小林英夫のレビュー一覧
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国民党の情報戦に関して国民党の発した言葉をナイーブに全て信じてるのは頂けない。それを除けば非常に良い本だと思った。蒋介石は日本留学時に、日本軍のことを非常によく観察していたんですね。Posted by ブクログ
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[ 内容 ]
戦地の将兵も嘆いた泥沼の戦いに日本が踏み込んだ本当の理由とは?
敗北の歴史から学ぶ。
[ 目次 ]
序章 殲滅戦争と消耗戦争
第1章 開戦への歩み
第2章 破綻した戦略
第3章 傀儡の国
第4章 見果てぬ夢
第5章 二つのパワー
第6章 『検閲月報』を読む
[ POP ]
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日中の戦略に関する分析はよいが、筆者には左翼思想が根にあると思われ、誤解を招きあるいは誘導するという側面もあった。
また、新書であるせいか網羅性にも欠いていた。
よい面と悪い面の両面を持つものである。Posted by ブクログ -
第6章「関東憲兵隊通信検閲月報」で紹介された資料は、日中両国の庶民の目線から当時の時代を見ることができました。
近現代史は、権力者側から見た歴史とは違う視点で書かれたものが必要だと感じます。Posted by ブクログ