本文夫のレビュー一覧

  • 幸福について―人生論―

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    くどい、、。
    婉曲はくだらない、、。
    100ページほど飛ばして読んだ。
    苦痛は他の比べなくても感じられるが幸せはそうではないという内容があったが、興奮も他と比べなくとも感じられる。
    でもどちらに時間をかけた方がマシな人生かといえば確かに苦痛を避けることに時間を使うべきだろう。
    興奮がなくとも苦痛もなければ幸せだと思い込めるが逆は不可能だから。

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    2025年12月08日
  • 幸福について―人生論―

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    1年以上かかって、ようやく1人旅をきっかけに読みを終えることができた。大学に入って哲学に興味を持って哲学書になるものを初めて購入したのが本書であるが、結論から言うと私はそこまで哲学には夢中になれない。この本は数多の古典的な哲学者に比べて比較的平易だし、自分の好きな哲学者だからスイスイ読めるかと思いきや読み進めていくと疲れてくるし、イライラしてくる。理由としては、論理的に解決することが不可能であると思われる課題に立ち向かっていくという哲学の本質上仕方のないことだが、どうにもこうにもややこしすぎる。そしてややこしいのに解決しきったとは言い切れない。ここが哲学の特徴であるが、自分はこの点が少し馴染め

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    2024年01月27日
  • 幸福について―人生論―

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    ショーペンハウアーのパルレガの「処世術箴言」の部分の全訳。原著には「幸福について」という題は無い。
    他人に期待しないで、適度にやんなさいよ、という内容だと読みました。

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    2019年03月09日
  • 幸福について―人生論―

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    多少読みにくいが,随所に綺羅星の如く珠宝の言葉多数.

    幸福は容易に得られるものではない,幸福をわれわれのうちに見いだすのは至難であり,他の場所に見いだすのは不可能である.

    幸福が「われわれのあり方」すなわち個性によってはなはだしく左右されることが明らかである.ところが大抵はわれわれの運命すなわち「われわれの有するもの」あるいは「われわれの印象の与え方」ばかりを計算に入れている.

    人間の幸福に対する二大敵手は苦痛と退屈である

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    2018年10月09日
  • 幸福について―人生論―

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    人生とは、幸福とは何かについて。学生時代のおすすめ本だったが気がするが、やっと読んだ。学生時代にはわからなかっただろう価値観かなあ。「他人の生涯に起こった痛快な出来事を羨む人は、そのことの重要性を認め得る才能を持っていると認識すべき」「主観と客観の両面で考えること。景色が美しくてもレンズが曇っていれば劣悪なものとなるし、その逆も然り」「ことさらに民族や文化を主張することは、個人の特性に欠けることを表しているようなものだ」

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    2016年07月20日
  • 幸福について―人生論―

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    「幸福について」だって。なんでこんな捻りもユーモアも無いタイトルにしたのだろう?昭和33年の編集者の感性かな?

    幸せとは状況ではなく状態なのだろう。究極は悟りの境地ということなのだろうか。

    特に、第4章「人の与える印象について」と第6章「年齢の差異について」はとても面白い。著者のシニカルなユーモアを存分に楽しめる。逆に第5章「訓話と金言」は引用ばかりで面白みに欠け退屈だから読み飛ばしても構わない。

    旧約の「伝道の書」がお好きなようだ、度々引用されている。ところで本書p44に“つとに『伝道の書』が「知恵の上に財産をかぬれば善し。しかれば日を見る者どもに利益多かるべし」〔旧約『伝道の書』第八

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    2014年09月10日
  • 幸福について―人生論―

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    ネタバレ

    日帰り旅行のお供に。
    移動メインなので結局ずっと読んでた……。

    理解できれば、今でも通じる不変的なこと書いてあるんだけど、
    哲学書によくある回りくどい・難解な表現で目が滑る滑る……。
    でも、例えとかはわかりやすかったかな。
    じっくり読み込めば、何が言いたいかちゃんと理解できる。

    人の幸福って、いつの時代も変わらないんだなと思った。
    幸せってモノじゃないんですよ。

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    2013年08月22日
  • 幸福について―人生論―

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    哲学者・ショーペンハウアーによる『処世術の手引き』。
    タイトルは“幸福について”だが、中身は“いかにして不幸をさけて通るか”がメインだった と、思う。

    共感できる場面は多々あったけれど、この全てを現代に当て嵌めるのは、ちょっとどうだろう?
    書かれた当時は是なりとされていたことも、今では時代錯誤だったりして。まあ、「昔はそーだったのね」くらいに思って読み流すべし。

    それでも大概は、人生について真を穿った箴言・警句の数々。
    哲学者はひたすらストイックである。厭世的である。人間嫌いである。孤独が好きである。
    でもこれ読んで思ったが “寂しがり屋”な人間はどうすりゃいいんだ・・・

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    2013年05月22日
  • 幸福について―人生論―

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    哲学って、もっと難しいイメージがあったんだけど、これはとっても読みやすい。
    言いたいことが平易にかかれているので、頭にすらすら入ってくる。
    ただ、やっぱり幸福とは本人の気の持ちようなんだよな、と、私の中で完結しました(笑)

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    2013年03月31日
  • 幸福について―人生論―

    Posted by ブクログ

    著者の言いたいことがスラスラと頭に入って来なかった。ただ、これほどの文章を書けるほど、しっかりした哲学を持っているのはすごいと漠然と思う。

    幸福とか享楽は消極的・否定的な性質のものと論じられていたけど、それでも追い求めてしまうのはなぜ?このことについての解決法も多分本文中に書いてあるのだろうけど、頭の中で消化しきれず、わからず終いだった。何度も読み直さないと。

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    2013年03月25日