あらすじ
生きる幸せの本質とは何か?
幸せな人生を送る秘訣とは何か?
「人間本来の豊かな五感を取り戻すこと。そして五感を磨くことです」
「感覚のキャパを広げれば、人生の幸福感は深まる。その鍵が『想像力』なのです」
大学や市民講座で大人気の哲学講師、初の著作。
「世界をよく見て聴いて嗅いで味わって触れてみることが、私たちが死の床まで携えてゆくことのできる至福のよろこびを構築してくれるでしょう。
五感の哲学という試みは、ものごとをただ抽象的に考えるのではなく、自分の身体感覚を敏感にして、まずは身体全体で世界から降り注ぐシャワーを感じてみることです。
この一度きりの人生を豊かに生き切って、この世を味わい尽くして、あの世に旅立つ道を辿ることが、本書のテーマです。」
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Posted by ブクログ
たまたま適菜収氏の著作を読んでたらこの本が出てきたのでそこから興味が湧いて読んでみたのだがとても面白く著者がやっているという哲学講義を受けているかのようでぐんぐん読み進めていった。せひ本物の講義も受けてみたいと思った。難しい内容センシティブな内容をここまで分かりやすく丁寧にまた簡潔に伝えてくれるから納得感が凄いしどんどん前のめりにのめり込む。だから終わった時にすっかり温泉上がりのように蒸気した姿になるのだろう。細胞が活性化しているのが分かる気がする。そしてここ最近読んだ岡潔先生の本でも仏教の事が書いてあったりこの加藤先生も瞑想のことに触れてたり哲学や数学などを突き詰めるとそういう方向スピリチャルな感じにまで行かざるを得ないのかなという気がした。変な意味ではなく。ともかくもっともっと沢山の本を読んで五感を研ぎ澄ませる必要がありそうだと思った。たしかに楽しいわこりゃ。