戸田郁子のレビュー一覧

  • 悩ましくて愛しいハングル

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    日本語の「家庭教育」が韓国語になると「飯膳縁教育」となる。
    「牡丹雪」では、「大山蓮華」。
    固有語は、私のPCにはハングルのフォントがないので、ここに打ち出すべくもないが、こうした言い回しの面白さに惹かれる。
    どういう発想がその背後にあるのかも、体系的ではなく、筆者の見聞を通した形で説明されていく。
    とても滋味のある本だと思う。

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    2014年05月17日
  • ハングルの愉快な迷宮

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    面白い(●^o^●)
    韓国の人と結婚して生活している戸田郁子さん
    韓国での暮らしの中での事を書いている
    とても読みやすいです

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    2011年11月13日
  • 悩ましくて愛しいソウル大家族

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    戸田さんの結婚前後からお子さんがまだ小さい頃までのこと、ハルビンへ夫婦そろって留学していた頃のことまでが書いてある。現タイトルを彷彿とさせる韓国人と結婚しての夫の家族とのてんやわんやも面白いけど、子どもが生まれて中国に留学するあたりの話も面白い。ちょうど天安門事件と時期が重なり不穏ななかにおかれたりもするけれど、それでもマイペースなご夫婦。いまではだいぶ落ち着き、夫婦ともどもこの本に書かれていた頃とは違う立場で暮らしているようだけど、そんなご夫婦の昔のことが生き生きと描かれている隔世の感がいい感じ。

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    2020年11月08日
  • 悩ましくて愛しいハングル

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    立て続けに読んだ2冊目の戸田郁子さん。『ハングルの愉快な迷宮』(2009)と同じく、身辺雑記に絡めて韓国語のフレーズを紹介してくれるもの。
    2冊の本を読むかぎり、戸田さんは1980年代初めに韓国に留学して以来(その前に旅行もしている)、韓国にずっと魅せられ続けている様子。韓国はおもしろい、韓国が好き、韓国って不思議――と戸田さんが自身が思い続けているという話が度々出てくる。韓流ブームという追い風もあってか、韓国について語る人がたくさんいるけれど、けっこう出合ってしまうのが、「自分はこんだけ知ってるんだぞ」といった自慢話めいたものだったり、あれが嫌い、この点ではまだまだ日本にかなわないじゃないか

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    2011年10月22日
  • ハングルの愉快な迷宮

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    韓国に魅せられ、1980年代前半に韓国に渡り、韓国人と結婚し、一家で中国に行ったりしながらも、今は韓国に暮らし出版社を経営しているという戸田郁子さんの本。身辺雑記に絡めて韓国語ならではのフレーズ、日本語と似ているようで違う表現などを紹介してくれている。
    正直なところ自分の韓国語能力はまだまだなので、出てくる韓国語のフレーズはなかなか面白いとは思えない。それでも、身辺雑記として読むだけでも楽しく読める。

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    2011年10月22日