並木浩一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【マニアの世界】
機械式時計の種類、ブランドの違い、こだわりなどについて書かれています。
4年ほど前、わたしが当時使用していた時計(クォーツ)のベルトが切れました。それを機に少しいい時計を買おうと思い、調べ始めてしまいました。(これが。。。。)
時計の世界がこんなに奥が深いとは考えもしなかったです。それから約2年間、悩みに悩み続けました。しかし、結局決めることができませんでした。しかも、2年間腕時計なしでも過ごせてしまったことにより、急に時計への興味が薄れてしまいました。
それから、さらに1年半ほど過ぎて、営業をすることになり、さすがに時計が必要になると感じ、買うことを決意しました。
しかし -
Posted by ブクログ
河出新書奥泉光対談3部作(今のところ)の中間。
「この国の戦争」と「天皇問答」、それぞれの2倍くらいの厚み。
ある程度の前知識は必要。
・小説として読む。とりわけ「ヨブ記」に紙幅を割いて。
・アジア太平洋戦争にも言及。現代に活かすのは対話ならでは。
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旧約聖書とは、問いかけ、働きかける姿勢があれば、驚くほど面白くなってくるテクストである。小説のように自由で、思想書のように挑発的なその本質をつかみ出す〈対話〉による入門。
「あまりの面白さに、ベッドから跳ね起きてメモをとる。神を外部に創造し、人権を基礎づけた旧約聖書の真の姿がグッと身近に迫ってくる。」
――加藤陽子さん(東京大学教授/日本 -
Posted by ブクログ
別の方法でより効率良く実現できるものにどう考えても割高なカネを払うということにどうしても馴染みが持てなかったが、この本を読んで少し考えが変わったかも。わざわざ手間暇かけて必要以上に精巧なものを作り上げる、それはひょっとしたら自己満足的で理屈に合わないものなのかもしれないけれど、そうしたものにカネを払わないと一生わからないものがあるのかも。本書で繰り返される職人のこだわりの歴史に触れるたびそう思いました。しかしムーブメントやら何やらの仕組みは結局わからず終い、ちょっとやそっと本を読んだだけでは理解できなさそうだ。こういうブラックボックスに韜晦趣味的なものを感じてしまうのだけど。
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Posted by ブクログ
作者=並木浩一氏の時計にまつわる書籍は、これで4冊目の読破。
ちなみに、氏の講演も聞きに行ったことがあり、御著書には直筆サインをいただいたことも。
本書も、愉しく拝読しました。
特に、「おわりに」の部分はおおいに共感を覚えた次第。
ただ残念なのは、本書=ソフトバンク新書の読みにくさ、開きにくさ。(並木氏の文章・内容ではなく、本自体のこと。)
本自体の装丁に問題があるのか、表紙の厚み・頁の紙質に問題があるのか、頁を開き読んでいると度々肩や腕がこりました。何度、楽しく読んでいたのを頓挫させられたことか・・・。これは、たまたま私が購入した本だけなのか??
何故、前作新書版と同じ光文社新書とか、他