宇野薫のレビュー一覧
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2歳半の子供がいるワーキングマザーです。料理嫌いで、ほぼいつも同じ朝ごはん、子供が食事中に遊び出す。今の毎日の献立をこのまま続けていって、本当にいいのかと不安になっているときに、この本に出会いました。
この本を読んで、私の作る料理をこのまま食べていった子供は、大人になって病気になってしまう。そう、思いました。栄養についての基礎知識、食材についての知識、現代の子供の置かれた状況など、写真と併せて見やすく解説してくれています。
「いやだって、仕事で忙しいんだもん、、」と思ってしまうのですが、その気持ちを察してかの、叱咤激励の言葉が随所随所に書いてあり、めんどくさがる自分の背中を押してくれます。 -
Posted by ブクログ
【5大キーワード】
たんぱく質、カルシウム、DHA、鉄分、発酵食品
脳のはたらきを高めるにはとにかく青魚、ビタミンD!
(鮭、しらす、サバ缶、ツナ缶も)
優秀なタンパク質であるかどうかは、必須アミノ酸をどれだけ含んでいるかによる
(例 ハンバーグには豆腐をまぜる)
成長期の子どもは体を大きくするため、大人以上のエネルギー(栄養と食事のカロリー)が必要である
桜海老、ごま、ナッツなどのちょい足しで栄養価を増やす
お菓子はエンプティーカロリー
煮干しやかつおのうまみ成分でしっかり出汁を取る
(大人になって疲れたとき、ストレスがたまったとき、本能のままにスイーツビュッフェに走るか、フライ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・明日の筋肉は「必須アミノ酸」で決まる
→子どもに必要なタンパク質は大人の1.5倍。
アミノ酸スコアの高い「優等生」やいろいろ な食材を食べて欠けているアミノ酸を補う。
・だるい、イライラの原因は、「自律神経」だった
→食事の量(少なくてエネルギーが足りていないということがないように)・必須アミノ酸(脳内の神経伝達物質の分泌にタンパク質が必要)・良質な睡眠に気を付ける。
・おいしく食べると「味覚」が育つ
→多くの味を経験させて、味覚の領域を広げていく。家族で経験してきた食事が、その子のイメージする食事のすべて。楽しく、おいしい食卓を囲めば、それはあたたかい記憶としていつまでも心に残る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「冷蔵庫の中身がカラダの中身」というキャッチにドキッとして購入。
いつも短時間でササッと出来上がる炒めものが多く、あまり栄養バランスに気を付けられてなかったので自省の意味も込めて読んでみた。
冒頭から最後のページまでずっと耳の痛いことばかり。。。
息子はもう11歳なので今さら感はあるものの、これから食べ盛りなので気を付けてあげよう!と思った。
以外、読書メモ
■栄養素・食材
・脳をつくる
さば、さんま、ぶり、鮭、しらす干し
・骨をつくる
ヨーグルト、チーズ、煮干し、ひじき、高野豆腐、小松菜
・筋肉をつくる
肉、魚、豆腐、チーズ、卵
・血液をつくる
牛もも赤身肉、豚ヒレ肉、まぐろ、あさり、卵 -
Posted by ブクログ
子供にはDHAがかなり大切!
我が家はあまり魚を食べないから改善したいです。
魚は焼き魚だけではなく、ツナ缶やノリ、出汁を取った味噌汁、桜エビなど気軽にとれるように工夫できる。
こどもの食事が炭水化物多めになりがちで反省。バランスよく野菜もあげないとなぁ。この本には栄養のことはたくさん解説してあるけど、レシピは少なめだから別売りのレシピ集も買ってみようかしら。
一つ気になるのは本書にはお母さんの努力が大切とたくさん出てくるけど今の時代お父さんや親御さんといった表記でもでもいいんじゃないかな。
でも子供や親の栄養を考える上で大変参考になりました。