仙田満のレビュー一覧

  • こどもを育む環境 蝕む環境

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    こどもを育む環境、蝕む環境。仙田満先生の著書。こどもたちを取り巻く成育環境は年々目まぐるしく変わっている。成育環境の一部は良い方向に変わっているけれど、成育環境の一部は悪い方向にも変わっている。良い環境は残して、悪い環境は変えていく、そうすることでこどもたちの成育にとってより良い環境を整えることが、社会全体を良くすることに直結するはず。

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    2018年12月28日
  • 人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究

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    建築家・仙田満は幼稚園などのこども空間や公共施設を数多く手がけることによって、自身の生み出した設計手法「遊環構造」を確立していく。遊環構造の根底にあるのは、こどもも大人も楽しめるというもの。仙田満はこども空間の研究に力を入れていたが、このこどもの為の空間が大人まで影響するという。それは、大人も遊びのタイミングではこども心を取り戻すからということだ。
    わたしは今まで大人と子どもの空間はまったくの別物として見ていた。体格さや、思考の違いなど。大人は遊具では遊ばないし、大人の空間ではどうしてもこどもは居場所を失う。そう思っていた。
    しかし、大人も昔はこどもだったのだ。こどもが楽しい空間を作れば

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    2024年10月04日
  • こどもを育む環境 蝕む環境

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    学術的な視点でこどもと環境について説明されています。専門家から見た社会全体についての話がメインなので私の興味とはちょっとずれてた。

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    2024年03月08日
  • 人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究

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    菊竹学校の教え
    1. アイデアの作り方
    議事録をとるときは考えない。
    普通の案から考える。
    五時間で20案を作る。
    常に先を用意する。
    まとめる(一見してわかる資料に)。

    2. 強いチーム
    感謝感激。
    巻尺で測る。いつも。
    人の仕事を盗む。
    提案し続ける(仕事は来ない)。
    テーマを考える。テーマに沿ったでざいんを考える。
    あらゆることを同時並行で。そのために情報を集約。図面ならヘイ・りつ・だん。一緒に。

    3. デザインとは
    構造を考える。
    常識を覆す。
    変更し続ける。
    施工図は描き直す(施工図を製作図として書き直して模型を作る)
    見えないものを見えるようにする。
    良い案は良い案。くそみそに

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    2022年07月16日
  • こどもを育む環境 蝕む環境

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    現代は子どもの不安要因が多すぎる。(昔は)遊びほうけられる環境があった。こどもを閉じこもらせない、追い詰めない空間や環境、子供を解放する時間、空間、コミュニティ、生活方法といった生育環境を早急に整える必要がある。

    自然の変化や、美しさ、それを体験した感じを絵や造形にして表現することで、子供はより美しく、その感動を反芻する。ものを作ることを積み重ね、子ども自身がそれを表現し、制作する機会が極めて重要(はくぶつかんの活動として)。

    子供は本を読む!テレビは受動的。

    子供にとって床がものすごく重要。0.5mあたりの温度が子供には重要。夏場の熱中症など。

    子供と光。200lx。子供と空気質。現

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    2022年07月16日
  • こどもを育む環境 蝕む環境

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    こどもを持っても、日々の選択の中で気がつくと大人の視点を優先していることに気がつく。家をリフォームするとき床は安価の塩ビでも問題ないと思い選択したがこの本を読み終えた時、とても失敗したなと思ってしまった。
    実家で子供が畳の上で楽しそうに遊んでいると安心してみていられるが、自分の家では転倒したときに大怪我に繋がるのではと思い気が気じゃない。
    本の中では、こどもにとって何が大切かが丁寧に書かれており、少し意識するだけでこどもの健やか成長につながると思う。
    とても考えさせられる本でした。

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    2021年10月20日
  • 人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究

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    著者の建築・作品の素敵さが伝わってきて、それに出会えたという点では読んで損はした感はない。
    ただ本としては、説明が長すぎて大事なことが埋もれてしまっている感がある。
    もっと著者の考え方について知りたい!という気持ちにはなったので、3分の1くらいのページ数で内容を絞りに絞ったバージョンとかあったらもう一度読みたいのだけれど・・

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    2016年05月06日