高橋みなみ(AKB48)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AKBについてあんまり知識がないけど、たかみなの名前くらいは知っていた。総監督ってことも知ってた。
女の子300人をまとめるって、本当に大変なことだと思う。
数人の部下を育てるのも難しいのに…(^◇^;)
彼女のリーダー論は、スッと心に届いた。
きっと、自分と同じ考えだから。
自分は才能がないから、人の倍努力しても、追いつけないって認めなくないけど、まずは、現実を直視すること、そして、自分の役割を探し出すこと。
自分にしかできないこと、自分にあったスタイルを見つけだしていきたいと思った。
昔、NZにワーホリしてたとき、素敵な言葉をたくさん見つけて、心に刻み込んでたのに、今は、そんな言葉を嘘っぽくて、安っぽく感じて…
でも、彼女の言葉を読んで、そんな言葉が自分を高みに連れて行ってくれるのかもしれないと、思い出させてくれた。 -
Posted by ブクログ
AKBファンではないけれど、たかみなはスゴイ人!という認識だけはあるので(笑)、彼女が書いた本を読んでみたいなと思った。
とはいえ私の立ち位置は大抵、リーダーについていくその他一同~というポジションなので、わざわざ「リーダー論」を学ぶ必要はないのかもしれない。
でも、そんな私には計り知れないリーダーの苦悩や胸の内を少しでも垣間見られたなら、自分がどんなポジションであれ、組織の中で己が果たすべき役割を意識しながら行動することができるようになるんじゃないか?~という期待を込めて、読んでみた!
とくに印象的だったのは、アドバイスの仕方についての話。(57頁~)
アドバイスとは、選択肢を増やしてあげること。なので、「こうしたほうがいいよ」という言い方は、決してしない。自分も過去に経験したことであれば、「私はこうだったんだよね」と実体験を基に語り、そうでないことの場合は、「こういうこともあるんじゃない?」という風に、選択肢をひとつ増やしてあげるような対応をする。そしてその根幹にある姿勢は、答えを指示してあげることじゃなくて、その人の理解者になって一緒に悩んであげること~なんだとか。
それから、女子が大集団の中でついつい作ってしまう小さなグループのことを、「ダマ」と表現したのが、言い得て妙だなと。笑
それをほぐして、大きな丸につなげるのがリーダーの役割であり、これはチームで一つのことを成し遂げるためには必要不可欠な作業であるらしい。
あと、第7回総選挙のスピーチ採録が良かった!やはりあれは名演説だった!!
その場で聞いたときは感動したスピーチも、あとで文字に起こしてみたらなぜか感慨が湧かなかった~なんてことはザラにある話だけれど、このスピーチはきっと何回読んでも、その度にまた違う響きをもって、しみじみとした気持ちにさせてくれるだろうなと思った*
この他にも、ためになる言葉がたくさんあった。
ひとつの組織で10年間努力を続けてきたたかみなの言葉だからこそ、信頼に足ると思えた。
世の中のリーダーたち,また私のように決してリーダータイプではないけれど、リーダーを支える立場にある人たちにも、ぜひおすすめしたい一冊になった。d(´∀`〃) -
Posted by ブクログ
指原莉乃さんの逆転力に続きAKBグループの本。
高橋みなみさんはAKBの総監督を務めていたので、表面的な事のほんの一部しか知らない自分でも「強いリーダー」と言うイメージがあった。
本を読んでいたら、彼女の誕生日が自分と同じだと初めて知った。1991年か・・・。自分は高校3年に生まれたのか!と驚いた。
以前TVで明石家さんまさんが「どんな清楚でか弱く見える女性でも芸能人に、そんな人はいない」という趣旨のことを言っていた。
彼女たちアイドルもこの発言通りと考えると、強くて当たり前という事も思うが、特にAKBはそういう仲間との葛藤など裏側まで見せているので、彼女の強いリーダーというイメージが定着しているんだろう。
実際総監督就任と言われて、一体何をするのか?と思ってスタッフに聞いても誰もその答えがわからない状態の中、自分で考えて総監督がやるべき仕事を作って総監督像を作ったのだから、その苦労は大変な事だったと思う。
グループのリーダーとして、人生をかけて戦っている仲間へ声をかけたほうがいいのか?
そっとしてあげたほうがいいのか?タイミングや状況、相手との関係など色々な要素があり、何が正解になるか誰もわからない、でも立ち止まっていられない中で行動した総監督としての実体験を踏まえているのでリーダーの5つの仕事はなるほどとうなずけることが多かった。
・メンバーの事を理解する
・ほぐしてつなぐ
・導く
・手本を示す
・任せる
スピーチの7か条
・太文字となる言葉をイメージする(キャッチーでインパクトのある言葉)
・声のトーンで聞くテンションを作り出す。(トーンを下げて、相手を聴くテンションにする)
・事実を前提に客観的に話し始める
・感情ではなく、その感情を抱いた理由を言う
・聞き手を想像しながらしゃべる
・「・・・」の間を大事にする(聞き手に言葉の意味を考える時間を意識的に作る)
・前向きな言葉で自分と聞き手の両方の気持ちを高める
ビジネスパーソンとしての側面で考えると、本当に最近のアイドルはすごいなぁと感心する。 -
Posted by ブクログ
AKB48の総監督を務めた、たかみなこと高橋みなみのリーダー論。AKB48は前田敦子の顔は覚えている程度の素人。総監督という役割があること、たかみなが初期メンバーの一人でありAKB48を卒業したことを本書で初めて知った。
AKB48というシステムには興味をもっており、漫画「AKB49~恋愛禁止条例~」は楽しく読んでいる。その中だとたかみなは主人公のみのりを「お兄さま」と呼び可愛がられるちびっ子リーダーなので、そのイメージを持っていた。本書から伝わるたかみなのイメージは「自身を『凡人』と理解しそれでも前へ進み続ける努力の人」。前田敦子や大島優子といった希代の天才の前に、自身は彼女達にはなれないと理解し、それでもできることを見つけ努力し課題に真っ向から進んでいく。秋元先生から無理難題を言われても「無理!」と言わずに前向きな言葉を発しようとするその姿勢に、漫画の主人公であるみのりの姿を感じた。
努力できる才能という言葉があるけれど、たかみなはまさにそれ。努力のバランス感覚が優れている。弱冠24歳にして考え行動してAKB48グループを率いてきた結果を示した彼女はそれはもう大きな財産なのだろう。10代という多感な時期に先行きも分からない女の子ばかりの大御所であるAKB48グループというものの一端を背負ってきたプレッシャーはどれだけのものか。
人をよく知り知ろうとする、心の距離を近付ける、グループの垣根(たかみなはダマと例えてました)をほぐす、ひとりひとりを集めてみんなにするなどなど、たかみなが考えながら動きながら進んできたことがよく分かる。これを10代の女の子がやってきたというのがすごい。しかも自身もAKB48の一員として講演をしながら管理職的な役割も務めるなんて。なんというタフさ。いや、なんという努力。
たかみなのスピーチが好き。「努力は必ず報われることを証明する?」。努力は報われるとは限らない。夢を叶えるため、目標を達成するため、ゴールに近付くため、人は必ず努力をしている。できないことができるようになるのが好き。前へ、もっと前へ、凡人だからこそ努力するんだ、という意志がとてもいいです。がむしゃらな努力でなく、向いている向いていないを知るために努力する。やってみて分かる。やらないと分からない。
努力の意味を履き違えて、心が壊れるまで働いたりする人がいる今の世だけれど、たかみなはバランス感覚が非常に優れている。彼女は自身を凡人だと言うけれど、方向性が違うだけで才能があるよ。ゴーストライターが書いているのだろうけど、文章はつっかえるところがなく読みやすい。文字通り行間が空いているので分量が少なくさくっと読めます。
たかみなのその生き方、志にファンになりそう。AKB48グループにも興味をもった。