【感想・ネタバレ】悩ましくて愛しいソウル大家族のレビュー

あらすじ

韓流のかけらもない20年前、韓国人写真家との結婚を決めた著者。両方の家族を巻き込んでの大騒動の末、無事に式を終えたのはよかったが・・・。家族間の距離のとり方、出産を見守る家族の毎日、ちょっとの違いが大きな違いで、困難を乗り越え、愛情に感謝する日々。いまや日中韓にまたがる出版社を経営し、柳家の立派な一構成員となった著者の原点『ソウルは今日も快晴 日韓結婚物語』待望の復刻版!

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Posted by ブクログ

戸田さんの結婚前後からお子さんがまだ小さい頃までのこと、ハルビンへ夫婦そろって留学していた頃のことまでが書いてある。現タイトルを彷彿とさせる韓国人と結婚しての夫の家族とのてんやわんやも面白いけど、子どもが生まれて中国に留学するあたりの話も面白い。ちょうど天安門事件と時期が重なり不穏ななかにおかれたりもするけれど、それでもマイペースなご夫婦。いまではだいぶ落ち着き、夫婦ともどもこの本に書かれていた頃とは違う立場で暮らしているようだけど、そんなご夫婦の昔のことが生き生きと描かれている隔世の感がいい感じ。

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2020年11月08日

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