兒嶋みなこのレビュー一覧

  • 恋するパンプキンスパイスカフェ

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    「こんなに読後、幸せいっぱいでドキドキする話に出会うのは、初めて…!
    私にとっては、永久保存級すぎて涙出そう…!」

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    2025年12月15日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    そうそう、British貴族のラブストーリーはこうでなくっちゃ!!!が詰まってる作品です

    キティの清々しいまでの家族第一(お金)の姿勢がブレないところ、ジェイムスの典型的な貴族的姿勢、2人の歩み寄り、just love it!
    彼女の芯の強さ、目的のために最大限の努力をする姿がめっちゃ良い

    あと、この手のストーリーによくある、どちらかのピンチ(多くは女性側)をどっちかが助けてハピエン、じゃなくてクロスになってお互いを助けるってところも良かったんだよなぁ、対等な感じがして。

    2025.12.12
    220

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    2025年12月12日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    キティの行動力と戦略にあっぱれ!をあげたい作品。恋愛小説は苦手で避けていたけど、このロマンス作品はとても楽しく読むことができた。キティの玉の輿は素晴らしいけど、お金と自分の家族よりも愛する人と結婚しないといけないと気づいてくれたことは良かったなと感じた。
    まさかのセシリーの方が大胆な行動を取ったのには驚いたけど、恋は盲目という言葉通りの行動をとってくれたのも良かった。
    海外作品は苦手な人でもサラッと読めると思うので、ぜひ読んでほしい。

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    2025年09月30日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    面白かった。読んでいるうちに深夜になってしまって中断したものの気になってなかなか寝付けなかった。
    翻訳物は文章のリズムや言葉選びの感覚が翻訳者の方と合わないと読みづらいのだけど、するすると水のように入ってきて自分に合っていたし、なにより作品の雰囲気が軽快で、特に緊迫したシーンからそれぞれ解放されたあとのキティとラドクリフのやり取りには本当にドキドキした。

    キティとジェインの年齢差、ラドクリフとアメリアの年齢差が同じで、キティとラドクリフは性別も立場も背負うものはそれぞれに異なれど、兄弟・姉妹の一番上というのは下から見れば親よりも近い親代わりのようで、19世紀のイングランドではより顕著だっただ

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    2025年09月28日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    面白かったー!
    止まらなくなって食事も後回し、生活に支障をきたした。

    表紙やタイトルの可愛らしさから、主人公のキャラやストーリーもお茶目な感じを想像したら…「現実、食べてくのはそんな甘くないんだよ!」と、すぐに平手打ちを喰らった気分に。

    ロマンス小説だから、ラドクリフと結ばれるだろうと予想しながら、え、でもこの取り返しつかない険悪さからどうそうなるの…??ってなった。

    キティが弱味を握ったラドクリフを「心配することなく率直に話せるただひとりの相手」としたのが見事で、口論を通して違いを認め合って信頼するまでの自然な流れと説得力、リアルさがすごい。

    あーラドクリフ格好いい。伝わる。
    見なく

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    2025年09月23日
  • 恋するパンプキンスパイスカフェ

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    スモールタウン・ロマンスのお手本のような作品!夜食に例えたらカレー、ラーメン、オムライスに匹敵するくらい『皆が好きなヤツ』ですよ。都会からやってきてカフェを引き継いだヒロインと過去に手痛い失恋をした無骨な農夫ヒーローのキュートなロマンスでした。友人として登場する次回作のヒーロー、ヒロイン候補にも注目。続刊を早く読みたい!

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    2025年09月14日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    久しぶりにキュンキュンした。
    妹たちの生活を確保するために、上流の社交会(婚活市場)で大金持ち男性を狙ってハンティング。
    勝気で計算高く、恋愛や情よりもとにかく家族のために突っ走る。
    かっこいいし爽快!
    最後は結局、嫌いあってたはずのラドクリフ伯爵と結ばれたので、愛も生活も手に入れたヒロインであった。
    印象最悪なところから、だんだんお互いに惹かれあっていく様子がキュンです。
    独特な翻訳が苦手で海外の本は敬遠していたけど、良かったな。映画化してほしい。

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    2025年05月11日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    ジェーン・オースティン作品のような世界観に浸れる現代作品

    強気な2人の会話を垣間見るの、ものすごく楽しい
    とにかくヒロインが強かでかっこいいの...

    最後の最後でそれぞれの名前表記が変わるのもロマンティックでいいよね〜〜〜最高でした

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    2025年03月27日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    上流階級を鮮やかに切り開いていくキティがかっこよかったし、徐々に惹かれていくキティとジェイムズにときめかずにはいられなかった。

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    2025年03月15日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    マイ・フェア・レディの唯一引っ掛かるポイント、歳の差。それが解消されたもの。マイ・フェア・レディ好きは是非!
    主人公姉妹が美人設定だけれども、とてもそうとは思えないのが難点…。
    惹かれ合っていても、身分、いま置かれている自分の状況、責任のために、それを見ないふりをして背を向ける二人に辛くなる。
    見つめ合う瞳でお互い何かを感じているのに、何度も目を逸らしてしまう。あと数秒見つめ合っていれば、きっと気づいたはずなのに…。

    続きを読みたいけれど、ここからはイチャイチャするしかないからつまらないかもしれない…

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    2025年03月02日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    主人公のキティが不憫で、でもそんな不憫に感じるのは失礼だと思えるぐらい聡明で逞しくてかっこいいヒロインでした。
    姉妹のために、自分の幸せよりも姉妹を守るために動くキティをずっと見守っていたからこそ、最後のラドクリフとの婚約に至るまでの掛け合いには感動しました。よかった……。

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    2024年10月23日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    冒頭で婚約破棄される展開はなろう系だけど、『高慢と偏見』の本格オマージュ作品。

    婚約破棄される展開のその後の行動が素晴らしく機転が利き、家族のために形振りかわまず上流階級に乗り込むキティの不屈の物語。
    彼女の大胆さや強さも爽快でした。

    とにかく主人公キティの家族愛と婚活への自己犠牲と葛藤、意欲と有言実行能力の高さに惚れ惚れする作品。
    キティの能力と度胸も凄いし、ヒーローのラドクリフ伯も嫌味なく男前で、キティに振り回されている姿は可愛くすらあって楽しめました。

    読書垢で絶賛されていた作品で、確かに良質な読書体験時間を提供してくれました。
    オススメです!

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    2024年09月08日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    面白かった。キティとラドクリフの関係の結末は容易に予測がつくが、それがあっても楽しく読めた。キティとラドクリフの"その後"が見たい。

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    2024年08月24日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    いや〜〜おもしろかったなぁ!翻訳作品にもかかわらず、するんとワールドに引き込まれ、19世紀イギリスの階級社会で下剋上を目指すキティの強さとセシリーの文学部的発想と、最終結末がものすごっっく腑に落ちて、要するに大好きな作品に。一瞬で読み終わりました〜!!!!訳者さんもとても訳がうまい。

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    2024年07月25日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

    s

    帯の文句に惹かれて

    オースティン、大好きなので、まんまと紙書籍を即買いw
    作者さん、熱烈なオースティンファンなんでしょうね、見事な本歌取り?オマージュ?でした!
    現代風に、難しいことは取っ払って、誰でも読みやすいようにアレンジした感じです。
    ヒーローだけでなく、ヒロインも大活躍しちゃうのも、とても今風w
    結末はわかりきっていても、そこまでのこの過程こそが醍醐味。
    あぁ...TVドラマor映画化されないかしら...
    思いっ切り現実逃避出来ました!
    さて、お気に入りのシーンを、また読み直しましょ♪

    0
    2024年07月21日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    ロンドンの上流社会に斬り込んでいくキティの様がとにかく痛快だった。一方で家族をひたすらに愛しているが故の苦悩だったり、自分自身の犠牲だったりの心情も繊細に描かれていた。
    最悪の形で出会った伯爵、味方になる人、去っていく人々…どの登場人物との会話も鮮やかに繰り広げられていた。テンポの良いやり取りをずっと見ていたい気持ちになった。愛すべき登場人物が沢山出てくるので、一人ひとりがこれからどうなっていくのかも、とても気になる。

    ロンドンの上流社会は見たことも無いけれど、物語の世界に引き込まれて、ページを読み進める手が止まらず、あっという間に読み終わった。読書の楽しさを改めて感じた1冊だった!

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    2024年06月01日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    おもしろかった〜〜〜!!
    19世紀の社交界がどんな感じだったのか、
    細かいところまで想像できるような内容だった!

    どんどん自分から掴みに行こうとするキティ、
    生き抜く力がすごい。

    ずっともどかしい気持ちでいたけど、
    最後はハッピーエンドでよかった◎

    2人のその後とか、
    セシリーの恋がどうなったのかとか知りたいので
    いつか続編を出してほしいという気持ち、、

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    2024年05月11日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    ネタバレ

    面白かった。高慢と偏見大好き、ジェイン・オースティンは最高!と考える人間だったので、これも楽しめた。

    キティのどこまでも計算高い合理性と感情を抑制する理性に感服する。財産目当てだけど、内情が切実。まあ、贅沢したいから、ではないだけ良いけど、そんな事情はみんな抱えてるとすげなくされてたらどうするんだろう。ラドクリフ伯爵良いやつだな。
    アーチーのうぶさは心配になるけど、こんなもんか?こんなもんか。みんなこれは真実の愛だと思いたいもんな。
    ジェイン・オースティンは人間描写が巧みだけど、これもなかなか。

    ハッピーエンドに至るまで楽しませてもらった。

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    2024年05月08日
  • 没落令嬢のためのレディ入門

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    原題は"A LADY'S GUIDE TO FORTUNE-HUNTING"、初出は2022年。兒島みなこ訳。

    ちょ、ちょっとー!!??
    こ、こ、これはすごい!!面白い!!震えた。
    途中から胸キュン止まらん展開になるし、仕事中も続き読みたくてそわそわしちゃうし、世界の全女子、年齢問わず心は永遠の乙女に超おすすめです!!!(男子禁制)

    1818年、イングランド。
    父母を亡くし、四人の妹と暮らすキティは、ある日突然、地元卿士の婚約者から婚約破棄を言い渡される。
    死んだ父には莫大な借金があった。4ヶ月後までに返済しなければ姉妹の家はとられ、路頭に迷ってしまう。キティ

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    2024年03月10日
  • 午後三時のシュガータイム

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    ネタバレ

    設計士として働く傍ら祖母から受け継いだ牧場で動物保護の活動をするヒロイン。
    母親から骨太体型と散々言われ、婚約者にも裏切られたヒロインは男性に対しすっかり内気になってしまい、男性よりアイスクリーム!と言わんばかりの日々を過ごしている。
    そんな中、学生時代憧れていたヒーローが7歳の娘を連れて町へやってきたことにより日々が一変する。

    とにかくよかった!
    主人公2人もさることながらヒーローの娘、ヒロインの妹や両親たち、ヒロインの飼っている犬や保護した動物たちがアクセントになっていてみんなが主役なぐらい個々がある。

    傷付いてきたヒーロー娘がヒロインや動物を通して純粋さを取り戻して元気になっていく姿

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    2022年07月16日