鳳乃一真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「先駆け、奪い合い、騙し合い、それがこの七々々コレクション争奪戦においては当たり前であると私はみている。」
作中における天災のセリフだけど、この作品の見所もここなんですね。
正直、キャラもアドベンチャーパートも会話もそこまで面白いというわけじゃない。
でも、こうした七々々コレクションを巡る各陣営各キャラの思惑入り交じった展開は、なかなかどうして、目を見張るものがあります。
コレクションを手に入れてもそれで終わりじゃない。
奪われるかもしれない。
うまく使えないかもしれない。
そもそも手にしたコレクションが偽物かもしれない。
コレクションを捜す冒険を楽しむ作品ではなく、コレクションを巡る先 -
Posted by ブクログ
親に追放され独立都市となっている島にやってきた高校生の主人公・重護が、部活の仲間と共に島に隠されたお宝を捜すお話。
無気力系主人公(ただし肝心のところでは熱い)、変態コメディ、
男の娘に他作品からとってきたパクリな会話と、
最近話題の要素を詰め込んでみました、って感じの作品。
肝心のアドベンチャーパートも、
「え?そんな答えなの?」
と納得いかなかったり、イマイチ情景を思い浮かべられなかったり・・・。
とまぁ否定的なことばっか書きましたが、デビュー作であることもあり、
もう少し読んでみてもいいかなと思えるくらいには満足しました。
2巻も買ってこよう。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレファミ通文庫の推しである様で・・・あ、大賞受賞作か。
代々伝わる家業を継ぎたくないと意思を表明したことで父親から勘当され
学園都市と化している島に転校を余儀なくされた高校生の重護。
格安のアパートと即金で契約して入居するとそこにいたのは地縛霊となった少女・七々々。
彼女は島を立ち上げた7人の一人であり、生前はその才と行動力により島を改造発展させ
また度々世界を旅しては秘宝を収集していました。
彼女の死後それらは島の至る所に隠され七々々コレクションと呼ばれる事に。
秘宝の一つ一つは特殊な力を持つアイテムであり、それを巡って争奪戦が繰り広げられ、
重護はそれに巻き込まれ・・・と言うか自ら突っ込ん -
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