横山雅彦のレビュー一覧
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最高です。
ただのシャドーイングだと、そのうち文章を覚えてきてしまって、脳死で繰り返しているだけになってしまう印象があるのですが、このトレーニングはきちんと集中して聞いて、即座に反応しないといけません。
めちゃめちゃ頭を使っている気がします。
本を使わずに音声だけでトレーニングできるのも良いところ。
個人的には、最初に閉本(本を見ずに音声だけ)でトライし、ダメだこりゃ、となってから本を見て確認するのがおすすめです。
先に見ると文章を目で覚えてしまうし、現実の会話は文字起こしされてませんし。
仕事で使う英語で、疑問文を使えるようになった実感があります。肯定文の語尾の発音をただ上げるだけじゃな -
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ネタバレEnglish Nativeの持つ「心の動き」(習性、習慣)として、無意識に従っている思考様式がある。それの思考様式、パターン、ルールに基づき、活用しているのが、言語としての英語である。
日本人が、このEnglish Nativeの心の動き、思考パターンに沿わずに、英語を話しても、Nativeには通用しない、「英語もどき」となる。
日本人は、明治時代に、英語を、現代国語として取り入れたが、英語の思考パターンまでは、取り込めずにいる。
英語の思考パターンとは、「Claim」に対する、How, Whyを問う思考である。これは、相手の意見Claimを尊重するが、その内容を納得して尊重する(Lo -
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ネタバレ日本語にはない英語のロジカルコミュニケーション
三角ロジック
①クレーム=主張・意見・・・何が言いたいのか?
②データ =クレームの事実
③ワラント=データの根拠
通常の会話や文章でも必ず①②③の順で言う。
クレーム直接攻撃はタブー。
反論はデータかワラントを突く。
過去形は意見にはならない。現在との対比のみ。
ひとつの段落=ひとつの三角ロジック。
ワラントは省略されることが多く、
論証データ(=レトリック)の組み合わせ。
1.現状分析
2.エピソード
3.定義
4.引用
5.対比
日本語では「言わぬが花」。
はっきり言わず察してもらう「形式と情緒」。
日本人の -
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ロジカルとは何かということについて、そしてそれに対してどのように接したら良いのかについて書かれています。日本人にはこのロジカルに弱いという弱点があり、それがなぜかということ、そしてそれは弱点であると同時に、実は他に長所として残されたもののためであるということが書かれていて、なるほど日本人としてこのように考えるとということを勉強させられました。相手にわかる文章の書き方、説明の仕方についても、具体的な問題文を解きながら学ぶことができます。ロジカル思考と英語は、それに対抗しなければならない時のための護身術として学ぶべきという見方は、非常に参考になり、また日本語の大切さに気づかされました。