現役の救命医が日常を書いてるから、医者や看護師など医療者の気持ちがわかる。東大病院救急部から都立濹東病院へ、救命救急センター医長。
末期癌患者の運命を何度説明しても家族に理解してもらえない、自殺願望があって運ばれてきた患者、痛い思いをさせてこの世にひきとめておかなければいけない、徹夜つづきで治療しても死んでしまうことも、命を助けようとして植物人間を生み出してしまうことも、家族や本人に感謝されるどころか、ののしられることも、バイクをぶっとばして怪我した人間を、なんでおれたちが真夜中にヘトヘトやなりながら手術しなきゃいけないのかなど(笑)