田村潤のレビュー一覧
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営業やリーダーとしての気付きを得る事が出来る。出来ているようで出来ていない事が多いと反省。
以下はメモなのでご容赦ください。
●第1章
・売上悪化→施策→検証しないでは意味がない。何故売上が低下したのか。施策を実施した場合は効果を検証する。
・施策=「バカでもわなる単純明快」
・目標は自分で立てる事に意味がある
・我慢してつく基礎体力
・4か月の法則
・量が質を生む
●第2章
・顧客からの支持を最大にするためにどの施策に絞り込むかを決める
・上司を見るな、ビジョンを見ろ
・経営は実行力
①主体性をもつ
②結果を出すことにこだわる
③基本を徹底する
●まとめ
・事実をベースに考えつくす
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Posted by ブクログ
前から少し気になっていた本。
企業風土をどう改革し、社員の意識をどう改革し、いかに「自ら考え、自ら動ける」集団にするかという点、参考になったし、例えば今後そういう立場になったときにどこまでできるか、、、とも思った(それぐらい参考になった)。
なんのために働くのか、存在意義は、と自ら考え抜く機会をどう作るか、、例えば研修で議論させて出た案を実際採択するというのは良さそうだし、リーダーとの間で目標設定させて守らせる(合意したのだから)、というのも本質的。
そして4ヶ月ぐらい回っていると体も慣れるし、顔の見える信頼関係ができ、それで結果が変わってくるという循環に至った、と。(顧客側の意思決定スピ -
Posted by ブクログ
ネタバレ食品メーカーで働いているので普通の読者よりもさらに現場の風景が思い浮かび、心を打たれた。飲料はもちろん、食品メーカーの人は一読する価値がある。
かつて、本部指示にひたすら従うだけの御用聞き営業の現場。
市場で勝っていたからこそ、のらりくらりしていたキリン。そんなところを営業力と製品力を蓄えたアサヒに追撃され首位奪還を許す。
本部と戦いながらも、自支店に必要なことをするようになった著者の行動を振り返る。
著者が名古屋支店で行った、「キリンラガーにまつわるエピソードを投稿すると抽選で純金天守閣プレゼントキャンペーン」のところ、涙。。
自分の会社が作っている製品は毎日見飽きているものだが、世界中 -
購入済み
何度も読む本です
営業職ではありませんが、朝のテンションを上げるために必ず読んでいます。
即成果に繋がらない愚直な努力は、上が腹を括ってくれないとなかなか実行できないことだと思います。読むたび勇気を貰える本です。 -
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【情報を飲む】
・人の購買の理由は、五感ではなく、情報。
・情報を分析、実行。実行し続ける為の考え方・理念、そしてブランド。
・ブランドを守破離。
根幹は、作者の強いリーダーシップ。
潮流を読むリーダーは、圧倒的に強い。
潮流とは、情報。
情報収集能力が桁違いに高いリーダー。
絶対に、結果で引っ張る。
シンプルかつ明確。
思い込みではなく、常に他者の情報を収集し、分析、行動まで転化する。
行動量があるからこそ他者への影響力も高い。
他者を知り、他者を理解する。度胸と器のあるリーダー。
その器は、どのようにして作られたのか?
人生を積み上げていく中で常に自己研磨し続ける人間力。
常に他者を洞察し -
Posted by ブクログ
2016年頃、丸の内の丸善に山積みされていたことを思い出します。本の奥付を見ると、2016年4月に第1刷が刷られ、半年後の9月には16刷が刷られている。すごく売れた本であります。内容は、アサヒビールのスーパードライに追い上げられた麒麟麦酒高知支店の奮闘記であります。高知は、三菱の総帥、岩崎弥太郎が生まれた場所でありますが、そこでもアサヒに追上げられ、首位を奪われたころの物語(1997年頃)。ビール営業の現場には、様々なヒント(気づき)が転がっていたようであります。曰く、ビールは情報で売れる、とか。営業成績の低下に悩む、または、ノルマに追われる営業マン必読の書のひとつでしょうか。著者の田村さん、
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高知出張が多かった2月、以前から気になってたけど、今だ!と思い読みました。
全国展開しているような会社からすると、高知支店への配属は左遷に映るのかもしれません。
ただ、筆者はそれまでに十分な実績も積まれていて、与えられた環境で最大限のパフォーマンスを目指す!という考えが体得されていたこともあるからでしょう。
サラリーマンとして模範的な姿勢で、全国的に足を引っ張っていた支店を見事に売上全国一に押し上げ、情熱的に仕事に邁進された過程が良く分かりました。
地域を知り、地域に合わせた課題を洗い出し、その解決をしていく、という基本的なPDCA戦術。
目標・モチベーション管理、市場整理からニーズ -
Posted by ブクログ
著者は元キリンビール副社長、四国4県の地区本部長。
この本は10年以上前の日本が舞台なので、かなり古い話になる。
全体的には、営業、特に愚直な日々の行動の大切さが説かれている。誰もができる、だが見落としていた小さなことで生まれ変わった物語を詳細に知ることができる。元々の問題点は、過去に売れた無駄なプライドだったのだろう。
両者は営業や味に差をつけて両生しているように思う。アサヒビールは東京2020ゴールドパートナー契約を結びラベルもオリンピック仕様になったり、ラグビーなどのスポーツの大きな大会で提供されることが多い。対してキリンビールはキリン ホームタップとしてサブスクを生み出した。