広岡裕児のレビュー一覧
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この本をそばに置いて、中学・高校の歴史と社会の教科書を読み直したい!
授業がつまらないなぁ、試験勉強しんどいなぁと思っている学生さんに「こんな本ありまっせ」と紹介しようと思います。
インタビューされるおじさんたちは、みなさんとてもチャーミング。第二次世界大戦を経験した人、移民でパリに来た人、難民と...続きを読むPosted by ブクログ -
めっちゃくちゃおもしろかった!!
まず開いた瞬間に目に入る
「ひらめいた。パリでおじさんを集めよう」
という一言で一気にワクワク感が増す。
工房でピカソと一緒に過ごした
ことのあるおじさんとか
地下洞窟に魅了されたおじさんとか
ホロコーストの隠された
子供だった...続きを読むPosted by ブクログ -
いわた選書2冊目!
タイトルからどういう内容の本か想像できなかったけど、読み出すととても面白かった。パリって華やかな観光地のイメージしかなかったけど、重い歴史があるんだなあと
おじさん一人一人の生き方、哲学がとてもかっこいい。これ、日本でやるとどんなおじさんが集まるのかなあPosted by ブクログ -
人生経験豊かな"おじさん"。
そんな"おじさん"をこよなく愛する作者の金井真紀さんが、パリ在住のジャーナリスト広岡裕児さんと共に、パリのおじさん達へインタビューをしていく。
実にそのおじさんの数67人!
インタビューした、おじさん達の似顔絵も毎度描かれており、イメージがしやすく、端的に纏まった文章は...続きを読むPosted by ブクログ -
色んな人の人生が一冊に詰まっていた。
世界は救えないけど、ただひとりの人に向き合うだけ。わたしたちはそれしかできない。
でもそれが大事なんだと思っていますという言葉が
響きました。Posted by ブクログ -
視点がとても面白くて、一気に読み進めました。おじさんの視点で見る彼らの人生は様々で、地に足についた楽しい話も、苦労した話も、辛い話も、楽しい話も話が沢山聞けて、刺激的でした。こんな話、普通に生きていたら聞けませんよね。
みんな違ってみんないいんだなと改めて思いました。良い本でした。Posted by ブクログ -
フランスは色んなところから色んなところから理由で来ている人たちがいるんだなあ。と改めて分かる。
戦争など大変なこと、苦しいことを体験している人たちがさらっと言う一言の重さよ…。急に涙が出そうになったりする。
色んな国と接しているからこその、受け入れたり、理解しようとする心がある人が多い気がする。
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一人一人の人物像が鮮やか。
難民問題や、植民地支配、
ユダヤ人虐殺の
歴史などが個人のストーリーから
リアルに迫ってくる。
一方で、こんな風に魅力的な
「東京のすてきなおじさん」は
いるのか、自問してしまった。
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タイトルを見た瞬間、惹かれた。
パリという場所がよくわかるかなと思って読み始めたら、この本はもっと深かった。
長く生きている「おじさん」だからこそのドッシリした考え方がとても勉強になった。そして絵が本当に素敵!色使いも最高でした。
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おじさんを語るならこのくらいの分厚さがほしい・・!最高!!
インタビューのほんの一欠片というか、相当断片的なはずなのに、なんかその人自身が垣間見えるような、そういうコミュニケーションをとっているインタビュアーのお二人もすごい。
そして全おじさんが素敵Posted by ブクログ -
おじさんを集める?!
イラストも素敵だし、パリのおじさんはおしゃれなんだろうなと思ったり。
ほとんどがパリの街を歩き回ってインタビューしたおじしんたちなのだそうだ。
おじさんたちには、それぞれに歴史があって、よくこんなに話が引き出せるモノだと思う。
戦争、テロ、宗教、差別、移民など、色々と考えさ...続きを読むPosted by ブクログ -
パリのお洒落おじさんを紹介してくれる本かと思ったら、それ以上の考えさせられる本だった。
フランスの移民問題、戦争の歴史、宗教、人種…
おじさん(というかひとりひとりの人)を通して、その背景を知る。
とても深い本でした。Posted by ブクログ -
パリだからということでもないが、本当にいろいろな人生、考え方、生き方があるな、と感心してしまう。
パリ×おじさん、という組み合わせで、行き当たりばったりで聞き出す、その人の個性。面白い。Posted by ブクログ -
表紙からパリの人のファッション・お洒落についての本かと思ったら、全く違った。
いい感じに裏切られた。
現在のフランスの事情(2023/07/04現在)を知るために知りたい人は手に取って欲しい本。
移民・難民の受け入れてきた国だからこそ「パリのすてきなおじさん」に出会えたとも言えそうだ
。
たまたま...続きを読むPosted by ブクログ -
絵も雰囲気も素敵だった〜。カフェで読書してたんだけど、その場が一気にパリの雰囲気に(笑)!おりしもBGMはクレモンティーヌ。いいねぇ。
パリにフリーメイソンの博物館があるなんて知らなかった。秘密結社の匂いがするから、こんなにオープンで明るい感じとは!
「人生を学んでいるあいだに手遅れになる。だから...続きを読むPosted by ブクログ -
文筆家・イラストレーターの金井真紀と、フランス在住ジャーナリストの広岡裕児による、パリのおじさんたちのイラスト付きインタビュー集兼エッセイ。数十人の一般のおじさんと少しだけ女性のインタビューが、それぞれの顔のイラストや風景イラストなどと共に構成されている。普通のレストランオーナーや弁護士のおじさんの...続きを読むPosted by ブクログ
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おばさんはエキセントリックで自分勝手だけど←(個人の感想)おじさんは味わいあるなあ。それぞれが自分の生き方に自信を持っていて堂々と
してる。みんな自分の言葉で語ってる。ちゃんと自分の足で歩いてきたことがわかります。こんなおじさんみたいになりたいと、既におばさんになりきってる自分は憧れますね。絵がとて...続きを読むPosted by ブクログ -
パリのおじさんについてのライトなエッセイ、とタイトルから想像した内容は読むと全く違った。移民、難民、テロ、外交とフランスの内なる問題をおじさんを通して知ることができる。Posted by ブクログ
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2022年14冊目。
すてきなおじさんだらけでした。
挿絵もかわいくて、文章も何とも親しみやすい。
ゆるく楽しく読めるのに、内容は実に奥深い。
パリで、道行く(?)すてきなおじさんたちとのさまざまな会話から、人生について、歴史について、人種や戦争についてなどなど、多くのことを教えられます。
特に...続きを読むPosted by ブクログ -
「Artは古代ギリシャ語を起源とし「芸」「技」という意味。そこから生まれた単語が芸術家Artiste、職人Artisant。芸術家と職人は根っこが一緒。」
ー愛においても料理においても早いことはよくないー
カビール、ベルベル人 rf『貧者の息子』ムルド・フェウラン著。Posted by ブクログ