洪自誠のレビュー一覧
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今から約400年前に、中国の洪自誠によってかかれた処世訓がまとめられている本。まえがきに書かれていますが、中国古典の代表的な儒教のテキストである『論語』と『老子』の思想の中間的な考え方といえるのが、本書である『菜根譚』とのことです。普遍的な考え方を綴った文章の中に、バランス感覚をもって生きるヒントが...続きを読むPosted by ブクログ
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アランとかよりは読みやすくもあり、難しくもあり。言葉は簡単なのに本質を見抜くのが難しいとでもいいましょうか。だからこそ何回読んでも面白いのかもしれません。Posted by ブクログ
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どのようなときにも、いつもこうすれば幸せになれるという同じ方法は無い。
菜根譚は紆余曲折の末に幸せがあるとも言う。
どのような時にも、その時々に役に立ったり、助けになる言葉があるのが菜根譚。Posted by ブクログ -
中国の古典から学ぶ人生訓。
菜根譚=「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」
堅い菜根をかみしめるように、
苦しい境遇に耐えることができれば、
人は多くのことを成し遂げることができる。
感じた印象としては、
欲深くなりすぎず、無理をしすぎない。
謙虚であり道徳心を忘れない。
人らしく生き...続きを読むPosted by ブクログ -
論語などに比べあまり聞きなれない中国古典に興味を引かれ読んでみました。
名前の通り今後、何度も噛みしめながら読める一冊となりそうです。Posted by ブクログ -
バルタザール・グラシアンのほうと比べると、
だいぶ癒し系。
そんな無理すんな、余裕を持てよ。
そんな雰囲気の処世術。
だけど、道徳心は持て!みたいなところは
バルタザール・グラシアンと一緒。
洪自誠とバルタザール・グラシアンはほぼ同時代
の人物。
当時の西洋人と東洋人のそれぞれの考え方の違いを...続きを読むPosted by ブクログ -
抄訳で順序も並び替えられていますが訳が堅苦しくなくていいです。様々な訳本等が出ている『菜根譚』ですがこの本は敷居が低く初心者におススメです。Posted by ブクログ
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今回もaudio bookの聴読。
「菜根譚」の著者は洪応明。字の自誠をとって洪自誠と呼ばれる。明代末期、万暦年間(1573-1620)の人であったと考えられている。
「菜根」とは、宋の汪信民の次の言葉にちなむようだ。
「人、常に菜根を咬み得ば、則ち百事を做すべし」
(人は常に菜根をよく咬んでい...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は詳細な解説等はなく。菜根譚に記載されている一文をカテゴリごとに整理し紹介する形式。その一節が記された背景や解説など深く知りたい人向きではないが、解説を加える事で、ある意味解説者のバイアスがかかるのを避け、自らが一説から教訓を拾う。気づきを得るのに向いている。
繰り返し聞く事でその時自分に合った...続きを読むPosted by ブクログ -
『菜根譚』は明の時代洪自誠によって書かれた処世訓である。本書は、原文・書き下し文の記載はなく、現代風にかなり意訳されている。一文を味わうというより、折に触れて読み現況を点検するような読み方がよいと感じた。儒教・仏教・道教の3つの考え方がバランスよく配合された本書は、日本の風土に合わせられ、違和感のな...続きを読むPosted by ブクログ
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いいフレーズがいくつかあった。
ようはフツーがいちばん幸せ、ほどほどで満足することをすすめている。
なんどか繰り返して読むうちに浸透してくるのだろう。定期的に読み返したい。あらたな発見がありそうな本でした。Posted by ブクログ -
■概要
4百年程前に中国で書かれた書籍を抜粋し、やさしい日本語で訳されたものです。
儒教や道教、仏教といった思想をバックボーンとして、人生を生きるうえでの原理原則が書かれています。
同意できない項目もありますが、大部分は心に染み入る
言葉が綴られています。
昔から多くの著名人が愛読書としていたことも...続きを読むPosted by ブクログ