門賀美央子のレビュー一覧

  • 文豪の死に様

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    文豪と呼ばれる人々を全く知らない私にとって、どんな人物がいてどんな生き方をしてとゆうのがおおまかに把握できた本でした。
    興味の湧いた人物への取っ掛かりができた気がします。
    死ぬ年齢は様々、いつ死ぬかわからない人生、少し考える時間ができました。

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    2024年01月22日
  • 文豪の死に様

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    タイトルと装丁が良かったので。

    文豪と呼ばれる方たちの作品は今より若い頃に読んでいた。
    よく読んでたな~と今更ながらに感心。
    結構文体とか難しかったはずで、今読む気にならない(笑)

    この中では有島武郎の本を何冊か読んでいたけれど、
    こんな奴だったのかと。
    門賀さんの解釈は本当に面白い。
    樋口一葉も早く亡くなってるからよくわからないままだったけど、
    想像と違ったし。
    岡本かの子は興味深いから、なんか読みたい。

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    2023年11月14日
  • 文豪の死に様

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    小難しくなくて良かった。各文豪に対する著者の解釈もいい。マンガとかで文豪や文学に興味持った人におすすめしたい。

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    2023年08月10日
  • 文豪の死に様

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    10名の作家の最期をテーマにしたエッセイ様とした文章で、著者の方が「一文豪一死因」と記しているように、様々な作家の生き様をユーモラスに描いています。
    かなり今風の言葉で書かれていて、ネットスラングなども多く使われているので、好き嫌いが分かれますが、個人的には、よく調べられていて、まとまりもよく、最後まで楽しく読むことができました。

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    2022年02月24日
  • 文豪の死に様

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    WEBで連載してた頃からこの記事を読んでいましたが、それらを大幅に加筆してまとめた一冊。
    研究者ではないライターである著者の視点を通しての描き方に好き嫌いが分かれるかもしれませんが(それと、いまどきのネットで使う文章・言い回しが多いので、そこらへんのノリが受け入れられるかどうかも、読者を選ぶかと思う…)個人的には、各文豪の解釈について肯定・否定はそれぞれ読者側に委ねられてて自由ですし、各引用や参考文献もしっかりまとめられてて、読み物として面白かったです。
    私は、この本の「森鴎外の死に様」の解釈なんかとても好きですね。
    竹田昼さんの挿画も良かったです。

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    2021年06月28日
  • 文豪の死に様

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    ネタバレ

    伝記に著者個人の感情はいらねぇと思っていたら、狙いの一つだったようで。なるほど、確かに年譜を諳んじているよりは共感を得られるだろう。好みは置いておくとして、面白い試みではある。
    アイデアも抜群に良い。山田風太郎の『人間臨終図鑑』を、文豪と呼ばれた人々に限定し更に煮詰めたもので、とても濃い。梶井基次郎や小林多喜二など、作品と名前は知っていても…といった文豪の生き様は実に興味深いものだった。

    250514再読

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    2021年01月04日