このシリーズの表紙と挿絵が、どこかで見たことがあるような気がする・・・、と、ウスウス思ってたんやけど、先日花丸のエンディングを見て
「あっ!!」
と、ようやく気づきました。
⑪氏って、刀剣のキャラデザインもしてはったね!! まんばちゃん!!
・・・。そういわれると、ジークくん(に白い布をかぶせると
...続きを読む)まんばちゃんに見えてくるマジック・・・。
(アカンアカンアカンアカン)
さてそんなジークくんですけれども、
この二人はいつまでプラトニックやねん・・・!
と、今回ばっかりは思った(笑)。
だって、リサちゃんがこの世界に来てから四年ですってよ!! えェもうそんななるん!?
ちゅうか、ジークくんがリサちゃんに大告白したあの大キュン事件は(作中で)何年前にあたるのかわからんけど、少なくとも数年間はチュー止まりの清い関係なわけで・・・(チュー止まりが清い関係というのかどうかはびみょうやけども)。
イヤそれでエエんか!!
と、今回ばっかりは叫びたくなった。
まァ・・・、マスグレイブ侯爵に嫉妬メラメラなジークくんは、結構
「キャッ!」
ってなったけどね(私が)。
だってここ、姐さん女房(はあ!?)なんよねえ。年下の彼氏かー。年下のストイックイケメン彼氏かー。
も え る な・・・! アンタもう何でも大好物なくせに
結婚の約束をするまえに何かやることがあるだろうといいたいけれども(ひつこい)、決してそれは
「リサ」
「ジーク」
呼びではなかった・・・!
ああーん、「リサさん」ちゅう呼び方がめっちゃ好きやったのにー!!
「リサさん」といいながら二人のときはタメ口かつ攻めッ攻めなジークくんに、いろいろな汁が出たのにーッ!!
もうなんやろう、ふつうのカップルにどんどんなっていくので、ニヤニヤしたいフォーティーズとしては残念ながことが多かったです。
(どうでもいい)
内容はいつもどおりの面白さやったよ。
このシリーズはいろんなことがさくさく進んでいくので、読んでいて起伏があまりないのだけど(失礼)、そのぶん不快に思うこともほぼないのがいい。
そのぶん、ジークくんとリサちゃんのイチャイチャが協調されるのかと思うと、それはそうでもないし・・・。
本編の後に必ずつけてくれはるアメリアとルトとハウルの小話といい、著者はまじめにお料理ファンタジーを書いてはるよな・・・。
ニヤニヤばっかり求めてほんますいません・・・。
まじめな手応えで言えば、ゲルドフ子爵にタンカをきったリサちゃんがかっこよかったです。^^
リサちゃんはほんまに可愛くて申し分も嫌味もない主人公ちゃんやと思います。
あと、慰安旅行のくだりでは、気のいい職場と優しい上司、同僚に囲まれて、自分の子どもも連れて行っていい慰安旅行なんて最高やなと思った。
イケメン同僚と慰安旅行さきであわよくば・・・! ちゅう思考にはならなかったあたりが、自分も子持ちフォーティーズやな、と、思った・・・。
(大丈夫、この本の対象年齢から大きく逸脱してへんかな)
(いつも、いつも)
東洋人の肌を「蜂蜜を垂らしたような黄みがかった色」ちゅう表現はうまいなーと思った。
欲を言えば、「~」の多用が目につくんやけど・・・(文章が軽く見えちゃうというか・・・)。
「~」をつけなくてもこのキャラはきっとこうやって語尾を伸ばしてしゃべってるんやろうな、ちゅうのは想像できるので、もう少し読み手の想像力を信じてもらえればな、と、思ったり思わなかったり(失礼)。
もちろん、続きをリクエストします!
(2016.11.14)