【感想・ネタバレ】国会議員に読ませたい敗戦秘話のレビュー

あらすじ

国会議員のレベルが低すぎる!

近年、国会議員の無学さ、低レベルさが目に余ります。
2015年の安保法案採決をめぐっては、つい数年前に政権を担っていた
民主党までもが非現実的な反対闘争を繰り広げ、
「国権の最高機関」は低俗なスローガンを繰り返す場と化しました。
野党だけではありません。朝日新聞や一部テレビなどの偏った報道を鵜呑みにし、
ろくに調査や検証もせずに無責任な発言を繰り返す政治家は与党にもたくさんいます。
なぜか。
彼らには、わが国の近現代史に関する知識が決定的に欠けているのです。
《おもな内容》
第一章 東京裁判とGHQ
第二章 安保改定の真実
第三章 沖縄の心をねじまげる人々
第四章 国際社会は非道である
第五章 英霊たちが眠る場所

戦犯の遺灰はどこで供養されたか/東条の子孫はどんな扱いを受けたか/
マッカーサーに動じなかった吉田茂/歴史はゴルフ場でつくられた/
ソ連の同志は朝日新聞と社会党/社会党も賛成していた安保改定/
人民帽をかぶった浅沼稲次郎/沖縄教職員が進めた祖国復帰運動/
テント村で見つけた2つの報道番組の連絡先/トルーマンは原爆投下ありきだった/
シベリア抑留者がつくった街がある/樺太の日本人女性は朝鮮人と結婚した/
日光で敗戦を迎えた天皇陛下/なぜ靖国参拝が問題化されるようになったか

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Posted by ブクログ

国会議員にとどまらず、ネットニュースの見出しだけ見て中身を読まずに論評するような人のなんと多いことか。

大新聞やテレビで、偉そうな人が言うことは中身も見ずに受け入れて、しかも、その記事を訂正せざるを得ない事態に追い込まれ、本家が前言を撤回したにもかかわらず、元の誤報だけを金科玉条のように守り続ける信者たち。
国会議員にとどまらず、こんな国民に向けての産経新聞からのメッセージ。

ただ、内容は流石の産経新聞クオリティ。
やはり本書の内容についても、産経新聞だからと前提を置いて、少し離れた立場から客観的に読み、興味を持った事柄は自分で調べてみる。
そんな読み方をするには、良いテキストだと思いました。

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2016年06月22日

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