林寿和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜできる女性は嫌われるのか、女性はリーダーに向いていないのか、昇格しない女性が多いのはなぜか、などの問いかけから今の社会構造について分析されている。
結局は、全てこれは無意識バイアスによって起こるものだと再認識。
今までの社会構造がどうしても男らしさと女らしさの定義を作ってしまい、そこが仕事という場でも無意識のうちにお互いが求めるものがその方向に行ってしまっているから。
暗黙のルールである、男性はこうあるべき、女性はこうあるべきか、強く形成されているのも事実。
今のこの状況で、女性が管理職になる事に抵抗をもつ人は多いが、このままでは世の中が変わらないのも事実。
今トークンである女性 -
Posted by ブクログ
自分ごととして読みました。
わたし自身も、「管理職(この本を読むまでは=リーダー、と思っていた)になるには、自分の気持ちを犠牲にして男性らしく降るまわらなければ評価されない」と思っていたが、さまざまな定量データから、男性のリーダーと女性のリーダーに求めていることは違うということを理解した。
とはいえ、「必ず成果を出して、そのうえでアピールすること」を前提にして、女性らしさを表現することは求められているので、その組織の文化に合わせた成果を上司に伝え、そして女性らしさで部下に接するということは「なるほどな」とハラオチしたところである。
▽読み返したい
・交換型リーダーシップと変革型リーダーシップ -
Posted by ブクログ
「女性が」管理職になったら読む本、とわざわざ題名につけているだけあり、テーマとしては、現代社会で女性がリーダーとなるのは男性ほど容易じゃないけど、気付いてないだけで十分リーダーとしての素質を女性も持ってるんだよ、だから自信持って!という女性リーダーを後押しする内容になっている。
自己啓発系の本というのは、ひとつのリーダー像が完成されていて、そこに辿り着くまでのアプローチ法を述べているイメージがあったが、この本は冒頭からそもそものリーダー像を崩したうえで、自分でいちから作っていくプロセスが大事だと述べている。
なので、リーダーとはこうあるべき!なのに出来ていない自分!という呪縛から解放される。
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Posted by ブクログ
ネタバレ女性の好ましくない性格と、リーダーの好ましい性質が近い。
二面性を切り替える必要がある。
内面的な変革を与える、女性型のリーダーシップが求められる。ノルマなどより、モチベーション、コーチングなど。
性差によるガラスの天井。女性からも。
女性は自信がない。組織がそうさせている。野心はある。
ひとりふたりだと、少数派とみなされる。35%が少数派と思われないティッピングポイント。
Bossになることと、bossyになることは違う。どう思う?あなたのアイデアは?と部下に聞く。
ロールモデル。その人の良いとこ取りをする。全人的なものではなく!
リーダーは「進むべき道を示す」「人を動かす」
リーダーになっ