佐藤一斎のレビュー一覧

  • [現代語抄訳]言志四録
    志を高く持つこと。それは、大金持ちになるとかそういったことではない。
    非常にありがたい内容でした。これからも読みたい内容ばかりでした。
  • [現代語抄訳]言志四録
    この歳になってやっと?と言われそうだが、確かに30代、40代にこの本を読んでいればもう少し人生は変わったのかもしれない。
    まぁ、還暦を過ぎた今だから内容が素直に頭に入ってくるのかもしれないけど。
  • [現代語抄訳]言志四録
    志を立て生きるとは何か。
    人としてどうありたいかということに対して向き合うことができた。
    大志を抱き、謙虚に人の良いところを見る。
  • [現代語抄訳]言志四録
    佐藤一斉という素晴らしい方が残した、日本が誇る帝王学の書。

    西郷隆盛が愛読していたというこの本は、若きセールスパーソンから指導者まですべての人のために役立つ素養を習得するのに必読です。

    良きリーダーとはなんなのか。
    人格者とはなんなのか。

    江戸時代から今なお受け継がれる「武士の魂」がこもった作...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    素晴らしいです!
    どの言葉も、しみます。
    いつか、全文を読みたいと思います。
    再読のたびに、新しい発見、気づく言葉があるのでしょうね。
    すごい本でした。

    第二四三条 血気には老少有りて、志気には老少無し。老人の学を講ずるには、当に益志気を励して、少壮の人に譲る可からざるべし。少壮の人は春秋富む。仮...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    1772年~1859年を生きた佐藤一斎さん。博多の歴女、白駒妃登美さんの講演で「死刑に次ぐ重罪人を流す場所、沖永良部島に送られた西郷隆盛が持っていった本の一つが言志四録」とおっしゃっていたのがきっかけで読んだ本。

    人間として大事な教えが、たくさん詰まっていて語り尽くせないです。

    志:心の立派な人...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    多くの人に強くお勧めしたい本。

    学問は、知だけではなく徳を身に付けるものでもあると思うが、後者を身につけるための本は限られていると思う。
    その数少ない書物の中でも、珠玉の一冊といえる。

    一回だけ読んでしまえば読む必要もない本が多いが、この本は1000回でも1万回でも読むべきスルメ本だと思う。
  • [現代語抄訳]言志四録
    1800年前後の思想家、儒家である佐藤一斎の著書4冊をまとめたもの。西郷隆盛が座右の書にしたり、弟子には吉田松陰の師である佐久間象山を輩出したりと、明治維新の原動力になったと言っても過言ではない書。
    中心思想となるのは本の題名からも分かるように「志」。
    学問をするにも、自分を修めるにも、国を治めるに...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    志を高く持つには
    己を律するには
    人の上に立つ者の心構えとは

    現代にも通じる自己修養・リーダー論。
    時に、耳に痛い内容も。

    詩的な表現の美しさや、ぱっと開いてどこからでも読める構成など、中国の「菜根譚」と共通するものがある。
    折に触れて読み返し、かつ学んだこと・気づいたことを実行に移したい。
  • [現代語抄訳]言志四録
    徹底して道を説く。ただし、すべての前提に志がある。
    この本を自ら手に取る人にとっては忘れられない文言が見つかる本なのではないだろうか。個人的にも忘れたくない言葉がいくつもある。
    個人的に好きな言葉は「やむにやまれなくなって、花はつぼみを破って咲くのである。」
  • [現代語抄訳]言志四録
    全体を通しての感想
    いつの時代も普遍的なことがある。と感じた。時代毎の環境の違いや文化の違いはあれど、人との接し方、自分との向き合い方は変わらないんだと思う。「古臭いカビた本」かもしれないが、変わらないこともある。
    古文が苦手な人でも「現代語抄訳」されているのでとても読み易い。

    考えていること。
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  • [現代語抄訳]言志四録
    言志四録諸読者にとってはとても読みやすく、
    内容も十分読む価値はあったと思う。
    原文が小さく、ほとんど読まなくても良いのは、
    読みやすくもあるが、賛否が分かれそう。

    年をとっても常に学び続ける姿勢や心の持ち方についての言葉には、
    はっとさせられることも多い。
    その一方で、「足るを知る」のように、
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  • 志の見つけ方 話し言葉で読める言志四録
    現代語訳すぎて、どーかな?と思うの部分もあるけれど、どの話もツボを突いてくる。仕事に役立つのは間違い無い。
  • 志の見つけ方 話し言葉で読める言志四録
    佐藤一斎の言志四録が現代語になった。
    当然に一部の項目を抄録したものになっているが、その思想は分かりやすかった。
    上下関係を所与としている点に、個人的には違和感もあるが、その立場なりに全体の調和のための覚悟をもつことや、何事もバランスの勘所を大切にしていそうなところが好ましく感じられた。
    振り返って...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    「少にして学べば、即ち壮にして為すこと有り・・・」の三学戒で知られる斎藤一斎の語録。「現世で誹られても褒められても気にすることはない。死んでから批評されることが怖い。子孫に迷惑をかけてはいけない」「やむにやまれなくなって花は蕾を破って咲くのである」「言葉ではなく行動、行動よりも心の在り方」「魚は水が...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    佐藤一斎の『四録』をほぼ網羅したのはよいのだが、いかんせん編者の訳がおおざっぱ。やさぐれた解説文の毒っぽさで、原文の重みが殺がれているように感じる。先に他の訳書を読んだせいもあるだろうが。

    一斎自身はさほど世間を斜に構えてこき下ろす姿勢はなく、そもそも儒学自体がそうだったと思いたいのだが。

    初心...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    佐藤一斎という人物ですら知らなかったが、この「言志四録」が西郷隆盛をはじめとする明治維新の立役者たちや小泉元首相などに影響を与え、指導者のバイブルとして広く読まれている本であることもとても興味深かった。編訳者まえがきの小泉元首相と当時外務大臣であった田中真紀子氏とのくだりはとても面白かった。
    やはり...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    以前読んだ藤巻幸夫氏の著書に、影響を受けた本の1つとして言及されていたので読んでみることにした。原文(漢文の書き下し文)に、現代語の訳や解説がついた構成で理解しやすい。最近欧米や、現代の人の著作ばっかり読んでたので、こういう日本の歴史ある考え方(道)を垣間見れたのはいい勉強になったと思う。


    [読...続きを読む
  • [現代語抄訳]言志四録
    坂本竜馬、吉田松陰、西郷隆盛などの幕末の英傑も愛読した人生指南書。これからの先の見えない時代での燈台になりますよ。他の言志四録の書籍より、薄く、分かり易く解説されています。お勧めですね。
  • [現代語抄訳]言志四録
    ー少にして学べば、壮にして成すあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず。

    吉田松陰の師匠である佐久間象山、そのさらに師匠である佐藤一斎。西郷隆盛も座右の書とした『言志四録』。

    誤解されそうな言い方だが、しかし、ただの江戸時代の自己啓発本であった。これを身につけるには、文章を...続きを読む