作楽ロクのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
喪女にも光が。
他の方も書いていますが、実際可愛くないと言っている主人公も本当は可愛かったり、絵面は可愛いかったり、特殊な能力を持っていたり、抜きん出ている何かがあることが多いと思いますが、この漫画は違って普通に喪女です。
それでも上野くんが主人公の優しさや真面目さに惹かれているのが良い!
実際にはそういうことはあまりないだろうなとは思いつつ漫画で癒されてます。
楽しく読ませていただいてます。ありがとうございます^ ^ -
ネタバレ 購入済み
花ちゃん可愛くないか?
ようやく付き合う事になった二人。
でも恋愛ポンコツの上野くんと、自分の評価が低すぎる花ちゃん、安定の面白さです。
照れまくりながらの不器用な二人のお付き合いは見ててホッコリ。
周りの関係もじわじわ進んでるし、まだまた続きが盛り沢山ですね。 -
購入済み
優しい主人公
一巻を読んで、全巻購入しております。少女漫画で可愛くないっていう設定の子は今までもいたけど、かわいいじゃん?っていつも思って読んでいました。だけど、この本はきちんと主人公は美少女じゃない。普通の本当に普通の女の子。そこがとても好感が持てました。
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Posted by ブクログ
「ここに私が収まって本当にいいのか問題」(P.37)に苦しむ田端さんが見られる7巻である。
進めば↑の問題が発生し、引けば「それはそれで「あのブス何様?」案件」が発生する謎の難関に彼女はどうするのか。
告白された側なのに悩み過ぎじゃない感満載の彼女の苦悩が楽しめる巻である。いや、それはちょっと考え過ぎやで。(笑)
ただ、一方で終盤における彼女の叫びは、物語のテーマがテーマだけに突き刺さるものがある。
やはり彼女の中で、この件は大きな棘になっていたのだなと、今更になって思い知らされた感覚がある。
冗談めかして描かれてはいるが、やはり彼女にとって「ブス」という条件は恐ろしくハードルを -
Posted by ブクログ
ネタバレ鶯谷さんが真っ白に燃え尽きた、彼女の告白の後始末が描かれている6巻である。
彼女以外にもスポットを当てつつ、いよいよ恋物語も佳境に入りつつあるところだろう。巻末における劇的な展開はさすがである。
毎度読みながら思うが、ページをめくるのが楽しく、一冊読むたびに充実感のあるシリーズだ。
設定上、主人公が非モテ側という特殊性はあるにせよ、本質的にはドストレートの少女漫画スタイルの物語には違いない。
しかし、演出の巧みさやテンポ感の良さ、過度に不快さを読者に持たせないヘイトコントロールのバランスなど、読者を快適に物語世界に導いてくれている。
少女漫画的な現実感を持ちつつ、過度にそこに偏ら -
Posted by ブクログ
いよいよ物語も佳境に突入していく五巻である。二学期が始まり、文化祭に大きなイベントを挟んで次巻へと向かう展開は心憎いところだ。
上野、五反田の二人と同中の大塚彩華の転入から物語は転がり始め、鶯谷さん視点での主人公とのちょっとした不仲や文化祭準備での一幕が描かれ、そして最後に収録されているのが文化祭当日を描いた「友達のままじゃいられない」。
ごく真っ当に青春をしている様は快くもあり、甘酸っぱくもあり、それぞれのキャラがよく生きている。
彼女を目で追ってしまう、どんなことにどんな反応をしているのかが気になってしまう彼も、彼へ思いを告げながら視線を合わせられないでいた彼女の諦念も、諸要素がよ -
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ネタバレ第19話・進め!夏休み
米密度。。。
た、
確かに「田端花母」の米密度100%のおにぎりに、
「鶯谷すみれ」のやんわりおにぎりじゃ勝てないわな!
で、
やっぱり「五反田鉄男」かっこいいわ!
どっかの、
猛男みたいやけどね。。。
しっかし、
「鶯谷すみれ」さん、
誰とも幸せにくっつけなかったら本当に残念な。
良い子ですから幸せになって欲しいわ!
それとさ、
花火やるぞ!
って、
なってても意外にビニールに入ったままじゃない普通?
全部だしちゃうもんなの?
つか、
花火やってないなぁ。。。
今年はすいかも食べてないぞ!
夏って暑いだけですよね!
第20話・恋とスコーン
ちょっと田端だけ贔屓じゃ -
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ネタバレウェーイな皆さんにも喪女にも平等に訪れる夏休み。そんな最中の、着実に進む恋愛模様を群像劇的に描いた4巻である。
この巻からより本格的に群像劇的なニュアンスが強まっている一方、本筋である花ちゃんと上野君の恋愛模様をさらに一歩進める手並みなどは実に達者なものだと感心させられた。
夏休みのクラスメイトとのBBQや、上野君の誕生日に宛てたプレゼントにまつわるバタバタ、そしてひょんなことから二人きりで出かけることになった夏祭りなど、イベントのこなし方は順調である。
その合間に新橋君や鶯谷さんについても物語が進展している。特に鶯谷さんについては、カップリング整理が始まったと見ていい展開だろう。
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ネタバレ 購入済み
きゅんきゅんする!
上野くんが完全に田端さんを意識してる!
上野くんの言動にいちいちきゅんとしてしまいます。素直な上野くんだけに、気持ちが駄々漏れでかわいい。
そして、実は田端さんのほうが恋を自覚するのが遅そうなので、続きが楽しみ~ -
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夏が近づく頃が描かれた第三巻である。梅雨の憂鬱(主に頭髪的な意味で)から始まり、夏のクラスメイト同士でのバーベキューで花ちゃんが幹事の一人を務めることになったところで物語はクローズしている。
相変わらず、ディテールにこだわった描き方には大変好感が持てる。花ちゃんの水着姿の色気のなさは、本当に女性作者らしいラインの扱い方だなとしみじみ感じ入ったほどだ。
大本となる主人公の恋愛模様は正統派の形で少しずつ進展させながら、サイドストーリーを(過剰過ぎない程度に)絡めていく手法も上手いの一言である。
面白さは正統派であり、けれんみないものである。今回も星五つで評価している。
しかし、クラスの -
購入済み
喪女の星
田端さんは、見た目は地味だけど心は優しい女の子。多分、大人になればある程度モテる。
でもそこに今気付ける上野くんが、イケメン過ぎて…!
鶯谷さんのモテ女ぶりも好感がもてます。天然系モテ女なんていないから!女はみんな策士だから!
この先どう展開していくのか楽しみです。 -
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喪女と自認する田端さんが、そこはかとなく恋愛を自覚しながらも尻込みしてしまっているシリーズの二作目は、思った以上に動的な展開を迎えている。
前巻からの流れで描かれた鶯谷さんとの緒戦は上手く躱し切れた形で終わりを迎えている。性格の悪い彼女をして「ちょっとイイ奴なのがむかつく」と言わしめた田端さんはさすがの一言だろう。田端さんは喪女であることは否定できないが(むしろ全開だろう)、性格の良いタイプの陰キャラである。
物語的には上野弟が登場している点が後々の展開に繋がっていくだろう。だが、そこに注目を置かせない終盤の展開は非常に優れたものだった。楽しませていただいた。
いま少しゆっくり物語が -
Posted by ブクログ
な、中々に攻めてる漫画だな
薔薇ではない、かと言って、ノーマルな男同士の友情なのか、と言われると、「微妙」としか言えない
友情要素は、確かにたっぷりと入っている。ただ、その友情を繋いでいるのが、一般的ではない性癖ってのが、結構、インパクトがあった
ぶっちゃけた話、誰だって、性癖は持っている。恥に思う必要はないが、その性癖を他人に言えるか、は別問題だろうな
そのタブー的なテーマに、あえて、漫画って手段で踏み込んだ作楽先生、ガッツがあるぜ
少なくとも、この(1)を読んで、ブラ男子や裸族男子、ヒロインコスプレ大好き男子は、自分の性癖は特殊でも異常じゃないんだ、って勇気は貰えたんじゃないだろうか?
そ -
Posted by ブクログ
スクールカースト最上位の上野君と絡むことで右往左往する喪女・花ちゃんの物語である。
ネガティブな彼女はちょっとした交友関係のあれこれで右往左往しているが、その様には愛嬌がある。確かに美人ではないけれど、愛嬌があるタイプのブスである。ポップに表現されたネガティブ思考もまた、重すぎず軽すぎず読みやすい。
ページをめくるごとに読者に対して一つ展開を見せてくれている。この構成などはこのシリーズの特徴になるかもしれない。
これからの物語への期待も加味して、星五つで評価している。
一巻はあくまでキャラ披露の感も強い。ここからどう展開していくか、本当に期待して待ちたいところだ。 -
Posted by ブクログ
結論から先に言っちゃうと、第二弾を出して欲しい
『亜人ちゃんは語りたい』や『ヒトミ先生の保健室』、『モンスター娘のいる日常』とは、ややジャンルが異なり、さすがに、作品の質もいくらかは劣っているのだが、それでも、私の好みのストライクゾーンど真ん中
ありきたりな人と人じゃない存在の恋愛一色でなく、友愛や家族愛など、ほのぼのしたテイストの作品が多いのが嬉しい
原作・作画の関係なのか、そこらへんはちょっと「?」だが、この二人が力を合わせたからこそ、一冊にまとまった『こんなん生まれました』は面白いのだろう
ドラゴニュート、烏娘、虫の姫、天使、女悪魔、吸血鬼とベタな人外の、質が良い話が続いて、「さぁ、次は