洪自誠のレビュー一覧

  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ●まっとうに生きる
    ⇒まっとうに生きていると不遇な生活を送るはめになったりすることもあるだろう。一方で権力者にこびへつらったりするような生き方をしている者が優遇されたりすることもあるだろう。しかしそれは一時的なものであって、決して長続きしない。
    ●人徳を磨く
    ⇒人徳によって得られた財産や名誉は、ひとりでに枝葉が生い茂る野の花のように、大きくなり続ける。
    ●自分で運命を切り開く
    ⇒天が幸福を授けてくれないなら、自分を磨いて幸福を得よう。こうすれば、天といえども、どうすることもできないだろう。
    ●人目につかない場所で徳を積む
    ⇒恩返しなど期待できない相手のためにこそ、恩を施すべきだ。
    ●一生の短さ

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    2009年10月04日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    人生、楽に余裕を持って生きようよ。
    という内容。

    バルタザール・グラシアンとは違って力が
    入ってなくて、ほっと読めるかも。

    同時代の東洋人と西洋人。
    考え方の違いを比較するのも面白い。

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    2009年10月04日
  • 菜根譚

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    学生時代に読んだ、五指に入る本。
    謙遜、節制などの道徳が、古臭くなく腑に落ちていく感覚は稀有な体験だった。
    『論語』と同じく自分の基礎になっていると感じる本。

    西宮〜岐阜〜岡山と一緒に持っていったように、一生そばに置いておきたい本。

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    2009年10月04日
  • 菜根譚

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    働き初めてからこの本の存在を知った。
    通読はしていないが、パラパラと読んでいる。
    ピーンときたら、付箋付箋。

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    2009年10月04日
  • 菜根譚

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    逆境の中にいるとき、身の周りのすべてのことが実は鍼(はり)や薬となり、自分の信念(節操)を研ぎ、行動を磨いている。順境にあるとき、目の前のすべてが、刃や戈(ほこ)になって、肉を溶かし、骨を削っている。

    世渡りの秘訣は、(譲って差し支えないものについては)相手に一歩を譲ることである。こちらが一歩を退くことで、こちらは一歩を進めている。

    花は半開を看、酒は微酔に飲む。この中に大いに佳趣あり。

    多情の女は男狂いの果てに尼になる。のぼせやすい男は思いつめて仏道に入る。かくして神聖なるべき寺院が、いつも淫(みだ)らな女やよこしまな男どもの集まる巣窟となる。

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    2025年01月13日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    シンプルだけど
    どれも大切なことだよね

    まっとうに
    素朴で愚直に
    寛容と厳格さ
    無欲
    辛抱強く
    冷静な視点
    色々とあるけれど
    でもやっぱり何より

    常に楽しみ喜ぶ気持ちを持って暮らすこと

    この世の中
    これがいまは一番大切な気がする

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    2022年05月11日
  • 1分間菜根譚 差がつく実学教養(4)

    購入済み

    菜根譚の本は何冊か持ってますが、齋藤孝先生の解釈も読みたくて購入しました。迷ったとき困ったときなど読むと気持ちも落ち着き勉強になる。

    #癒やされる #タメになる #深い

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    2021年12月30日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    会社の偉い人がおすすめの書籍として誰かしら必ず挙げるので、気になって読んでみた。仕事の中で心がやさぐれた時とかに、心を落ち着かせる良い材料になるのかもしれないなと感じた。菜根譚というタイトルのごとく、何度も読み返し、自分の頭で咀嚼して、心に刻み込めば道標みたいになるのかもしれない。
    一方で、「菜根譚」と言っとけばいいかと思っていない?と問うてもみたい。。。

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    2021年11月03日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    簡単に読み終えることができるが一つ一つの内容を味わい理解したとは言い難い。日々の思考、行動の指針となるよう繰り返し熟読したい。

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    2021年09月29日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    論語、老子の思想の妥協点を、著者の現実的な感性に従って選択し、分かりやすい言葉で提示されているように感じた。
    言うまでもなく名著。
    しかし、講談社で出版された本では、原文も注釈も付いている為、個人的にはこちらを推す。
    時間のない人、さっと読める本を求めている人はこちらの方がいいかと思う。

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    2021年01月01日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    現代でも読み継がれるだけあり内容としては過不足ない。

    人としての生き方を説き、単なる善人でもはたまた悪人でもなく中庸であることを目指すべきなのかと受け止めた。

    ただ、エッセンシャル版よりも詳しいが特にこの本ではなくても良いかと思った。

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    2020年08月16日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    中国明代の本というが現代の生きる指針としても十分通用する。

    QOLを高めるための方法論的なところで、綺麗事だけかと思いきや、清濁合わせ飲む・最初に厳しくし次第に緩めるなど強かさも含まれる。

    手元に置いて度々見返したい。

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    2020年07月30日
  • 1分間菜根譚 差がつく実学教養(4)

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    菜根譚とは明代に中国で書かれたものが、日本に伝わったらしい。
    孫子もそうだが、中国はこういう深い含蓄や時代が変わっても生き続ける考え方が文書に残っていることは素直にすごいと思う

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    2019年07月07日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    400年ほど前、明の洪自誠が「儒教・仏教・道教」を学んで書いた、心の持ち方に関するアドバイス。世の中はプラスマイナスゼロなので、頑張りすぎないこと、名声を追い求めないことなど、現代社会で疲れた心を癒してくれるメッセージ。でも人間って頑張っちゃうんだよね〜。無理のない範囲で頑張りましょう。

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    2019年01月24日
  • 菜根譚

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    本のタイトルすら読めなかったが、訳が上手いのか 頭に入りやすかった。

    中でも 際立っているのが
    24「清いものは常に汚れたものから生まれ、光り輝くものは常に暗闇から生まれる」だから 潔癖にならず、汚れや けがれを 全て飲み込め とまで言っている。その通りだと思う


    他にも 何となく 聞いたことがあったり、知らぬうちに実践していたり しているのもあり 汎用性の高さに驚いている

    80「未完成をあせるより 完成したものを長続きさせる方がまし。過去を後悔するより将来の失敗を早く予防する方がまし」

    109「老後の病気は若い時に摂生しなかった報い、下り坂での災いは 盛んな時に無理をした罰」

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    2025年01月17日
  • 菜根譚

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    処世術が細かく書かれている著書。前編は抽象的ながら考えさせられる文が書かれていて、後編には具体例の多い書かれ方がされていた。また、こちらの著者が悩んでいた部分があるのではないかというものがあった。人間が書いた人間の本という感じがする。かなりおすすめ。

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    2016年09月21日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    道徳本みたいなものはあまり好きではないが、さすが各界の著名人が愛読していた1冊。とてもバランスが取れていて、恐らくどんな境遇、心境の時にも何らか支えになってくれ、自分を前向きに、成長に導いてけれるだろう言葉が見つかる気がする。

    今回はフラッと行った本屋でのジャケ買いだったが違う訳も読んでみたい。

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    2016年04月18日
  • 菜根譚

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    全てを理解するのはなかなかに難しいが、心に響く所はある。気になるところは読み返して自分のものとしていきたい。

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    2015年11月23日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    川上哲治、吉田茂、松下幸之助など歴代のリーダーが愛読していた書は、それでも諦めるなと常に励ましてくれる温かさがあると感じています。

    特に好きな言葉が下記です。
    「徳とくは才の主、才は徳の奴なり。」
    才ありて徳なきは、家に主なくして、奴、事を用うるが如し。幾かん何ぞ魍魎にして猖狂せざらん。

    また、この書には出てきませんが、
    後集76が私にとって最も大切にしたい言葉です。

    「伏久者飛必高、開先者謝独早。」

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    2015年07月01日
  • 菜根譚

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    もちろん全てではないが、本書に記載されている教訓は現代生活を送るにあたっても非常に役に立つことが多いように感じた。競争や欲求の閾値が高い現代社会の中で、本書が示す逆境を乗り越えていくヒントや目先の利益にとらわれない処世術は、何か読んでいて清々しく、朝読書の良い友であった。

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    2015年05月30日