ロマン優光のレビュー一覧

  • 90年代サブカルの呪い
    かつて「電波系」、「ドラッグ」、「死体写真」などの露悪的な表現や、盗聴、盗撮などの犯罪スレスレの表現を称揚し、近年では「レイシズム」の源流ともされたりする(野間易通『実録・レイシストをしばき隊』など)「90年代サブカル」こと「鬼畜系・悪趣味系」カルチャー。それを通過しつつも、どハマりはしなかった著者...続きを読む
  • 日本人の99.9%はバカ
    第三章、第六章が特に興味深かった。
    ちいとも不快に感じないのは、冷静で丁寧な書き口だからだな。面白かった!
  • SNSは権力に忠実なバカだらけ
    タイトルや帯の内容はだいぶ挑発した感じだけど、中身は地に足のついた内容で共感の出来るものばかりだった
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    ロマン優光さんと同じく私も岡田斗司夫が嫌いなので良かったです
    自称オタキングとこき下ろすのは痛快です
    地下アイドルの魅力は伝わりませんでしたが熱量は伝わってきました
    Vtuber推すのにもちょっと近似値を感じました
    ちょっと物事を俯瞰した視点がいいですね
    ひろゆきさんとは違って安定感というか安心感が...続きを読む
  • 90年代サブカルの呪い
    お焚き上げの気持ちで読んだ。
    著書がミュージシャンということもあり、90年代の音楽が好きであるけれど人権意識が低かった時代というものをきっちり見つめ受け入れないといけないと思いました。
    悪趣味系というサブカルにも触れたことがあるがアップデートをしていく上での回想として良書でした。
  • 90年代サブカルの呪い
     サブカルの中で特に、鬼畜系と悪趣味など特に尖った部分に着目していて、僕もかなりサブカルにどっぷりだったのだけどそっちは怖いのであまりタッチしていなかった。根本さんと丸尾さんの本は持っていたけど、お化けや神様を信じているので運が下がりそうな怖いのは触れないようにしていた。エロ本もサン出版の『投稿写真...続きを読む
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    平易にも関わらず独特な個性を持った文章が素晴らしい。中森明夫氏を批判するときの追い込み方がまさに将棋の格言の「玉は包むように寄せよ」のようで逃げ道を許さないところも圧巻でした。(町山氏への批判へは愛があるけど) とにかく面白かった。
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
     間違ったサブカルより問題はマウンティングしたがることにあるように思ったのだが、それを考えるとサブカルから離れてしまう。サブカルが間違っていてもマウンティングしたがらなければそれほど問題ないのではないだろうか。マウンティングという言葉に意識が向くようになったので、今後誰かがマウンティングしようとした...続きを読む
  • 日本人の99.9%はバカ
    男気説教ユニット「ロマンポルシェ。」のディレイ担当メンバーであるロマン優光によるバカ論。ちなみに相方の掟ポルシェが説教担当。著者によれば愛すべき「ばか」は本書の対象ではなく、不快な「バカ」を対象にしているとのこと。ネトウヨ、学校、サブカル、音楽海周辺に生息する「ばか」どもをバッサバッサと斬りまくって...続きを読む
  • 嘘みたいな本当の話はだいたい嘘
    Twitterのフォロワー関係で流れてきて興味持ち、読んだ。

    最近の陰謀論、デマなどに関する話題を取り上げているが、割とフラットに意見を書いているという印象を受けた。小林よしのり氏や小山田圭吾氏のことに触れている本はあまり無いので、その点新鮮だった。
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    過去のサブカルの歴史とかを知らないとあまりピンとこないような内容でした。もう少し年代が上の方には、どストライクだったのだろうと思いました。
  • 90年代サブカルの呪い
    きちんとしたサブカル史というのが第一印象。ただし著者の持ち味である文章の良さはあまり感じられなかった。揺さぶられるものがなかったのだ。とはいえそれは肯定的に捉えるべきなのだと思う。
  • 90年代サブカルの呪い
    サブカルについての「語り」は、ともすれば語る当人の知識レベルでのマウンティング合戦の体で炎上することが多いことからもわかるように、そもそも状況論的な分析が多い。
    (例:その頃〇〇が☓☓だったことも知らねーのに△△とかwww。)

    で、そういった状況論的な語りが過去のものに対するものであった際、今の価...続きを読む
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    ニューウエーブテクノユニット「ロマンポルシェ」の片割れである著者の3冊目。オタクvs.サブカルについて論じているが、正直どうでも良い話。前半は中森明夫批判主として進んでいくので、中森本人からの反論も聴きたいところだが、中森自身はおそらく歯牙にもかけず、あるいはもしかしたら本書の存在すら知らないのでは...続きを読む
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    ロマン優光がサブカル界を斬った第二弾。

    前作でも思ったけど、正直サブカル界に興味のない人にとってはどうでも良い話。
    ただ、サブカル文化人の中でもいろんなジャンルがあるということはよくわかった。
  • 日本人の99.9%はバカ
    ロマンポルシェのメンバーのロマン優光が、今の日本にはびこるバカを分析した一冊。

    百田やネトウヨなど、本当に頷ける部分もある反面、サブカル畑の話などはあまりピンと来なかった。
  • 間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに
    「サブカルって何だっけ?」というのが読後の最初の感想。まぁサブカルだのオタクだの呼称なんて「マニアでいいじゃん」という著者の主張には同意。好きな情報/対象で楽しめばいい。他人のことなんてどーでもいいよ。
  • 日本人の99.9%はバカ
    書名に反してとてつもなく生真面目な論だったw あまりにもマトモすぎて面白みに欠けているところが面白い屈折ぶり。それはそれとして、171ページ2行目~ブーくんが突如激昂して叫びました。は、フーくんの誤記と思われるが、たぶんそれすらも最終章の著者の叫びを説得力あるものにするがための意図的な… あ、あと話...続きを読む