キヲーのレビュー一覧
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傀儡術士の主人公ルゼは身代わりで男装して騎士団に入る。なんかこいつがとんでもない奴なんだよなあ。サディストの第4王子ギルネストとお付きのニースをなんだかんだと結果的におちょくる。王子と双子のグランディナとは誑し込むような感じで仲良くなる。腹黒いようでいて糞真面目なところもある。戦うようなことがあっても余裕だし。孤児院出身で、そこの資金を稼ぐために身代わりになったし、なんか過去に天族をめぐっての事件も追っている。どうも王子もそれを追っているようだ。とまあ、はっきり言って、最初はなんじゃこりゃあ、変な小説と思ったが、結構面白くなってきたよ。
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ネタバレギルからのプロポーズ予告にモヤモヤしつつ、穏やかに聖女、エリネ様と過ごしているルゼ。
実は女性との出逢う機会のない聖騎士たちのお見合いパーティを企画したり、新しく騎士団の試験に受かった3人の女性騎士候補の指導に駆り出されたり。
ちょいちょい現れるギルを今までのように対応出来ない、ルゼ。
焦る気持ちを誤魔化しながら、エリネ様の護衛で訪れた植物園で傀儡師たちに襲われて。
ロマンチックもなーんもないのに、手つきだけはいやらしいギルにちょっと引く。
またもやルゼが可愛がってしまう、ギルの妹弟に、ニースの弟のルースやら、傀儡師たちも出てきて、登場人物多すぎー。大混乱。
人は増えるが話はあまり進展してな -
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貴族令嬢として友人達に囲まれて、ゆったりと暮らすルゼ。
そんな中、ギルは北の雪蜥蜴征伐は駆り出されることに。
ギル不在の最中、ルゼの元にノイリ出産の連絡が。
グラ姫、セルと共に地下へノイリに逢いに行く一行。
ノイリの赤ちゃんに逢えてやれやれと帰宅したルゼの元に、南で聖女らしき少女が見つかったという知らせが。
貪欲な貴族の手に落ちる前に彼女を保護したいルゼだが、頼みのギルはまだ北の地。
グラ姫とルゼは覚悟を決めて、王の元へ説得に赴く。
次から次へとバタバタと移動して、いろいろなことが山盛り。
ずっと令嬢でそこそこ大人しくしていたルゼだったけど、いよいよルゼが男前に戻る!
次巻が楽しみー。
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カタカナ名が覚えられず、オタオタ。
登場人物紹介をもっと多く細かくやってほしいし、前回までの簡単なあらすじもつけて欲しい…。
少し時間をおいたら、誰が誰やら、あげくに愛称で呼んだりしてるし。
ルーファスの双子の妹として、令嬢生活を始めたルゼ。ギルとの噂が王宮で広がり、王妃の思惑か、ギルの従兄弟のセルがルゼにつきまとう。
ボランティアで下町の孤児院で教鞭を取ることになったルゼは不良少年のリーダー、カルパに出会ったり、やんちゃな貴族子息の家庭教師をしたり。
そんな日々の中、突然、ルゼが誘拐され。
番外の本に出てきた、カルパ登場ー!
ギルの強烈な母上なんだけど、具体的な言葉とか行動が描かれないの -
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ネタバレ騎士団入団半年後、ギルネスト殿下と共にラグロアへ異動となったルゼとゼクセン。
ラグロアは魔物が統制をとれた動きで商隊や村を襲っていた。それも着任間もない騎士ばかりが狙われていたため、ギルは不正を疑い、潜入捜査をすることにしたのだ。
そんなルゼたちはラグロアの目貫通りで、魔族のような肌をした男達に声をかけられる。
一気に話が展開!
ルゼは崇拝するノイリに会うことができるのか。
ラグロアの黒幕とは。
登場人物がいきなり増えて混乱気味。
カタカナだし、イメージがしにくくて。
ルゼは相変わらず憎カッコいいし、ザクセンは意外な一面をみせる。
ラグロアの事件があっさり片付きすぎな気もするけれど、これから -
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王国新人騎士の異色の二人。
傀儡術という特殊な魔術で体を強化して、病弱な体を酷使して夢だった騎士団に入団した、地方領主の次男ルーファス。
常にその横にいる美少女と間違われる、ゼクセン。
ゼクセンの天然美少女ぶりで、周囲に違和感をごまかせているルーには秘密が。
性別も、年齢も、身分も、余命すらも詐称。彼女は領主に雇われて、余命短いルーファスの身代わりとして、ゼクセンの護衛として、騎士となった。
傲慢王子、内面は優しい不気味姫、騎士たちや王族を口先と魔術でかわしながら、騎士として街の娼婦殺しに巻き込まれ、なぜか恋敵として目を付けられたり。
波乱に飛んだ見習い期間のおはなし。
会話のテンポも楽しく -
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ネタバレ故郷を離れ、異国の都で料理人をしている“薬草魔女”エルファ。
美容と健康を考えた彼女の美味しい料理は、都の人々にも受け入れられて、忙しくも平和な生活を送っていた。
そんな中、同僚の少女がストーカーにつけ纏われ出す。最近多発する獣人や妖族を狙った誘拐事件と同一犯か?
警戒を強めたカルパたちだったが、買い出しに出たエルファは不思議な幼女に声をかけられて。
外伝だからなのか、登場人物が意味ありげに描かれすぎてスッキリしない。
やっぱり本編読まないとかなあ。
外伝はこれだけで成り立って欲しかったなあ。
失恋から立ち直りつつあるエルファ。
周囲のイケメンレベルが高くて目が肥えたからか、恋で曇った目が冴 -
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結婚式の1ヶ月前に婚約破棄されたエルファは、景色の良い庭で手料理と薬草酒を並べていた。
本当なら、今日は結婚式のはずだった。
日の高いうちからヤケ酒やけ食いする彼女の前に、旅の商人たちがやってきて。
「どんなに身体によくても、美味しくなければ意味がない。美味しくても身体に悪ければ意味がない。」そんな教えのもと、人々に料理を提案する“薬草魔女”。
商人たちに誘われ、エルファは、新しくオープンするレストランの料理人として、異国の都に旅立つ。
外伝とのことで本編を読んでいれば、登場人物たちの思惑も楽しいのかも。とにかく登場人物が多すぎて、その紹介が大部分だったような。
料理より、材料の効能の蘊蓄が -
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Posted by ブクログ
う、うーん、色々悩んで試行錯誤して書き直されたのだろう作者様には申し訳ないのですが、冒頭から聖女発覚までの下りはエリネ視点のほうが面白かったんじゃないかなあ。巻をまたいでるから違和感も少ないだろうし、そのほうがエリネの不安や可憐さ、わけのわからない状況からのカタルシス、ルゼの凛々しさも映えたと思う。書籍版はルゼ視点で統一してるとはいえ、元々はエリネが主人公の話だったそうですしね。
あと襲撃での瞬殺シーンは馬車内での会話のフォローが必要だったと思う。ルゼは自分にも嘘を吐くから、他者視点のほうが悔恨(というか後味の悪さ)を感じてるのが伝わりやすい。
ブログ連載で最初はエリネ視点で等身大の少女 -