菜根譚

菜根譚

1,155円 (税込)

5pt

「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」。菜根は堅くて筋が多い、これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる。明代末期に三教(儒仏道)兼修の士洪自誠が自身の人生体験を基にかみしめて味わうべき人生の哲理を簡潔な語録の形に著わした。本文庫版には注と解説に校注者の研究水準の高さが充分に盛り込まれている。

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菜根譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    洪自誠の例えがとてもわかりやすく、すんなり入ってきた。自然や身の回りのよく通り過ぎてしまうような当たり前のこととリンクしていることが多いと学べた。これからも中庸の考え方を意識して何事も捉えて行きたい。

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    人生の処世術を深めるために、机の横に常に置いておき、毎日、何度も少しずつ繰り返し読んでいきたい。
    置かれた立場、また時期によっても、響くところが変わってくると思うのだが、現在、自分として記録しておきたい箇所は以下の通り。

    以下引用~

    ・富貴や名誉も、徳望によって得たものは、たとえば自然の野山に咲

    0
    2020年10月12日

    Posted by ブクログ

    この本の内容を、物心が付く頃から自分に教えてくれる人がいたなら、どんなに良かっただろうと思う。
    『菜根譚』は明代の末期に洪自誠という人によって書かれたという。
    どの頁を読んでも、何百年も前に生きた賢人が知恵を授けてくれるという有り難さ、古典の素晴らしさを感じた。
    我々が、一から経験し失敗してやっと悟

    0
    2020年08月29日

    Posted by ブクログ

    性格にしても生活にしても素朴で普通が一番というのが、一つこの本が持っているメッセージだと思います。

    無意識に思い上がってるような時、落ち込んでいる時など、気持ちのアップダウンを調整してくれる本、読む度に重要な気づきを与えてくれる本として枕元に置いておき、この先ずっと付き合っていきたいと思える本です

    0
    2018年09月30日

    Posted by ブクログ

    前編222、後編135の話があり、処世の術を説いたのは前編。でも後編も読んでみて良かった。学べることは多かった。

    学ぶことが多すぎて、1回読んだだけでは頭に入りきらない。

    この手の古典は、読んで自分のものにするのには1回や2回読んだだけでは身につかず、何度も読んで想像し、自分のものにする作業が必

    0
    2016年08月14日

    Posted by ブクログ

    ・『後集 四八項』  


    機動的

     機び(気持ちが)、動くは(動揺していれば)、
     弓影(弓の影)も疑いて、蛇蝎キカツ(蛇や、蠍ではないか)と為し(思い)、

     寝石(草むらの石)も視て、
     伏虎フクコ(虎が伏せているのではないかと)と、為す(思い込む)

     此の中(動揺している中では)、渾スヘ

    0
    2015年02月05日

    Posted by ブクログ

    入社時より、折にふれ、何度も読み返してきた座右の書。仏、儒、道の三教に通じた洪自誠による人生訓で、役にたつ珠玉の言葉がちりばめられている。
    最初に購入した本は、表紙も破れ、背表紙もほつれてしまい、バラバラになるないように、セロテープで補強して読み返していたが、見かねた女房が
    今年になりBook Of

    0
    2015年01月11日

    Posted by ブクログ

    菜根は堅くて筋が多い、これを噛みしめてこそ、ものの真の味わいがわかる。明代末期の浩自誠による名著。

    P110の「天、我に薄くするに福を以てせば、吾、吾が徳を厚くしてこれを迎えん」の下りにしびれた。

    読むのに時間かかり過ぎた。もっと早く読めるようになりたい。

    0
    2011年08月14日

    Posted by ブクログ

    個人的には『論語』と並ぶか、それ以上の古典だと思う。

    一つ一つが独立した話なので『論語』より読み易いかと。

    0
    2011年08月04日

    Posted by ブクログ

    学生時代に読んだ、五指に入る本。
    謙遜、節制などの道徳が、古臭くなく腑に落ちていく感覚は稀有な体験だった。
    『論語』と同じく自分の基礎になっていると感じる本。

    西宮〜岐阜〜岡山と一緒に持っていったように、一生そばに置いておきたい本。

    0
    2009年10月04日

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