笹山尚人のレビュー一覧

  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    ネタバレ

    ○弁護士で、労働関係を中心に活躍する笹山氏の著作。
    ○自身が手掛けた労働関係の事件・事案を紹介しつつ、近年頻発するの労働トラブルの原因と解決法等をまとめたもの。
    ○労働に関する法律の世界は、思っているよりも複雑で、個々の労働契約を見ても、争うのは極めて大変だと言うことが分かった。また、そのような中でも、様々に対抗している方がいるのも、意外であった。
    ○労働組合については、もともとネガティブな印象を持っていたが、労組こそが、サラリーマンの最後の砦であるという点が、とても新鮮。
    ○なにより、弱っている人の見方になってくれる、優秀な弁護士がいるというのが、一番心強い。

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    2014年01月24日
  • 労働法はぼくらの味方!

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    ジュニア向けに書かれた労働法の入門書。世界最悪の労働環境と言われる日本でこれから働くことになる若者に、ぜひとも勧めたい一冊である。

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    2013年04月24日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

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    『パワハラ』と良く耳にするようになったけど、実態はどういうものがあるんだろう?具体的な事例を知りたいと漠然と思い、手にした一冊。追い込まれる個人側は、本当に切実。追い込んだ側の本音は、イマイチ掴めず。労働裁判の存在も初めて理解出来ました。パワハラの当事者にも、周辺の傍観者にもならないように気をつけたいと思います。

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    2013年01月04日
  • 労働法はぼくらの味方!

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    「労使関係法」の試験が近く、労働法を全体的にさらっておきたいという思いで、選びました。岩波ジュニア新書というだけあって、分かりやすいです。

    本書は、高校1年生の主人公がハンバーガーショップで働き始めるところから始まります。仕事にも慣れ、アルバイト生活を謳歌しているのですが、更衣室で起きた窃盗事件をきっかけに…


    主人公のおじの弁護士が登場して、労働法について話してくれます。そもそもの労働法の趣旨、存在意義にも触れており、ハンバーガーショップにまつわる具体的なケースを題材に分かりやすい説明がされています。

    小説の形式で、かつ200ページしかないので1日で読み切ることもできます。労働法の全体

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    2012年07月17日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    賃金不払いや雇い止め等、労働問題に起因する訴訟問題を俯瞰する本。意外と知らないことばかりで、大変参考になりました。

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    2012年03月25日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    [ 内容 ]
    現代の労働者の困窮は、働く権利の問題だけではなく、「貧困」という生活全体の困窮の問題に広がり始めている。
    本書は、実際に起きた事件から、「法令を守らない使用者」と「立場の弱い労働者」にスポットを当て、格差、ワーキング・プア、貧困問題に風穴をあける取り組みを紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 管理職と残業代―マクドナルド判決に続け
    第2章 給与の一方的減額は可能か?―契約法の大原則
    第3章 いじめとパワハラ―現代日本社会の病巣
    第4章 解雇とは?―実は難しい判断
    第5章 日本版「依頼人」―ワーキング・プアの「雇い止め」
    第6章 女性一人の訴え―増える企業の「ユーザー感覚」
    第7章

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    2011年04月09日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    ネタバレ

    現代の日本で働く人には一読の価値があると思う。

    労働基準法が遵守されている企業がどれほど貴重か、「ワークライフバランス」という言葉のもとで非正規雇用の労働者がどれほど使用者に都合良く使われているか、憂き目にあった時どういった行動をとるべきか。
    弁護士である著者が実際に扱った事例にはHow toがつまっている。

    個人的に就業規則に関する記述、裁判所の裁量、2006年導入の労働審判の有用度などは参考になると思った。

    雇用の規制緩和なんかより、現在の法の遵守、政治と企業、政治と労働者の力関係の正常化を先にすべきなんだよねー。

    大卒で正社員になれてもいつドロップアウトするか分からない時代、自分

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    2011年04月07日
  • 労働法はぼくらの味方!

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    [ 内容 ]
    アルバイトでも有給休暇はとれるのか?
    派遣でも残業代はもらえるのか?
    多くの若者たちの労働相談にのってきた著者が、労働現場で出会うさまざまな疑問や問題点についてていねいに解説。
    働く権利を守るためにどんな方法があるのか、具体例をあげてアドバイス。
    巻末には相談窓口を付す。

    [ 目次 ]
    プロローグ 真吾君の仕事体験
    第1章 アルバイトの悩み
    第2章 労働法ってなんだろう
    第3章 パート・アルバイトの働きかた
    第4章 正社員の働きかた
    第5章 派遣社員の働きかた
    第6章 労働法の活用方法
    第7章 おじさんからの手紙
    エピローグ これから働く若者たちへ

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    [ お

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    2011年03月25日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    非正規雇用者だけでなく正規雇用者も、会社に不満がある人は全員読むべきです。当たり前のこと(弁護士さんにとっては、、、)を雇用される側である私たちは知らなさすぎて、そのために多くの不利益を被っています。泣き寝入りはなくしたいですね。本自体はとても勉強になりました。が、筆者の口調は若干不遜気味かもしれません;自分の功績をたたえすぎなところも少しありますw

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    2010年09月02日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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    メンヘル系のタイトルが中身に合ってない。モノのように解雇され、モノのように値切られ、モノのように殴られ、それでも人間らしくモノ申せば、バグ従業員扱い。どこまでいってもモノでしかない労働者の現実。「法律守ってたら会社なんてやっていけるか」という開き直りも横行するという。コンプライアンスはどこへ行ったのか? 労働組合の役割と政治を動かす力が著者の言う通り、結局必要なのだ。

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    2009年10月07日
  • 人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~

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     「法令を守らない使用者」と「立場の弱い労働者」にスポットを当てた本。立場の弱い労働者でも、法律を理解し、団結すれば勝てるという希望を与えてくれる本だった。

     この本を読むきっかけになったのは、テレ東の「ガイアの夜明け」で労働裁判の回を観たこと。不当な待遇を受けるガソリンスタンドのアルバイト達の回。僕とさほど年齢の変わらない青年達が、経営陣と闘う話。

     これから、被雇用者になる者として、様々な裁判の実例と法律を分かりやすく学べたのは良かった。実際、いくつかの点においてかなり誤解をしていた。雇用者も被雇用者も、自分が不当な搾取をしていないか、されていないかを知るために読んでおくべきだと思う。

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    2009年10月04日
  • ブラック職場~過ちはなぜ繰り返されるのか?~

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    ブラック企業問題に取り組む、弁護士先生の本。
    事例はすくない。
    案外、労働関係法規を企業側も、労働者も知らないという事実に驚いた。
    が。
    最低賃金を引き上げるべき、とか、K国のデモとかを、羨ましいと言ってるのを見て、ちょっと引いた。

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    2022年07月27日
  • ブラック職場~過ちはなぜ繰り返されるのか?~

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    ブラック職場は経営者の資質ではなく、利益至上主義の論理に飲み込まれた組織体で発生する。やりがいを隠れ蓑に正当な報酬を払わないやりがい搾取。非正規と低賃金の問題や人事権、労働法、ブラック社会の解決策、様々な取り組み等について。個人的に気になるのは労働市場の流動性を高めることが今後の日本経済にとって大切なことなのではと思ってるんだけど、ここで訴えていることはその逆を行くものであり、日本社会のブラックな面を改善するための根本的な解決にはなっていない、対症療法でしかないのではないかなということ。青年ユニオンという取り組みは面白いし、厚労省のアルバイトをする前に知っておきたいポイントのようなリーフレット

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    2018年05月25日
  • パワハラに負けない! 労働安全衛生法指南

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    分かりやすいし、こういう弁護士さんにはもっともっと頑張ってもらいたい。
    ただ、労働組合に入っていないからパワハラの証言ができないみたいな描写にはピンとこなかった。

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    2018年04月28日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

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    ネタバレ

    事例紹介もわかりやすく、企業側が求められていることもわかる。
    一方で、業績もイマイチ、やる気もそれほどない、それでいて権利意識は高い社員に対して会社がどう対応していくかも同時に求められる、難しい時代なのかな。などと思う今日このごろ。

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    2016年10月10日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

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    今現在もこんなパワハラがまかり通っていることに怒りを感じる。そして、立証の難しさに考え込んでしまった。録音はかなり有効らしいので、パワハラに合いそうなときには必ず録音しようと思う。

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    2014年10月24日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

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    数件の事例と解説、それに対する考え方と見解。
    被害者側の観点のため、受けた場合どうすればいいかはわかる。
    加害者にならないための基準が知りたかったがその点の記載は無かった。

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    2014年10月22日
  • パワハラに負けない! 労働安全衛生法指南

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    分かりやすくて、大変良いと思います。
    パワハラとは職場の一番弱い所に向かう加害の現象です。逆に言えば、職場の中でそれなりに立場や力のある人に対しても出来るような言動だけとっていれば、パワハラにはなりにくいのです。
    業務上の不満があって注意をするなら、相手が反問出来るような雰囲気を作る必要があります。何より注意の時点で、相手にどのようにして欲しかったのか、これからどのようなことをして欲しいのか、その具体的な内容を示しながら注意するようにすると良い。

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    2014年01月14日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

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    会社側の立場と労働者の立場でこんなにも見方が変わるものもないよね・・・。ちょっと知りたい内容とははずれていたが、勉強になった。パワハラの定義は引用へ。

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    2012年09月17日
  • それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~

    jin

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    企業内のいじめは厳しい

    極端な例ではあると思うが、企業内でのいじめは学校以上に陰湿なものであると思える。
    いじめる方もいじめられる方も大人の社会ではそれぞれ言い分があるのかもしれないが、やりがいのある仕事を求めるためにはこのようなことはあってはならないことと感じる。

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    2012年09月14日