洪自誠のレビュー一覧

  • 菜根譚

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    原文 読み下し文 口語訳が記載されている。
    わたしは、内容だけてっとりばやく口語訳だけ、読み進めたが、訳者のフィルターを通していることは否めないが、共感できるてんもたたあり、心の持ちようについて、記載が多数あり、今後の参考にしたい。

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    2015年05月09日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    私は薄っぺらい人間ですので、つい最近の小手先のテクニック系のビジネス書に手を出してしまいがちですので、読書術の類の本でも薦められていたので、未知のジャンルでしたが読んでみました。
    普通の本ですと300ページを超えると思わせるような分厚さに驚きましたが、紙がやや厚めであることと、とにかく余白が広いですので比較的短時間で読み終えることが出来ました。
    時代を超えて、普遍的に通用するものが多数あるものだと感じることの出来た一冊でした。

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    2014年12月13日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    菜根譚の翻訳のなかでも一番読みやすい。儒教・道教・仏教の三教の考え方の基礎が理解できるので、ひとつぶで3度おいしいお得本。分厚いのはご愛嬌。

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    2014年06月01日
  • 菜根譚

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    以前から読みたかった本を古本店で購入(@350)
    初めに注釈を読んで、気になったものは書き下し文でも味わい、「引用」に記録した(原漢文は読めない)。

    “菜根”を咬むように深くかみしめたい人生を指南する言葉が多くあった。
    中・高の教科書で学ぶに相応しい本だと思うが実態はどうなのだろう。

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    2012年10月28日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    今から約400年前に、中国の洪自誠によってかかれた処世訓がまとめられている本。まえがきに書かれていますが、中国古典の代表的な儒教のテキストである『論語』と『老子』の思想の中間的な考え方といえるのが、本書である『菜根譚』とのことです。普遍的な考え方を綴った文章の中に、バランス感覚をもって生きるヒントが詰まっていて参考になりました。(2011.9.28)

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    2011年10月10日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    アランとかよりは読みやすくもあり、難しくもあり。言葉は簡単なのに本質を見抜くのが難しいとでもいいましょうか。だからこそ何回読んでも面白いのかもしれません。

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    2013年08月08日
  • 菜根譚

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    ところどころ現代の日本では当てはまらないのではないかと思われる提言もあるが、全体的にはためになった。
    道教や儒教の思想を強く感じさせる内容で、読んでると心がおだやかになるような気がする。かもしれない。
    ポイントは、すべての物や事象は、自分の心次第で変化するということ。
    <我貴くして人これを奉ずるは>
    栄位のゆえに我を人が尊ぶのは、この身につけた高い冠や大きな帯のためである。微賎のゆえに我を人が侮るのは、この身につけたもめんの衣服とわぐらくつのためである。そうともすれば、もともと我を人が尊ぶのではないから、どうして喜んでおられようぞ。もともと我を人が侮るのではないから、どうして腹を立てておられよ

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    2010年12月20日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    どのようなときにも、いつもこうすれば幸せになれるという同じ方法は無い。
    菜根譚は紆余曲折の末に幸せがあるとも言う。
    どのような時にも、その時々に役に立ったり、助けになる言葉があるのが菜根譚。

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    2019年01月16日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    中国の古典から学ぶ人生訓。

    菜根譚=「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」

    堅い菜根をかみしめるように、
    苦しい境遇に耐えることができれば、
    人は多くのことを成し遂げることができる。

    感じた印象としては、
    欲深くなりすぎず、無理をしすぎない。
    謙虚であり道徳心を忘れない。
    人らしく生きることが幸せである。
    という感じでした。

    何度読み返しても、その時々で、
    得られ物があると思える1冊。
    我が家の本棚にはずっと置いておこうと思います。

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    2009年11月02日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    論語などに比べあまり聞きなれない中国古典に興味を引かれ読んでみました。

    名前の通り今後、何度も噛みしめながら読める一冊となりそうです。

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    2009年10月04日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    抄訳で順序も並び替えられていますが訳が堅苦しくなくていいです。様々な訳本等が出ている『菜根譚』ですがこの本は敷居が低く初心者におススメです。

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    2009年10月04日
  • 菜根譚

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    人生訓。著者は仏、儒、道の三教に通じているらしく、思想的な偏りが比較的小さいため、恐らく誰もが一つは滋養となる箴言を見出すことができるのではなかろうか。肝に銘じて損はない名言の数々を、私はこの本に見出した。

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    2009年10月04日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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     名前だけは知っていた本作ですが、400年前くらいの処世訓なのだと今更ながら知りました。

     処世訓、と書くと堅苦しい感じがしますが、私が手に取った現代日本語訳の本書はまったくそういったことはなくて、これは本書が「エッセンシャル版」だからというのもあるのでしょうが、原作者の洪自誠が非常に博識な人で、儒教・仏教・道教の幅広い知識から本作を結晶化させたところが大きいのではないかなと思います。

     苦労をしておこう、といったことを書いたかと思えば、
    ゆとりをもとう、といったことも書いている。

     非常にバランスが良い人だったのだろうと思いました。

     それは、「極端に走らない」という文言(前集八一)

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    2024年06月16日
  • 菜根譚

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    これは適齢期がまさに今だな、と。
    学生時代に読んでも説教としか感じなかったのに、社会人を15年近く営むと、はー、わかるわかる。それな!!みたいな気持ちが芽生え、自分におかしかった。一方、まだピンと来ない部分もあり、今後身に染みるのかと思うとそれもまた面白い。

    しかし、岩波文庫はやはり岩波文庫!
    だからこそ味があり、原文を噛み締める喜びがあるのだけれど。
    ただ、古典を読み慣れないと脱落する感ある。
    人にオススメするなら簡易な方を勧めるかも?

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    2022年03月31日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    今回もaudio bookの聴読。

    「菜根譚」の著者は洪応明。字の自誠をとって洪自誠と呼ばれる。明代末期、万暦年間(1573-1620)の人であったと考えられている。

    「菜根」とは、宋の汪信民の次の言葉にちなむようだ。
    「人、常に菜根を咬み得ば、則ち百事を做すべし」
    (人は常に菜根をよく咬んでいれば、あらゆる事はなしとげられる)

    全体は、前集222条、後集135条、合計357条から構成されており、前集は俗世の人々とのかかわりを中心に語られ、後集は俗世を超えた深淵な境地が説かれている。その内容は、儒教、仏教、道教を背景としているところが最大の特徴である。

    役人であった洪自誠が、引退後にそ

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    2021年09月24日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    本書は詳細な解説等はなく。菜根譚に記載されている一文をカテゴリごとに整理し紹介する形式。その一節が記された背景や解説など深く知りたい人向きではないが、解説を加える事で、ある意味解説者のバイアスがかかるのを避け、自らが一説から教訓を拾う。気づきを得るのに向いている。
    繰り返し聞く事でその時自分に合った言葉に出会うような使い方が良いかも。また、他の菜根譚にまつわる書籍とあわせ読むとより良い気づきがあるのでは?

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    2021年09月20日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    『菜根譚』は明の時代洪自誠によって書かれた処世訓である。本書は、原文・書き下し文の記載はなく、現代風にかなり意訳されている。一文を味わうというより、折に触れて読み現況を点検するような読み方がよいと感じた。儒教・仏教・道教の3つの考え方がバランスよく配合された本書は、日本の風土に合わせられ、違和感のない生き方の指針になっているのだと思う。今日のビジネス書のエッセンスのほとんどは、本書で網羅できるだろう。ビジネス書と宗教書に親和性があると感じることが多いが、『菜根譚』のような本が古より存在している事実でその理由を説明できよう。

    『菜根譚』という書名自体は、宋の頃の「人よく菜根を咬みえば、すなわち

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    2016年12月18日
  • 菜根譚

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    中国の古典の1つで、著者については詳しい経歴が分からないとのこと。それでも松下幸之助など名経営者達に読まれている書物みたい。
    書名からもそのイメージが伺えるが、「派手なことはせず、粛々と今を有難く生活しろ。」という感じ。思ったより読めないことなかった。
    しかし、この時代に(1822年刊行)お酒飲んで暴れるとか、遅くまで歩き回るってみっともないよ。って書かれてるのが面白かった。父に教えてあげようと思う。笑
    同じ行に、「飽きたからってポイって投げ出すな」って書いてて、これは私に当てはまるから、
    一緒に頑張って変えていこうって言おう。

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    2015年09月11日
  • 菜根譚

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    ネタバレ

    真理こそ守り抜くべき重要なこととして扱っている。
    奢れるものは、人間が卑しくなるため、質素な生活を勧めている。特に、一歩を譲り三分を減らして譲るがまさにそう。まあ、題名が菜根で、貧困をテーマにしたものだからそれもそうか。
    うーん、時代背景からして、貧しい世の中だったから、時代にかなり依存した宗教的な内容だと思う。
    今の時代には合わないかなあ。

    それでも、生活の見直しには良い本。
    人といるときは笑顔で楽しくすることが大切と説く。当たり前だけど、大切なこと。文章内の言葉を借りると、「暖かいところだと万物は育ち、寒ければ万物を枯死させる。だから、人も他人に温かく接すること。」みたいな理由から。

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    2014年11月29日
  • 菜根譚

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    約400年ほど前の人物が書いた本が、著名な経営者などにも紹介されるくらい結構読まれているという。

    著者は洪 自誠(こう じせい)
    1573年 - 1620年の人物とされ、感性は現代人の我々と変わりが無い部分も垣間見られる。
    「春も良いけど秋が一番いいね」
    ・・・だそうで、400年前の人となぜか共感できてびっくり。

    道教、仏教、儒教を学んでいる著者の人生論が述べられている。

    モノに執着すればする程、人としての豊かさから遠ざかってしまう。

    成功や勝利は逆境から生まれるので投げやりになってはいけない。
    逆に失敗や敗北は上手く行っている時にこそ注意する必要がある。

    キモに命じておきます。。。

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    2014年10月27日