加藤博子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たまたま適菜収氏の著作を読んでたらこの本が出てきたのでそこから興味が湧いて読んでみたのだがとても面白く著者がやっているという哲学講義を受けているかのようでぐんぐん読み進めていった。せひ本物の講義も受けてみたいと思った。難しい内容センシティブな内容をここまで分かりやすく丁寧にまた簡潔に伝えてくれるから納得感が凄いしどんどん前のめりにのめり込む。だから終わった時にすっかり温泉上がりのように蒸気した姿になるのだろう。細胞が活性化しているのが分かる気がする。そしてここ最近読んだ岡潔先生の本でも仏教の事が書いてあったりこの加藤先生も瞑想のことに触れてたり哲学や数学などを突き詰めるとそういう方向スピリチャ
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Posted by ブクログ
ネタバレこのごろ「死」テーマの本をいろいろ読んでいる。呉智英が手塚治虫『ブッダ』に「法華経の思想が入ってる、それは全然いいんだけど」とあった
シャカ族の生き残りアナンダは、ブッダの教えを霧散消滅させようとする魔神に見込まれて「伝説的強面強盗だったが改心してブッダの教団に入る(裏切るため」使命を与えられた…二重スパイのどちらの顔が本心で生きる本音なのか?
葬式でもブッダの教えが「幸福になるため」というような法話をする大乗仏教は「永遠のブッダ」を持ち出してしかも体育会的没頭修行する顚倒で啓示宗教でない「智慧の宗教」特質を喪失したといえる。