加藤博子のレビュー一覧

  • 五感の哲学 ~人生を豊かに生き切るために~

    Posted by ブクログ

    たまたま適菜収氏の著作を読んでたらこの本が出てきたのでそこから興味が湧いて読んでみたのだがとても面白く著者がやっているという哲学講義を受けているかのようでぐんぐん読み進めていった。せひ本物の講義も受けてみたいと思った。難しい内容センシティブな内容をここまで分かりやすく丁寧にまた簡潔に伝えてくれるから納得感が凄いしどんどん前のめりにのめり込む。だから終わった時にすっかり温泉上がりのように蒸気した姿になるのだろう。細胞が活性化しているのが分かる気がする。そしてここ最近読んだ岡潔先生の本でも仏教の事が書いてあったりこの加藤先生も瞑想のことに触れてたり哲学や数学などを突き詰めるとそういう方向スピリチャ

    0
    2019年03月19日
  • 死と向き合う言葉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このごろ「死」テーマの本をいろいろ読んでいる。呉智英が手塚治虫『ブッダ』に「法華経の思想が入ってる、それは全然いいんだけど」とあった
     シャカ族の生き残りアナンダは、ブッダの教えを霧散消滅させようとする魔神に見込まれて「伝説的強面強盗だったが改心してブッダの教団に入る(裏切るため」使命を与えられた…二重スパイのどちらの顔が本心で生きる本音なのか?
     葬式でもブッダの教えが「幸福になるため」というような法話をする大乗仏教は「永遠のブッダ」を持ち出してしかも体育会的没頭修行する顚倒で啓示宗教でない「智慧の宗教」特質を喪失したといえる。

    0
    2025年03月10日
  • 五感の哲学 ~人生を豊かに生き切るために~

    Posted by ブクログ

    五感、単独で、そして、融合して働いてきますね。歳を重ね、徐々に五感も鈍くなりつつありますが、五感と感性、いつまでも持ち続けたいです! 視覚・聴覚は客観的、味覚・臭覚は主観的、触覚はその間とか、なるほどと思います。見たい風景は?、どんな音楽が好きか?、今までで美味しかった食べ物は?、匂わないのが文明・匂うのが文化、抱擁・添い寝の安心感、人生を豊かにするカギは、五感・感性かもしれませんね! 加藤博子 著「五感の哲学」、2016.5発行。

    0
    2019年05月12日
  • 死と向き合う言葉

    Posted by ブクログ

    「死」について、過去の名作の著者等がどんなふうに捉えていたのかを、呉さんと加藤さんが対談形式で語るもの。カミュやエンデ、サンテクジュペリ、ニーチェ、孔子といった海外の知性から、柳田國男、宮沢賢治、折口信夫など、日本の事例まで取り上げている。テーマは面白いのだが、この対談が言いっぱなしというか(だから対談なんだけど)、思いつきの羅列という印象、酔っ払っているのかと思うような箇所すらあり、ちょっと期待と違ってた。「死」というテーマでさまざまな作品を読み解くのは面白い取り組みであり、別の本を探してみようと思いました。

    0
    2022年02月26日
  • 死と向き合う言葉

    Posted by ブクログ

    死を題材に呉智英がいろいろと語る本。雑学的に気軽に読めるが、呉が好きでないとふーんで終わってしまう感じ。

    0
    2021年07月22日