湖水きよのレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
作家さんのクセが惜しい
仄暗い界隈にも顔がきく包容力の塊α
×
不遇な境遇のピュアで素直なΩ
題名が秀逸。
歳の差ものでもある。
ストーリーはとっても面白いけれど、作家さんの文体や台詞回しにクセがある。私は拙さやぎこちなさを感じてしまい、ストーリーに集中出来なかったのが残念。
個人的にはコミカライズ向けの作家さんなのかなと思った。
-
Posted by ブクログ
ネタバレコワモテ借金取り×売れないホスト。
とにかく、知らない間に同僚ホストの連帯保証人にされた挙句、サラ金に500万円の返済を迫られる琉星がとても善良すぎて、幸せを願わずにはいられなかったです。
お人よしすぎる~!
こういう主人公だと騙されたり無理やり犯されたりと悲惨な話になりがちなんですが、そこは海野センセらしく涙あり笑いありの人情味あふれるドラマになっていて、安心して話に浸ることができました。
登場人物に極悪人がゼロ。
一見怖そうな雉真の父親も、実は昔の暴挙を後悔しているみたいだし、雉真の仕事についても妨害しているようで実はあれこれ親心からやったことだったり。
雉真もあれほど憎んでいたのに、今や -
購入済み
思ったより面白かっんですけど、
思ったより面白かっんですけど、後半は衝撃!ショックすぎでした。私の情緒としては理解しきれないというか。。。。星一つ減らしました。
-
購入済み
ほお〜ぉ?
なんとも奇天烈な設定ですが面白〜い。エロ展開に持っていきやすすぎな気もしますが(笑)?←(実際良かったしね(笑)。)まだ序章なので全体的に不透明感があってモヤモヤもありますがさすがの榎田氏、圧倒的なストーリー性と文章力に一気読みです。続編楽しみ。
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズもついにクライマックス。
前巻の盛り上がりから、一体どんな風にこの大風呂敷をたたむのか非常に楽しみにしていましたが……。
え? あれ? それで終わりですか??
的な肩すかし感。
結局のところ蟲って何だったの……?
という中途半端な感じというか、説明してもらったけど、でも根本の部分は何も解決してないよねというモヤモヤ。
受とバグの血縁関係の複雑さも、それを伏線に色々と展開されていくのかと思いきや、あ、そうですか……みたいな頷きで終わっちゃいました。
127ページあたりからの描写は、蟲とかウゾウゾ系が大の苦手の私にはかなり厳しい物がありましたが、受の恐怖もかなりリアルでドキドキします。 -
Posted by ブクログ
最終巻。
蟲との壮絶な戦いも佳境に入ったところで、七生と双子の幸也の存在が浮上してきて、果たしてどういう形で終結するのかと期待していました。
期待が大きすぎたかも。
幸也の存在が非常に複雑で、双子で兄弟で親子??という位置づけに、はっきり言ってもやもや感が残りました。もう少し蟲の成り立ちを詳しく説明して欲しかったですね。蟲退治も案外あっけなかった気がしました。…グロくて気持ち悪いシーンを延々と描かれてもイヤですけどねww蟲使いとモズの一族の関係は、3巻で収めてしまうには壮大なドラマなのではと思ってしまいました。
最終巻での収穫は、やっぱりモズにほだされてどんどん本気で好きになっていく七生の -
Posted by ブクログ
ネタバレ蠱退治する攻と、蠱を感知する能力を持つ受の話。
サスペンス風ファンタジーという感じなんですが、
結構精神攻撃が激しくて、読後の消耗が半端ない。
虫とか蠱とか、とにかくウゾウゾモゾモゾゴゾゴゾ
とかいう音がダメな人は徹底的にダメな気がします。
ムカデとかクモとかは虫類とかに過剰反応する人も
ダメな気がします。
私は読んでる間中、ぞぞぞぞっと受とシンクロして
鳥肌がずっと立ってました。
受の恐怖がリアルに分かるくらい怖かったです。
萌えとかもう、正直そんなものどっかの彼方に
吹っ飛んで、ただただ怖気の立つ描写の連続です。
結果的に、内容はそこそこ面白く、次も気になるので
続きを購入したのですが -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
蓮見は上級生に絡まれているところを同級生の角野に助けられる。 強くて美しい角野の体に心を奪われた蓮見は角野に体が見たいと言い、なりゆきからふたりは体を重ねるようになる。
もともと接点もなく、恋人とも友達とも言えない関係。
でも、角野が俺を見てくれるならなんだっていい。 蓮見はそう思っていたけれど…!?
***
表題作が地味に良かったです。
表紙で組み敷かれている不良っぽい彼は見た目だけで中身は面倒見の良い兄貴って感じの性格です。
受けは何考えてるか分かんない系。でも攻めの為に尽くします(笑)
ピアスの部分にぞくっときました。
絵は綺麗です。カラーも素敵だし、筋肉の描き方