スティーヴン・ワインバーグのレビュー一覧
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非常に面白い。
一刀両断が心地良い。
難点は余計な訳注が本文中にあること。訳注がないと分からない人だとこの本は読み切れないのではないか?
オランダの出版社「エルゼビア」を「エルゼビール」と書いてしまうあたりで翻訳者の馬脚が現れている。Posted by ブクログ -
著者は現代の目線で歴史上のサイエンスにかかわる出来事や人物をばっさり評価していく。帯でアピールするほど激しいものではないが、もともと文系の私からすると現代から振り返るとこう見えるのか、こういう切り口があるのか、と知れてよかった。
時間のある時にゆっくり読むのに最適な気がします。Posted by ブクログ -
科学者を現代の目で批判的に分析したものである。デカルトが過大評価されたというのも、どうもそんな気がしていたということを解説してくれた本である。
2022年に再読したが、どうもすらすら読めたが、内容は忘れていたのはなぜだろうか。Posted by ブクログ -
帯に書かれている文言は大袈裟だが,科学史を俯瞰していて面白い.特に後半に出てくる,ニュートンが自身の力学を導き出すまでの過程は知らなかったことであり,興味深かった.Posted by ブクログ
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歴史的思想体系の流れを離れて、全く新しい科学体系を構築する事は非常に難しい。現在の量子力学も絶対に正しいとは言い切れないが、間違っていると証明する事も出来ない状況がいつか訪れるだろう。永遠に科学が発展し続けることは可能なのか、資源は有限である。Posted by ブクログ