ヴォルテールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
18世紀(1763年)の本。
主にキリスト教の宗派間の血みどろの闘争を諌め、寛容を説く内容。
発端は、ジャン・カラス事件における大誤審。最終的には冤罪と認定され、名誉回復されるのだが、死刑執行後ではほぼ意味がない。
ヴォルテールは延々と狂信の悪例をこれでもかと挙げていく。その一方で、イエス・キリストへの敬愛は揺るがない。
八百万の神の国に住むものとしては、この世に一神教が無ければ、人類はもっと幸せに暮らせているだろうと思ってしまう。イエス・キリストに救われた人もまた無数にいるだろうけれど。
「賢者ナータン」と同じくらい、一神教の信徒に読んで欲しい。