市川衛のレビュー一覧

  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    最高に面白かった。医学書ではないけれど、医療に関してガッツリ書かれている本。
    若手医師が読むと確実に刺さる内容がいっぱい散りばめられていると感じた(というか、自分には刺さる内容が沢山あった)

    自分のやりたいことは、最近「病気治し」よりも「病気になりかけの人を良くすること」だと感じている。1番自分の中で印象に残っている患者も、入院している重症患者や高齢者ではなく、外来で(当初あまり使われていなかった)SGLT2阻害薬を導入してDMや心不全や肥満が改善した、明らかに「予後が伸びた」と感じることのできた中年男性だった。
     また、小さい子を育てている層の患者(腎臓内科ならIgA腎症の患者が多い)の慢性疾患に、ベストな情報提供ができる医師になりたいと日々感じている。

    海外で言うならば「家庭医」のポジションが理想。本書によると、イギリスなどでは家庭医から話を聞くことは健康に関する情報源として重視されている一方で、日本では健康についていちばんの情報源は「テレビ」らしい。(しかも、医師からの情報はランキングに入ってすらいない)

    医学的に正しい情報を、うまくコミュニケーションを取ったり発信するスキルを駆使した上で、病気になる前段階の人たちに届けること。

    本書でも登場した「崖のアナロジー」でいう、まだ崖の上にいる人たちのための仕事を何か一生をかけてやっていきたい、そんな風に感じている。



    30代という時期の始めに読めてよかった。
    読んで満足ではなく、行動に移していきたい。

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    2023年01月07日
  • NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

    購入済み

    勉強になります。

    私も片麻痺ですが、私と同じような経験をされた方々の実際の工夫の仕方や
    その取り組む姿勢を教えて頂けて、しらなかったリハビリの制度のことにも少し触れていて勉強になりました。

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    2017年03月11日
  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

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    医療・健康情報に出会ったとき、どのように判断し、受け取っていくかの着眼点が読みやすくて、わかりやすく紹介されています。

    日々、ぼんやりと記事を眺め、「そうなんだ!」と素直に受け取ってしまいがちなところのある私には、とても参考になる本でした。

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    2023年07月10日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    病院で働く医者というよりは、公衆衛生や民間企業に腰を据える医療関係者の人たちの対談コラム
    私自身病院に来る手前の人たちに医療従事者側が介入するシステムを構築することに興味があるので色々と参考になる内容が多かった。横文字が多くてちょっと読みづらかったけど。
    医者としての将来に不安はつきないが、同時に変化していく未来が楽しみでもある。何でもできるし、何者にでもなれる。多分。

    ✏少子高齢化や人口減少で社会保障費の負担がどんどん大きくなる中で、サステナビリティだけを考えれば、医療費を抑えるために治療を「諦める医療」にシフトすればいいという話になりがちである。しかし、質を担保したまま持続可能な医療にするにはどうすればよいのかが、本来解決すべき課題である。

    ✏医療は病院から始まっていると思いこんでいたが、そうではない。「生きること全て」を支えることが、医療、ヘルスケアになっていく。

    ✏日本の医療の仕組みは、アクセスという点では公平で素晴らしいものを実現しているので、次は人々に寄り添う形でデータ×AIを用いたダイバーシティ&インクルージョンを実現することを目標にする時期に来ている。

    ✏外科的治療のデバイスはほとんどが外国製である。つまり、日本の最大産業である医療産業では、日本国民が納めた税金を一生懸命投入しても欧米・中国に医療費という形で支払っていくことになる。

    ✏多様な意見を受け入れるには、それに影響されない芯になるものが自分にあること、つまり自分に自信と余裕があることが必要である。
    多様性に対して不寛容な日本の社会は自信と余裕のなさの表れかもしれない。

    ✏教育者に求められるのは、利他性・アンガーマネジメント・経験と技術。 

    ✏「何をするかよりも誰とするか」を意思決定の軸に置く方が、結果的に幸せな人生を送れるのではと、様々な人を見てきて思う。

    ✏2020年から2040年までに生産年齢人口が40%減るのですが、実はAIを導入すると40%の失業者が出ると言われています。つまり、40%の人がいなくなるが、40%の人がいらなくなるということです。

    ✏人間としての医療職がやるべき仕事は、何がベストの治療的介入の組み合わせなのかということを、日常生活の聞き取りの中から導き出して、相手を説得し、さらに最後は責任を取ることだと思います。

    ✏「地域包括ケアシステム」
    システムというものは、柔軟性がありません。想定外の事態に対して非常に脆いのです。システムによらずとも高齢者が暮らしていけるように、地域や家族の底力を高めていかなければなりません。それは、個別性とか多様性というものを容認して居心地よい場所をつくっていこうとする地域文化(カルチャー)です。

    ✏病院の患者は、感染管理を始め細かく運用されるシステムによって守られています。しかし、地域で暮らすお年寄りはカルチャーによって支えられているのです。

    ✏日本の介護現場は、技術や日本語を一生懸命教えたら、ずっと定住してくれるのではないかという幻想を抱いてますが、そんなはずはないのです。彼らはお金を稼ぎに来ているのです。

    ✏外国人労働者が、何を求めて来ているのか(ビジネスの基本、接客etc)をフォロー・サポートしていく、夢を一緒に追っていくという姿勢が必要だと思います。

    ✏自分がやっている医療がなぜ大事なのかを社会に対して説明する必要があります。なぜなら、税や保険など公的なお金によって運営されている事業だからです。

    ✏常に万人にとって完璧な発信はなく、不完全な情報発信の成果と、自分自身の限界に真摯に向き合う必要がある。

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    2023年01月11日
  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

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    前半は医療情報の真偽について、後半はその真偽の判断方法について分かりやすく纏められていました。

    コロナ禍でデマ情報が錯綜する中、感情に囚われず正しいデータを比較参考して判断する方法を知れて参考になりました。

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    2021年04月30日
  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

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    ネタバレ

    シンプルかつ確からしい内容。話すべき部分をすっ飛ばして単純化するような雑さを感じない説明だった。
    本書から、医療・健康情報を見極める「目」が必要なこと、その見極めるためのチェック項目が分かった。
    感情を揺さぶる、根拠のないまたは弱い情報を一度疑い、厚労省・国立研究所などのデータをみてみようと思った。コクランというサイトが気になる。

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    2020年02月27日
  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

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    とても読みやすく分かりやすかった

    耳は消耗品!
    おたふくは日本やけに多い ワクチン任意の為5000-8000円

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    2019年07月05日
  • NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

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    2011.9.20-2013.3.10
    「NHKスペシャルの放送内容をもとに、番組ではご紹介できなかった部分を大幅に加筆したもの」。
    高齢者が増えてリハビリは切実な社会的課題となつてゐる今、「川平法」、BMI」などの新しい手法が開発されてゐることを紹介した本。人間といふ生物の持つ適応力が印象的だ。
    実用的な意味だけではなく、褒めることがリハビリに良い効果を齎すなど、身体と心の関係といふ問題を考へる際にも有用な事例を提供して呉れるのではないか。

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    2013年03月10日
  • 医良戦略2040~2040年の医療を生き抜く13の戦略

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    千葉大学に設置されている千葉県の地域医療支援センターでキャリアコーディネーターをされている吉村先生の著書。元厚生労働省の医系技官という経歴を活かして、近年の医療をめぐる様々な問題について対談形式でまとめられている。

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    2024年11月15日
  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

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    文の読みやすさ、伝え方の上手さからか、サクサクと読み進めていけた。健康、医療へのリテラシーを高めていこうという人が導入するのに、程よいボリュームと感じた。
    著者はTwitterもやられているので、動向を追っていきたいと思う。

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    2019年06月11日
  • NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

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    一つの訓練法だけを取り上げているので、やや公平性には欠ける印象。「ほめる」というか、認めていることを伝えるのはやはりどういう状況であれ、どういう相手であれ大事。

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    2017年11月07日
  • NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

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    番組が面白かったのを思い出して読んでみた。
    ディレクターさんは本よりテレビが向いているのでしょうね。
    読むよりも映像を見た方がいい。

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    2013年06月02日
  • NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

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    脳卒中の回復のメカニズムや,リハビリテーションの限界についても説明されています.また,最新の治療法や,ほめることの治療的効果,睡眠の大切さといったことも記されていました.

    脳卒中は,最新の技術でも,やはり回復しにくい後遺症が残る方は大勢います.だから,本の題名を読むとなんとなく抵抗感がありました.しかし,著者は「リハビリの本質的な目的は『生活のしやすさ』や『自信』を取り戻すところにある」という立場に立ち,回復しにくい人もいることもきちんと説明しています.だから,抵抗感なく読み進めることができました.

    脳卒中について,幅広く,やさしく勉強できる本だなあ,と思いました.

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    2011年12月16日