浜辺祐一のレビュー一覧
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救命センター部長ファイル
救命救急センターの部長として、日々瀕死の患者さん達と向き合っているお医者さんの多分実話に基づく日誌の様な、日記のような、エッセイのような小説のような本。
AEDって大事なんだな。Posted by ブクログ -
この先生のご著書は他にも読んでいます。臨床の現場で起こる様々なことと、医療に携わる方々の姿勢に感銘を受けるだけでなく、本書では、人生についてのアドバイスもたくさんいただけたように思います。看護師さんを目指す方々に向けて書かれた文章だからでしょうか。Posted by ブクログ
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目に入ってなんとなく借りた一冊。読みやすく面白かった。ドラマみたいでもなく、普段診てもらうお医者様ではなく、医者になった知人たちの仕事ぶりを想像してしまいそうになる。Posted by ブクログ
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看護婦(現・看護士)さん向けの月刊誌の連載をまとめたものなので、著者も看護婦さん向けに書いているけれど、医療現場を知らない人が読んでもオモシロイ。歯に衣着せぬ発言と言うのか、看護婦さんとのかけあいがオモシロクもあり、温かくもある。Posted by ブクログ
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「ジェネラルルージュ〜」読んで、ちょっと救命救急の現場に興味が出たので手にとってみました。
中身は救命医の著者から看護師、看護学生向けのエッセイというかメッセージというか…です。
実際に救命で命を救って、植物人間になっても患者は幸せなのか。という問いや、「何で自分がプライベートを犠牲にしてまでこいつ...続きを読むPosted by ブクログ -
医療事務の関係で読みだした救急医療に関する本。
なかなか日常では関わらない世界。
しかし、命の危機にひんした際には、自身の命をつないでくれる最後の砦。
そんな現場の状況を映し出している作品です。
医療問題が騒がれている中、読んでみるのもいいのではないでしょうか。Posted by ブクログ -
救命病棟24時、ジェネラルルージュの凱旋等で描かれているような救命センターとは全く逆。
ドラマを観て楽しむのもいいけど、現実はこうですよ、っていうのを知るべきだと反省した一冊。Posted by ブクログ -
【対象】
誰でも
【感想】
墨東病院に入院中、売店でたまたま見かけて購入した。
墨東病院の救急救命センターでの話なのだが、人生において示唆に富むメッセージが「さらり」と書いてある。
(自分も墨東病院の救急救命センターに入院し、救急病棟に2泊したが戦場のような感じだった)
患者・家族・看護婦・医者...続きを読むPosted by ブクログ -
この手の本は結構好きです。
医師の日々の苦悩が感じられます。
著者はやぶ医者だなんてご自分のことをおっしゃっていますが、
自信の裏返しなんでしょうね。Posted by ブクログ -
「人の命の価値に上下はない」もっともなことだけど、自殺を図った命より労災で怪我をした命が大事だと思ってしまう。労災のひとが身内だったらなおさら思う。自殺を図った人を助けているうちに労災の人のベッドが足りなくてたらいまわしされたら思ってしまう。Posted by ブクログ
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10個の短い話から出来ています。特に印象に残ったのは「自己決定」という話でした。狂言自殺を繰り返すうちに命を落としてしまった若い女の子。どれも考えさせられるところの多い話だと思います。Posted by ブクログ
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『救命センターからの手紙』で、日本エッセイストクラブ賞を受賞した著者6冊目のエッセイ。
彼が勤める下町の救命センターで、カンファレンスの時に取り上げた様々な事象をリアルに、ときには軽妙に(もちろんそれぞれの出来事は命と向き合う深刻な医療行為であるが)綴られている。
緊迫した医療や医師たちの悩みが、現...続きを読むPosted by ブクログ -
10年以上ぶりにこの著者の本を読んだ。
同じ病院に勤務しているが、本人は部長という肩書になり、病院に担ぎこまれる患者もすごい高齢化である。
「終末期」の章で取り上げられている、寝たきりの95歳の患者の問題、どこでもありそう。Posted by ブクログ -
面白いとか面白くないとかではない
シンプルに勉強になった
時々耳にする医療単語が丁寧に解説されていてなんとなく学びになる
それに加えて医師の本音も書かれていてよかった
誰でも彼でも救命すればいいという問題ではないだろうPosted by ブクログ -
まだ看護師のことを看護婦と
言っている時代の話で違和感があった。
患者の悪口言ったりしててなんだか
受付してた時を思い出して懐かしくなった。Posted by ブクログ -
医者の、毎日お仕事エッセイ。
患者の立場から考えれば当然の要求だけれども
先生や看護師の立場なら? が何となくわかります。
とはいえ、先生の指示だけに従うわけにもいかず…。
かといって、先生が何を考えてどう指示を出しているのか
仕事に対してどう思っているのか、が理解できました。
人が死んだからと...続きを読むPosted by ブクログ -
救命センターの外科医が、看護師向けの雑誌に書いたエッセイの文庫化。
「先生、・・・」と会話形式で始まり、現場の実態をユーモアたっぷりに、そして第3者にもわかりやすく解説されている。
生きるか死ぬかの24時間態勢の救命救急センターのドキュメンタリーだが、コロナ禍の今から見ると、まだ牧歌的・・・Posted by ブクログ -
現場で働いている救命救急センターの医師が書いた実話です。どんな医療ドラマよりも興味深かったです。読んで改めて"患者はお客様ではない"と思いました。病院で治してもらっているという事を忘れないようにしたいと思いました。救急車の到着時間が年々遅くなっているのをご存知でしょうか?原因は私達市民にありました。...続きを読むPosted by ブクログ
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突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラ...続きを読むPosted by ブクログ