マイケル・A・ロベルトのレビュー一覧

  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    決断の本質について書かれていた内容を説明する。
    正しく、実行できる意思決定のプロセス設計と運用について記載された本。

    意思決定プロセスとは?
    1.メンバー構成:反対ができる人
    (ア)専門知識の有無
    (イ)決定を実行する場合のその人物の重要性
    (ウ)信頼できる腹心
    (エ)構成メンバーの多様性
    2.コ...続きを読む
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    意思決定の質は、意思決定プロセスの設計と運用によって高められる。合意形成は単純なコンセンサスではなく、正しい方針にチームがコミットして成果をあげることであり、そのためにプロセスとして必要な観点がわかりやすく網羅されている。発散と収束のサイクルを細かく早く回す、あたりはほんとにその通りだと思った
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    組織上の問題発見を書いた本です

    問題を発見することの重要性と
    「問題を解決することと、問題を発見することは、まったく異なった能力である」と説いて。問題発見の為の7つスキルを沢山の具体的な事例を持って紹介しており、臨場感が伝わってきます

    リーダーの心構えの中で、優れたリーダーは問題を脅威とは見なし...続きを読む
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    これは「決断」というよりも「意思決定の本質」とも言うべき本である。

    組織で意思決定を行い、有効な結果を出そうとする場合のとるべきプロセスについて書かれた本であり、リーダーの決断力を伸ばすものではない。

    リーダーの重要な業務に「組織の意思決定と方向付け」というものはあるが、その確定におけるコンセン...続きを読む
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    Know what you don't know

    この言葉に尽きます。

    そして、それを実行する7つの手段を詳細に。
    ①情報フィルター
    ②参与観察
    ③パターン認識
    ④点から線へ
    ⑤価値ある失敗の奨励
    ⑥話し方と聞き方
    ⑦リフレクション
    これらの基盤になるのが、飽くなき知的好奇心、システム思考、バラ...続きを読む
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    組織での問題は、世間一般に出てしまった際はすでに手遅れか、対応可能であったとしても影響や対策コストなども大きなものになりうる。

    問題をいかに小さいときに発見するか、発見するにはどのような心構えが必要となるかに述べられている名著。

    これからは「トラブルシューター」を一歩進め、問題を自ら発見して小さ...続きを読む
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    軽めの内容を予想して読み始めたが、教科書的・網羅的な書き方で非常に役に立つ内容だった。折に触れ、読み返してみる価値がある本。

    ・問題の指摘はそれが間違った警報であっても学習の機会になりうる。コストの削減や顧客満足度の向上につながる場合も多い。また、問題を見つける能力も時間とともに進歩していくので、...続きを読む
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    エベレストの悲劇、ケネディの誤算、GEやIBMの改革など、各界のリーダーたちはどのように意思決定したのか、どうして間違った決定をしてしまったのかについて、関係者の証言等をもとに分析したもの。必要なのは正しい結論ではなく正しいプロセス、建設的な意見の対立、高度のコミットメントおよびコンセンサスであると...続きを読む
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    問題発見についての本。実践的な7つの手法を提唱し、その有用性を実例を持って解説してくれる。会社の経営層150人にインタビューした結果を踏まえ、豊富な事例で手法を裏打ちしてくれる。
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    何か問題が発生していないか気づくためには、気づかなくなってしまう原因をつぶしておかないといけない。それは自分の中にもあるし、環境もある。自分の中には問題を見えなくしてしまう人間の性質を知ることやや振り返る習慣をつける、見かたや聞き方によっても問題が隠れてしまうことがある。環境は情報の集約方法や意見を...続きを読む
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    決断する内容よりもいかに決定するプロセスが大事であるかを説明した本。将来,部下を持ったときに読み返したい.
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    いわゆるリーダーシップの高いとされているリーダーのもとでは、事前に問題が発見されることはなく、風通しが良い職場ほど、リアルな問題が上層部にも伝わり、解決が行なわれると言った内容。
    極めて当たり前とも言える内容か。
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    読書会課題本。何らかの組織運営やプロジェクトリーダーをされているなら学ぶところが多いと思う。組織運営などをする時には、必ず「会議(=ミーティング)」が行われるが、そこである種の決定を下すのに、どういう段取りを組むのが良いか?というのをテーマとしている。過去の成功・失敗事例も豊富で、それなりの説得力も...続きを読む
  • なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
    リーダーが持つべき「危機予測」のためのコツ。問題を解決するのではなく、問題が発生する前に回避するという考え方。人類学者のように観察すること、パターンを見つけること、点を線でつなぐこと、失敗を奨励することなど。
  • 決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント
    ビジネス書。先行研究と自身の調査から、良質のプロセスによる意思決定は成果を上げる可能性が高いとし、そのために必要な行動を説く。失敗事例から提示される、意思決定に対する組織構造や文化の影響は納得感が高い。