並木浩一のレビュー一覧
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今までぼんやりとしか知らなかったエピソードも原文が引用されて解説されるという形で深く理解することができた。中でも印象に残ったのはヨブ記のヨブが神に訴えるシーン。神がヨブと対等な存在として描かれている点も旧来の神のイメージとは異なるものでユニークなものであったが、私はそれでもヨブが神に対してこんなにも自信を持って自分の正しさを主張できることに感銘を受けた。ヨブと対等な存在といえども神はこの世界を作り、自然を調停する存在であるから普通であれば、自分の正しさに少しは疑問を抱くはずだろう。しかし、ヨブは違う。並大抵の信念じゃこんなことは言えないと思う。そうやって絶対的な信念を貫いてきたからこそ神に対してもなんら戦くことなく主張できたのだと思う。
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Posted by ブクログ
【マニアの世界】
機械式時計の種類、ブランドの違い、こだわりなどについて書かれています。
4年ほど前、わたしが当時使用していた時計(クォーツ)のベルトが切れました。それを機に少しいい時計を買おうと思い、調べ始めてしまいました。(これが。。。。)
時計の世界がこんなに奥が深いとは考えもしなかったです。それから約2年間、悩みに悩み続けました。しかし、結局決めることができませんでした。しかも、2年間腕時計なしでも過ごせてしまったことにより、急に時計への興味が薄れてしまいました。
それから、さらに1年半ほど過ぎて、営業をすることになり、さすがに時計が必要になると感じ、買うことを決意しました。
しかし、決めきれないことは目に見えていたので、実際に店に行って、下記の条件でその場で決めてしまうことにしました。
・それなりの歴史があるブランドであればOK
・デザインを重視
・予算は30万以下
・実際、腕につけてしっくりくるもの
この条件で最終的に選んだのはロンジンのアドミラル、デザインが気に入ったのと腕につけてしっくりきました。
ということで、4年越しで腕時計をふたたびはめることになりました。
長く使っていきます。めでたし、めでたし。。。(←本の内容関係ないやんけ!) -
Posted by ブクログ
河出新書奥泉光対談3部作(今のところ)の中間。
「この国の戦争」と「天皇問答」、それぞれの2倍くらいの厚み。
ある程度の前知識は必要。
・小説として読む。とりわけ「ヨブ記」に紙幅を割いて。
・アジア太平洋戦争にも言及。現代に活かすのは対話ならでは。
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旧約聖書とは、問いかけ、働きかける姿勢があれば、驚くほど面白くなってくるテクストである。小説のように自由で、思想書のように挑発的なその本質をつかみ出す〈対話〉による入門。
「あまりの面白さに、ベッドから跳ね起きてメモをとる。神を外部に創造し、人権を基礎づけた旧約聖書の真の姿がグッと身近に迫ってくる。」
――加藤陽子さん(東京大学教授/日本近現代史)
「軽快な調子で読みやすいが、内容は深遠である。(……)旧約聖書が、いかに圧倒的独自性を持つものであるのか、さらにはそれがなぜ、自由、平等、人権といった近代的理念の淵源とされるまでの世界史的影響力を持ちえたのか、といったことが、浮かびあがってくる。」
――柄谷行人さん(哲学者、『朝日新聞』2022年11月12日 承諾番号22-3439 ※朝日新聞社に無断で転載することを禁じる)
「何が何でもこの本を手にとってもらいたい。思想の力に圧倒される、という実感をしていただきたい。(……)二人によると、旧約聖書はそもそも対話の書である。神と人との間だけでなく、人間にもはじめから複数性が想定されており、さらには神の内部にも複数性がある。」
――森本あんりさん(神学者/東京女子大学長、『読売新聞』2022年10月16日)
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目次
第1部 旧約聖書とその時代(世界を創造する神;旧約聖書はどんな書物なのか ほか)
第2部 創造と、文明批判の伝統(神による世界の維持と文明の抵抗;自己拡張を図る文明と神のリアクション ほか)
第3部 神と人間(行動を考え直す神;人のとりなしに耳を傾ける神 ほか)
第4部 ヨブ記を読む(水準の高いテクスト;序曲 理不尽な苦難と従順なヨブ ほか) -
Posted by ブクログ
別の方法でより効率良く実現できるものにどう考えても割高なカネを払うということにどうしても馴染みが持てなかったが、この本を読んで少し考えが変わったかも。わざわざ手間暇かけて必要以上に精巧なものを作り上げる、それはひょっとしたら自己満足的で理屈に合わないものなのかもしれないけれど、そうしたものにカネを払わないと一生わからないものがあるのかも。本書で繰り返される職人のこだわりの歴史に触れるたびそう思いました。しかしムーブメントやら何やらの仕組みは結局わからず終い、ちょっとやそっと本を読んだだけでは理解できなさそうだ。こういうブラックボックスに韜晦趣味的なものを感じてしまうのだけど。
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Posted by ブクログ
作者=並木浩一氏の時計にまつわる書籍は、これで4冊目の読破。
ちなみに、氏の講演も聞きに行ったことがあり、御著書には直筆サインをいただいたことも。
本書も、愉しく拝読しました。
特に、「おわりに」の部分はおおいに共感を覚えた次第。
ただ残念なのは、本書=ソフトバンク新書の読みにくさ、開きにくさ。(並木氏の文章・内容ではなく、本自体のこと。)
本自体の装丁に問題があるのか、表紙の厚み・頁の紙質に問題があるのか、頁を開き読んでいると度々肩や腕がこりました。何度、楽しく読んでいたのを頓挫させられたことか・・・。これは、たまたま私が購入した本だけなのか??
何故、前作新書版と同じ光文社新書とか、他の出版社にしなかったか・・・?
ゆえに、内容的には★5にしたいところなれど、★3ということで。