
少しずつ
行けるところまで
進む。”
フリージャーナリストである著者による、アメリカ・インディ
アンの格言をまとめ解説エッセイをつけた一冊。
彼らに伝わる創世記から道化師についてまで、味わい深い絵と
ともに記されています。
上記の引用は、数ある格言の中の一つ。クロー族の格言。
結局自分の進める距離というのは、たかが知れているのかも知れ
ません。けれど自分の進める分を確実に進むためにも、一日一日
を大切にしたいものです。自分の行けない所を次の人に任せるた
めにも、大切に丁 -
Posted by ブクログ
■人生80年。長くても120年。それに対して人類の誕生から今までの時間は約600万年。インターネットが当たり前となり、情報の爆発が起きた現代においてもなお、この膨大な時間の中で育まれた先人の知恵は偉大だ。
■その先人の知恵を短い言葉に凝縮させたひとつが"アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉"だ。確かに一つ一つの言葉は短い。しかし、深い。
「とりが鷲になる必要はない」
「ひとは山と蟻の中間だ」
「ひとりの敵は多すぎ、100人の友は少なすぎる」
「どんなことも7世代先まで考えて決めなければならない」
■これまでに託された言葉がある。これから託して行く言葉がある。