あらすじ
■本書は世界的なベストセラー作家として著名なアメリカ人作家、シドニー・シェルダンの自伝。18冊の小説は51言語で翻訳され、3億冊以上の売上げを記録し、世界で最も翻訳された作家としてギネスブックでも賞賛される。彼はまた、生涯に200本以上のテレビ番組、25本の大型映画、6本のブロードウェイミュージカルの脚本家、テレビ番組のプロデューサーとしても活躍した。
■本書では、彼の卓越した人気と非の打ちどころのない実績とは裏腹に「自殺を考えた少年時代から、並外れた努力の末に、ついに作家になる夢をかなえ、成功をつかむ」までの人生が、彼に大きな影響を与えた両親や学校の教師、ハリウッドやブロードウェイで共に夢実現のために切磋琢磨した仲間たち、さらに交流のあったスターや映画関係者、音楽関係者とのやりとりを通して生き生きと描かれている。
■本書ではまた、ブロードウェイミュージカル、ハリウッド映画、人気テレビシリーズの脚本家として、競争の激しいアメリカのショー・ビジネス界をたくましく生き抜いてきた半生が描かれる。交流のあったスターや脚本家、映画監督、プロデューサーたちとの名作のエピソードが随所に散りばめられ、読者はあっという間に彼自身の物語に引き込まれるだろう。
■才能のみならず、並々ならぬ努力でベストセラー作家としての運をつかんだ人、シドニー・シェルダンの生涯を通し、苦難と試練から幸運をつかみ、成功へと変えてゆく彼のたくましい生きざまに多くの読者が励まされることだろう。本作品は彼の遺作となっており、シドニー・シェルダンのファン必見の一冊となっている。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
統合失調症を患う彼が
いかに 人生を歩いてきたか、興味深かった
さすがに世界一翻訳された作家だ
短いくくりで、少年時代に自殺志願があったこと
破天荒な父親、堅実な母
貧困の中の生活
ショービジネスの中での成功
上手くいかないことも、、、
翻訳も分かりやすく、すぐ読み終えた
Posted by ブクログ
シドニーシエルダンの伝記。
テレビ・映画・ミュージカルの脚本家でありプロヂューサも務めた著者。生涯18冊の小説を執筆して3億冊以上を71言語180か国で販売されギネスブックにも登録される。
オスカー賞、トニー賞、エドガー・アラン・ポー賞を受賞した唯一の作家
アメリカの書物らしく、具体的な人物名とそのネガテイブな言動が包み隠さず書かれている。
・決して順風漫歩では無く、いくつもの困難・壁にぶち当たったとは意外 大きな成功も有れば、王様級の失敗も経験 失敗を認めて立ち上がる力強さを備えている
”エレベーターは上りだ”
・小説が一番面白かったと記述
世界中を旅行して、面白い人たちに会い面白い場所に行く。危険な目にも沢山あったがそれも笑い種
妻と昔よく読んでいたが又、何冊か読みなおしてみたいと思う。