ジェリー・トナーのレビュー一覧 奴隷のしつけ方 ジェリー・トナー / マルクス・シドニウス・ファルクス / 橘明美 学術・語学 / 教育 3.7 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ ローマの貴族マルクス・シドニウス・ファルクスが書いた奴隷管理法、という体裁をとって、 古典研究者ジェリー・トナーが書いたギリシア・ローマ時代の奴隷についての解説書。 訳者あとがきにあるように「こんな本が欲しかった! 古代ローマ人が奴隷管理法を語るタイムトリップガイド。生身のローマが見えてくる!」という、ローマ時代の生活には、切っても切れないというか当然のように存在した奴隷について、様々な文献の記述から、いまそこに見えるように生々しく平易に解説した本。 奴隷の立ち位置、奴隷との付き合い方の基本、奴隷の買い方、奴隷への罰の与え方、奴隷の解放について等々、記述は詳細かつ多岐にわたる。 そこには、...続きを読む貶められた獣のように扱われ使役される奴隷ではなく、主人の所有物という法的な立場はもちながらも、存在を認められ、働き、生きた、奴隷という存在が見えてくる。 著者は、「しかし、いくら存在を認められとはいえ、今の時代にはマルクスのように奴隷制を容認し、それを正当化する人はいない。しかし、現代はどの国でも奴隷制は違法であるといっても、奴隷状態に置かれているひとはたくさんいる。Free The Slave というNGO団体の統計によれば、暴力で脅されて労働を強要され、給料ももらえず、逃げる希望さえない人が2700万人いる。現代社会には、古代ローマのどの時代より多くの奴隷がいるのです。」と、本書を締めくくる。 さらに、現代社会には、消費を煽られることによって精神をコントロールされ、給料をもらい自由に生活しているという形をとりつつも、自分の精神は縛られ、稼いだというお金は搾り取られ、老後はクズのように捨てられる、より多くの奴隷的立場にある国民が多くいる。それに強く矛盾を感じた。 0 2015年10月20日 奴隷のしつけ方 ジェリー・トナー / マルクス・シドニウス・ファルクス / 橘明美 学術・語学 / 教育 3.7 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ こんな本が欲しかった1これであなたも一人前の主人になれる。もう悩まない。>>>訳者あとがきより。 会社に置き換えると笑えない^ - ^ 0 2015年07月21日 <<<12・・・・・・・・>>>