ボーモン夫人のレビュー一覧
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小学生向き。
商人である父の身代わりに、おそろしいすがたの野獣といっしょにくらすことになってしまった少女・ベル。食事や散歩をすることで、二人は心を通わせるが、じつはたがいの思いはすれちがっていて……。映画や舞台にもなった、子どもにも大人にも愛される感動物語。(公式より)
文字も大きめで、漢字全てにルビが振ってあるので低学年でも読める。1年生にはまだ難しい言葉も出てくるが、絵の綺麗さで惹かれる子もいるかも。本が苦手な子にも、この位の文字なら高学年でも少しは読みやすいと感じる。名作を知らない子が増えているので、知っておいても良い1冊。英語の単語や文法なども載っているので、学習としても読め、二次元コードで実際に音声が聞ける。 -
Posted by ブクログ
凄く教育的な寓話集だった。階級社会が描かれていることもそうだが、神様が我々に試練をお与えになっている、というようなキリスト教的な考え方もずっと感じ取れる。
どの話にも大抵仙女が出てきて、神の代行か道徳の審判者のように人を評価したり、試練を与えたり(願いを叶えたり)する。美徳や知性を重視していて、心の美しさを持ち続けていないと最終的に幸せにはなれない話が多い印象。特に、両親が甘やかして育てた子どもは忍耐力が足りず、愚かになりがち。まあ、これは両親が悪いんだけど。
逆に、人の美点を見抜き、教養を身につけ、どんなに酷い目に合わされても美徳を忘れずにいればそれは報われる……。正直、今の感覚だとちょっと苦しいかなとは思うし、読みながら「ちょっとうるさいな」とは思った。世の中はもっと容赦無い。
ただ、人の心の美しさこそが幸せを呼ぶ、という希望は個人的には幻想と思いながらも強く望む部分だし、児童文学は夢を描くものであってほしいと思う。 -
Posted by ブクログ
美女と野獣含め13編が収録されている。
ディズニーの話に馴染みがあるから、実写のほうを脳内再生しながら読んでいた。そしたらあっさり終わったので、えっもう終わり?という感じで、ディズニーの細部に渡る世界観の作り込みすごいなと、本とは別のところに関心がいってしまった^^;
訳者解説によると、ボーモン夫人の美女と野獣は、ヴィルヌーヴ夫人の版を下敷きに書き直したものらしく、だいぶんカットされたそう。
他の物語も、「美徳」を説いた、まあ言ってしまえば似たようなパターンの話ではあるが、全体的に読みやすくて、人柄が何よりも大事だということが、身に染み渡ってきた。そりゃ13話も読むと刷り込まれるよな笑
子供の頃に一回は読んで欲しいかなと思う教育的な内容だった。
ヴィルヌーヴ夫人の美女と野獣を読んでみたい。
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Posted by ブクログ
森の奥の城に住むのは、呪いで野獣の姿に変えられてしまった王子様。彼の呪いを解くのには、誰かを心から愛さなければならなかった。城に迷い込んだ商人は野獣に脅され、その娘ベルを差し出したのだが、野獣とベルは次第に心を通わせていって――名作「美女と野獣」をはじめ七つの物語を収録。
美女と野獣は今度実写もあるし(吹き替えキャストがすごいんだそう)ディズニーで一番好きで小さい頃は何度も何度もビデオを見ていたので一度原作読んでみたかったのですが、一般に知られている話とは結構違ってるんだなーと思ったり。改めてディズニーのアレンジの巧みさに感心したんだけど、これ以外の話も実に教訓じみてるというか寓話というか説話というか……童話っていうほど心温まるわけでもなく、どこかピリッとしたお説教じみてるところもあって(訳者さんにもよるのかも知れないけど)正直言えば結構つまらなかったな…というところ。まあこっちも最近あんまり読書に身が入らない所為もあるんですが。