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Posted by ブクログ
ニューヨーク在住のエリコ・ロウさんの1999年の著作を文庫化したもの。
アメリカ・インディアンに伝えられる叡智を、全13章に分けて解説した内容です。
各章、アメリカ・インディアンの叡智の言葉をいくつかと、アメリカ・インディアンの伝説を一つ、最後にエリコさんの体験談や解説が書かれる、という構成になっています。
最後の第13.章に配置された、ヘヨカという存在、この本で初めて知りました。
このヘヨカ、という存在、タロットカードで言うところの、ナンバー0のTHE FOOLにちょっと似てますかね。
笑いもメディスンである、という概念が、最後の章で説明されるという構成が素晴らしい。
この概念を最後に置くことで、この作品の読後感が、晴れやかで軽やかなものになっていますよ。
Posted by ブクログ
前から繰り返し何度も読んでいて、ここに書かれていることをいつもずっと忘れないように生きていかなくてはと思っています。だから、いろいろな情報が入ってきたとき「そうだ、マインドなんだ・・・。」と気づいたんだと思います。自然に対して、全ての物事に対して、畏敬の念をほんとに持っていたら、いわゆる「環境」「エコ」にはならないな、ということもよくわかりました。子供のころから母親に「知識はあるが知恵がないねえ。」と言われていたのですが、それも「あ、痛!」という感じでよくわかってしまいました。勤めていた会社を退職するときのスピーチにも、ソーク族の格言を使わせてもらいました。これからも何度も読むことになると思います。
Posted by ブクログ
表題である「賢い言葉」そのものに感銘を受けたというより、アメリカ・インディアンの在り方、時間への考え方、生死への捉え方、色々な文化について解説がされている点がとても面白かった。
以下、印象的だった箇所を引用する。
「教えを書物にしなかったのは書けなかったからではない、書かなかったからなのだ。その代わりに、我々は知るべき人だけに伝わるシンボルで情報を残してきた。アメリカ・インディアンの世界は物語がいたるところに秘められた暗号社会なのだ。」
「古代遺跡に残された子供の落書きのような壁画は、氏族の歴史や植民の過程を伝えたものだとされる。(中略)しかし知る資格の有るものしか、そこに情報や物語を読み取ることはできない。」
Posted by ブクログ
「アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉」4
著者 エリコ・ロウ
出版 扶桑社
p176より引用
“少しずつ
少しずつ
行けるところまで
進む。”
フリージャーナリストである著者による、アメリカ・インディ
アンの格言をまとめ解説エッセイをつけた一冊。
彼らに伝わる創世記から道化師についてまで、味わい深い絵と
ともに記されています。
上記の引用は、数ある格言の中の一つ。クロー族の格言。
結局自分の進める距離というのは、たかが知れているのかも知れ
ません。けれど自分の進める分を確実に進むためにも、一日一日
を大切にしたいものです。自分の行けない所を次の人に任せるた
めにも、大切に丁寧に整えておくのがよさそうだと思いました。
p82から書かれている話を読むと、普段からの行動の大切さを考
えさせられます。産みっぱなし作りっぱなしではなく、日頃から
手入れを欠かさないことが肝心なのではないでしょうか。
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Posted by ブクログ
■人生80年。長くても120年。それに対して人類の誕生から今までの時間は約600万年。インターネットが当たり前となり、情報の爆発が起きた現代においてもなお、この膨大な時間の中で育まれた先人の知恵は偉大だ。
■その先人の知恵を短い言葉に凝縮させたひとつが"アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉"だ。確かに一つ一つの言葉は短い。しかし、深い。
「とりが鷲になる必要はない」
「ひとは山と蟻の中間だ」
「ひとりの敵は多すぎ、100人の友は少なすぎる」
「どんなことも7世代先まで考えて決めなければならない」
■これまでに託された言葉がある。これから託して行く言葉がある。この営みの中に、自分も関わっていこうと思う。
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