佐藤一斎のレビュー一覧

  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    志を高く持つこと。それは、大金持ちになるとかそういったことではない。
    非常にありがたい内容でした。これからも読みたい内容ばかりでした。

    0
    2023年01月18日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    この歳になってやっと?と言われそうだが、確かに30代、40代にこの本を読んでいればもう少し人生は変わったのかもしれない。
    まぁ、還暦を過ぎた今だから内容が素直に頭に入ってくるのかもしれないけど。

    0
    2022年09月22日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    志を立て生きるとは何か。
    人としてどうありたいかということに対して向き合うことができた。
    大志を抱き、謙虚に人の良いところを見る。

    0
    2021年05月30日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    佐藤一斉という素晴らしい方が残した、日本が誇る帝王学の書。

    西郷隆盛が愛読していたというこの本は、若きセールスパーソンから指導者まですべての人のために役立つ素養を習得するのに必読です。

    良きリーダーとはなんなのか。
    人格者とはなんなのか。

    江戸時代から今なお受け継がれる「武士の魂」がこもった作品。
    まさに日本人の必読書です。

    0
    2020年02月06日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    素晴らしいです!
    どの言葉も、しみます。
    いつか、全文を読みたいと思います。
    再読のたびに、新しい発見、気づく言葉があるのでしょうね。
    すごい本でした。

    第二四三条 血気には老少有りて、志気には老少無し。老人の学を講ずるには、当に益志気を励して、少壮の人に譲る可からざるべし。少壮の人は春秋富む。仮令今日学ばずとも、猶お来日の償う可き有る容し。老人には則ち真に来日無し。尤も当に今日まなばずして来日有りと謂うこと勿るべし。 ー 127ページ

    体力からほとばしる血気には青年と老年との違いはあるが、精神から発する志気には違いはない。だから老人が勉学に取り組むには、ますます志気を励まして、青年や壮年

    0
    2019年05月19日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    1772年~1859年を生きた佐藤一斎さん。博多の歴女、白駒妃登美さんの講演で「死刑に次ぐ重罪人を流す場所、沖永良部島に送られた西郷隆盛が持っていった本の一つが言志四録」とおっしゃっていたのがきっかけで読んだ本。

    人間として大事な教えが、たくさん詰まっていて語り尽くせないです。

    志:心の立派な人になろうとする意志

    青春とは、心の持ち方

    世の中、色々な災難、ネガティブな事がふりかかるけれど、払いのければ人生は晴天のように明るい

    降りかかる何事も「楽しい」に変換

    心が爽やかであれば何事も処理できる


    常に死と隣り合わせだった西郷隆盛さんと重ねるなんておこがましいけれど、遠方の地で正直

    0
    2016年06月04日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    多くの人に強くお勧めしたい本。

    学問は、知だけではなく徳を身に付けるものでもあると思うが、後者を身につけるための本は限られていると思う。
    その数少ない書物の中でも、珠玉の一冊といえる。

    一回だけ読んでしまえば読む必要もない本が多いが、この本は1000回でも1万回でも読むべきスルメ本だと思う。

    0
    2012年12月11日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    1800年前後の思想家、儒家である佐藤一斎の著書4冊をまとめたもの。西郷隆盛が座右の書にしたり、弟子には吉田松陰の師である佐久間象山を輩出したりと、明治維新の原動力になったと言っても過言ではない書。
    中心思想となるのは本の題名からも分かるように「志」。
    学問をするにも、自分を修めるにも、国を治めるにも、職を全うするにも、手段手法云々よりもまず「志」があって初めて反省し、練磨できるというもの。
    時々本を閉じ、沈思しながら読むに値する。

    ちなみに、背表紙に日本刀が描かれているのが個人的にはツボだった。日本男児たるもの、心に常に真剣を持てというメッセージだろうか。

    0
    2012年10月25日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    過去の過ちを後悔する人はいるが現在していることをの過ちを改めるものはいない
    どう対応するかで、決して逃げてはいけない
    言葉ではなく行動、行動でなく心のあり方
    利益になることを一つ始めるよりも害になっているものを一つ除く
    褒めることは何よりも何よりも大切 食と同じ
    まずは志を立てること
    知りて行わざることはまだ知らざると同じ
    着眼大局着手小局
    宗教は信じることから始まり哲学は疑うことから始まる

    0
    2025年09月28日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    志を高く持つには
    己を律するには
    人の上に立つ者の心構えとは

    現代にも通じる自己修養・リーダー論。
    時に、耳に痛い内容も。

    詩的な表現の美しさや、ぱっと開いてどこからでも読める構成など、中国の「菜根譚」と共通するものがある。
    折に触れて読み返し、かつ学んだこと・気づいたことを実行に移したい。

    0
    2023年01月25日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    徹底して道を説く。ただし、すべての前提に志がある。
    この本を自ら手に取る人にとっては忘れられない文言が見つかる本なのではないだろうか。個人的にも忘れたくない言葉がいくつもある。
    個人的に好きな言葉は「やむにやまれなくなって、花はつぼみを破って咲くのである。」

    0
    2021年09月13日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体を通しての感想
    いつの時代も普遍的なことがある。と感じた。時代毎の環境の違いや文化の違いはあれど、人との接し方、自分との向き合い方は変わらないんだと思う。「古臭いカビた本」かもしれないが、変わらないこともある。
    古文が苦手な人でも「現代語抄訳」されているのでとても読み易い。

    考えていること。
    迷っていること。
    壁にぶち当たっている人。
    人との接し方で悩んでいる人。
    は一度読んでみることをおススメします。

    リーダー指南書と紹介されているが、仕事や対する心構え、志の持ち方、日常の気付き、人との接し方など
    大事なことを言語化できると思う。


    “心理は是れ竪の工夫、博覧は是れ横の工夫、竪の工

    0
    2019年04月11日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    言志四録諸読者にとってはとても読みやすく、
    内容も十分読む価値はあったと思う。
    原文が小さく、ほとんど読まなくても良いのは、
    読みやすくもあるが、賛否が分かれそう。

    年をとっても常に学び続ける姿勢や心の持ち方についての言葉には、
    はっとさせられることも多い。
    その一方で、「足るを知る」のように、
    生き物の真理を言っているものの、
    捉えによっては年長者や権力者が良いように利用しやすい言葉だな、
    と思うことも多い。
    すべてを鵜呑みにするのではなく、この中でも言及されているように、
    まずは受け入れて、そして言葉の意味をじっくりと考え、
    受け入れるものは積極的に受け入れる、
    というのが良い気がする。

    0
    2015年12月26日
  • 志の見つけ方 話し言葉で読める言志四録

    Posted by ブクログ

    現代語訳すぎて、どーかな?と思うの部分もあるけれど、どの話もツボを突いてくる。仕事に役立つのは間違い無い。

    0
    2015年12月12日
  • 志の見つけ方 話し言葉で読める言志四録

    Posted by ブクログ

    佐藤一斎の言志四録が現代語になった。
    当然に一部の項目を抄録したものになっているが、その思想は分かりやすかった。
    上下関係を所与としている点に、個人的には違和感もあるが、その立場なりに全体の調和のための覚悟をもつことや、何事もバランスの勘所を大切にしていそうなところが好ましく感じられた。
    振り返って原書を味わってみたいと思った。
    15-190

    0
    2015年09月04日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    「少にして学べば、即ち壮にして為すこと有り・・・」の三学戒で知られる斎藤一斎の語録。「現世で誹られても褒められても気にすることはない。死んでから批評されることが怖い。子孫に迷惑をかけてはいけない」「やむにやまれなくなって花は蕾を破って咲くのである」「言葉ではなく行動、行動よりも心の在り方」「魚は水があることに気づいていない」「戦いにおいては武器に依存するな。軍律が保たれているかどうかが重要である」「朝ごはんを食べていないとお昼にお腹が空くように、若いころ勉強していないと、壮年になって物事の判断がつかない」などなど。

    0
    2015年07月28日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐藤一斎の『四録』をほぼ網羅したのはよいのだが、いかんせん編者の訳がおおざっぱ。やさぐれた解説文の毒っぽさで、原文の重みが殺がれているように感じる。先に他の訳書を読んだせいもあるだろうが。

    一斎自身はさほど世間を斜に構えてこき下ろす姿勢はなく、そもそも儒学自体がそうだったと思いたいのだが。

    初心者には読みやすい本。
    訳文をやたら目立たしく太字にしてくれなければよかったのだが。原文の文字が小さいのが残念。

    ただし、編者が読んだ関連古典の引用などは有用。
    巻末に索引もあるので便利。

    0
    2014年12月09日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    佐藤一斎という人物ですら知らなかったが、この「言志四録」が西郷隆盛をはじめとする明治維新の立役者たちや小泉元首相などに影響を与え、指導者のバイブルとして広く読まれている本であることもとても興味深かった。編訳者まえがきの小泉元首相と当時外務大臣であった田中真紀子氏とのくだりはとても面白かった。
    やはりリーダーになりうる資質というものはあるのだろう。

    0
    2012年07月16日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前読んだ藤巻幸夫氏の著書に、影響を受けた本の1つとして言及されていたので読んでみることにした。原文(漢文の書き下し文)に、現代語の訳や解説がついた構成で理解しやすい。最近欧米や、現代の人の著作ばっかり読んでたので、こういう日本の歴史ある考え方(道)を垣間見れたのはいい勉強になったと思う。


    [読書録]====================================================


    少にして学べば、即ち荘にして為すこと有り。
    荘にして学べば、即ち老いて衰えず。
    老いて学べば、即ち死して朽ちず。

    人は環境によって作られるが、その良い環境を良い方へと変えていくのは、

    0
    2012年01月09日
  • [現代語抄訳]言志四録

    Posted by ブクログ

    坂本竜馬、吉田松陰、西郷隆盛などの幕末の英傑も愛読した人生指南書。これからの先の見えない時代での燈台になりますよ。他の言志四録の書籍より、薄く、分かり易く解説されています。お勧めですね。

    0
    2009年12月15日