産経新聞取材班のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
日本に於けるトルコ系クルド人問題について詳細に知りたかったため本書を手に取りました。本書では、埼玉県川口市で起きているクルド人が起こしている騒擾問題を中心に、日本に於ける外国人難民・移民についての最近の現状を詳らかにしています。川口市に於けるクルド人労働者たちは、トルコと日本の間で結ばれている協定によりビザなしで日本に入国できるため、航空機代のみで来日し、難民認定を受けずに不法滞在の状態で日本人が嫌がる3K(きつい・汚い・危険)の労働をしている人が大半を占めるようです。不法滞在者の立場の間に子供を作り、日本国からの扶助を受けているクルド人子弟もいるとのことです。ドイツに入国した難民が大勢、生活
-
Posted by ブクログ
朝鮮大学校について知りたくて読書。
朝鮮大学校卒業の知人(30代と40代が多い)がいて話を聞いたりしているとそれほど異常な学校生活や教育という印象は受けない。しかし、学生の立場と長期的な目標を持って教育する運営側である教育者、関係者の立場と2つを分けて考える必要がある。
日本にあって、日本の法律の下で運営されている教育機関が、日本の利益を損ねる活動や教育をしていることは他の国では許されるのだろうか。在日朝鮮人の問題を知らいないような諸外国の人間が見るとテロリスト養成学校と考える人もいるのではないだろうか。
「朝鮮大学校と朝鮮総連は一体」と本書では繰り返し述べている。
朝鮮大学校は朝鮮総連 -
Posted by ブクログ
埼玉県川口市、クルド人問題。
SNSでは大問題になっている。つか、現地では大問題になっている。
大手マスコミその他では、むしろ、クルド人への差別問題になっている。
こうした問題を取り上げる大手が、大体、産経しかないというところがそもそもの問題ではある。
大半はSNSで追ってきた内容なんで新規感はないのだが、最後、産経取材班は、難民申請をしているクルド人の大半がトルコの三つの村の出身であり、入管も20年前にその問題を把握していたが、日弁連という、ボクが考えた最強の人権のためなら人が死んでも問題ないという頭のネジが飛んだ集団からねじ込まれて公開できなかった事実を踏まえて、実際に、行った。
ト -
Posted by ブクログ
ネタバレクルド人問題の本だが、あんまり微妙。。。
・彼らの大半の位置付けは、観光ビザで入国して難民申請を行い、審査期間中という位置付けで存在している。(審査は却下されることが多い)そんな中で会社役員をしている人もいる。日本では2010年の民主党政権下に、難民審査中でも就労が認められている。
・問題は、住民票などがないので、まともな人に貸してる部屋でもたむろされるし、事故を起こしても逃げられる。誰が運転していたかもわからない。
・キツい・汚い・危険の3k職場をクルド人が担ってることが多く格安。主に解体業が強くて資材置き場や過積載のダンプなどが通学路でもバリバリ通り住民が不安。
・新年のお祭りの音 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【194冊目】なるほどねー右派系新聞の本だから、ある程度話を割り引いて聞いておかなきゃいけないのかもしれないけど。
◯朝鮮大学校は、学校教育法に定める正式な大学ではなく、自動車学校や料理教室と同じ「各種学校」という位置付け。これにより、文科省が定める学習指導要領に従う必要はなくなるが、税制上の優遇措置は受けられる
◯朝鮮大学校の設置認可を出したのは美濃部亮吉・東京都知事
◯かつては在日朝鮮人に大人気の進路であった朝鮮大学校は、現在ではかなり人数が減少しており、2017年度の新入生は200人余り
◯朝鮮大学校のエリートコースは、政経学部と教育学部。前者卒業生は朝鮮総連や朝銀に、後者は各地の朝鮮学 -
Posted by ブクログ
国会議員にとどまらず、ネットニュースの見出しだけ見て中身を読まずに論評するような人のなんと多いことか。
大新聞やテレビで、偉そうな人が言うことは中身も見ずに受け入れて、しかも、その記事を訂正せざるを得ない事態に追い込まれ、本家が前言を撤回したにもかかわらず、元の誤報だけを金科玉条のように守り続ける信者たち。
国会議員にとどまらず、こんな国民に向けての産経新聞からのメッセージ。
ただ、内容は流石の産経新聞クオリティ。
やはり本書の内容についても、産経新聞だからと前提を置いて、少し離れた立場から客観的に読み、興味を持った事柄は自分で調べてみる。
そんな読み方をするには、良いテキストだと思いまし