スティーヴン・ワインバーグのレビュー一覧

  • 科学の発見
    ノーベル賞物理学者スティーブン・ワインバーグ氏による科学史。現代の最先端科学の知識を用い、歴史上の科学者たちの間違いを容赦なく指摘するという、まさに不遜で理詰めの後出しジャンケン的な作品。内容は主に天動説から地動説への転換を軸に、まるで十字軍の隊列にナパーム弾を投下するような勢いで、過去の物理学や天...続きを読む
  • 科学の発見
    科学は、「かくあるべし」ではなく、「かくある」に立脚しなければならない、というのが著者の主張のようだ。プラトンやアリストテレスやデカルトのように、理想形を措定したり数学のロジックを優先するのではなく、実験や実証が基礎になるべきだ、ということ。
    書評や帯がセンセーショナルに過ぎる。内容は物理学について...続きを読む