浜辺祐一のレビュー一覧

  • 救命センター当直日誌

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    東京下町の救命救急センター。運ばれてくるのは、酔っぱらい、自殺未遂、クモ膜下出血、交通事故などで生死の際の患者たち―。最先端の医療現場では、救命だけが仕事ではない。助かる見込みのない患者を、いかにその人らしく安らかに逝かせてあげるか、それもセンターの医者の役割なのだ。危機に瀕した患者をめぐる医療の建前と現実を知り尽くした医者が描く、緊迫のヒューマン・ドキュメント。




    もちろん、専門的なことはよくわからないというところはあります。
    ただ、こんな現場の状況なのかなぁ・・・という感覚はすごく伝わってきますね♪
    おもしろい!!!

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    2009年10月07日
  • 救命センター当直日誌

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    救命センターにやってくる人々を医師の目から暖かく厳しく描く。
    専門用語は難しいが色々知れて面白い。

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    2009年10月04日
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから

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    救命センターのドクターが書いた本の2冊目。前作と同様読み終わった後に色々と考えさせられました。中でも自殺未遂を繰り返し、本当に死んでしまった子の話は印象に残っています。

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    2009年10月04日
  • 救命センター当直日誌

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    実際の医療現場の臨場感がいいです。引き込まれてどんどん読めちゃうと思います。この人の書いてる他の本も買ってこようと思いました。

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    2009年10月04日
  • 救命センター カンファレンス・ノート

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    救急救命センターの部長さんが書くブログの書籍化だそうです。カンファレンスの様子だけなので、治療中の様子を描いたものではないですが、運び込まれた患者さんの病状や症状や関連する体・脳の動きなど詳細かつ分かりやすく書いてあるので、現場は大変だったんだろーなーというのが伝わってきます。救急救命士さんとお医者さんの考え方の違いなんかも興味深かったです。命を救うという点では同じかもしれないけれど、救急車を呼ぶ側的には、救急救命士さんの考え方の方が受け入れやすいかな。
    人間の体がいかに奇跡の産物であるか、思い知らされたのはよかったけれど、傷の説明とかが丁寧すぎて、ちょっと貧血起きた…(内臓系苦手)
    とはいえ

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    2025年05月30日
  • 救命センター カンファレンス・ノート

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    人の命の在り方は人それぞれであって、また、救急に運ばれてくる理由もそれぞれ。
    医療に従事する者として“命を救う”ことによって救われる者もいる一方で救命を望まない者もいる。その全責任も負っている方々には改めて感謝しなければならない。

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    2024年08月21日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    浜辺祐一(1957年~)氏は、東大医学部卒、東大病院救急部、国立水戸病院外科勤務等を経て、1985年に救命救急センター開設と同時に都立墨東病院へ移り、現在、救命救急センター部長。
    本書は、医療従事者向けの月刊誌「ナースコール」に連載されたエッセイをまとめて出版された『Dr.HAMABEの病棟こぼれ話 第一部』(1990年)、『同 第二部』(1991年)を一冊にして、1992年に改題の上文庫化されたもの。次作の『救命センターからの手紙』で日本エッセイスト・クラブ賞(1999年)を受賞し、その後も発表を続ける「救命センター」シリーズは累計で100万部を超えている。
    内容は、浜辺医師の救命救急センタ

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    2022年11月20日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    救命センターで働くお医者さんの独り言みたいなコラムが看護師が読む月刊誌に載っていたようなところをまとめたものです。歯に衣着せぬ物言いが過激なので月刊紙にはかなりクレームが届いたようですがとっても面白いです。考えさせられる内容もあり読み応えがあります。

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    2022年03月27日
  • 救命センター当直日誌

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    救急救命センターの医師達は的確な判断力と見極める力も必要だ
    どんなに患者のためを思って対応しても患者の家族がどう思うかはわからないので難しい

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    2021年12月26日
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから

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    医者としてというより人間としての葛藤が描かれている

    家族が突然植物人間になってしまうとか、
    迷惑ばかりかけられていた兄弟がどうなろうと知ったこっちゃない、という家族がいる事とか
    明らかに老衰での呼吸停止時に救急車を呼ばないこたが果たしてできるだろうか

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    2021年12月20日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    一編、一文が短くて読みやすい

    時間も都合も問わず救命センターに運ばれてくる
    多様な患者に対応するのは、精神的にも肉体的にも
    きつい仕事だが、語り口は飄々として軽やか

    その中でも、患者やその家族、医療スタッフ
    との関わりを持ち、気持ちに寄り添う余裕を
    持っている

    忙しさにかまけて省いても、
    仕事の上で急に問題になることは少ないが
    本当は大事にすべきことだと再認識させられた

    読んでよかった

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    2020年09月21日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    1時間ほどで読める短さ、軽妙な語り口。でも扱っている内容は重い。心に残ったのは、「おじいちゃん子」と「堂々巡り」。おじいちゃんが起こした奇跡だと信じたい。「自殺」と言っても末期がんの78歳のおじいちゃん、看取る家族もなく、痛みに耐えながらの闘病は辛い。

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    2018年12月18日
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから

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    突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラマ。「こちら救命センター」に続く待望の第二弾!日本エッセイスト・クラブ賞受賞。(裏表紙)

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    2017年11月01日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。(背表紙)

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    2017年10月29日
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから

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    救命センターというとスーパードクターが奇跡的に患者を救うというイメージがテレビで刷り込まれている。現実はほとんどがそんなキレイな話ばかりでない事、命を救う事で起こる問題、患者の家族との対面、等。ここには現実の救命センターで、力を尽くされている医師の姿がある。医療系のドラマは嘘とは言わないが、それ以上に感じるものがある。

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    2017年04月15日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    よく医療ドラマで、瀕死の患者を救う天才医師、みたいなのがあるけど、現実はそれがいつも当たり前に起きて、(慣れは怖い、と著者も言ってる)サクサク対応しちゃってることに、少なからずびっくり。
    また命は救ったけれど植物人間、といった時は「本当に良かったのか?」と悩む。
    医療に携わる皆さんに敬礼。

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    2015年09月05日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    軽い語り口で
    重い話も熱い思いも素直に読める一冊


    医者や看護士さんたちは特別ではなくて、同じ悩める人間なんだ…と気づかされる

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    2014年05月25日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    先日本棚を整理していたら出てきた一冊、、何故か積読状態でした。
    救命救急センターに勤めるお医者さんの、エッセイ集となります。

    読み手としては、新人に近い看護婦さんを想定しているようで、
    身近なネタを非常に読みやすく、それだけに不思議な生々しさとなって、
    医療関係にはあまりなじみのない私にも、スルッと入ってきました。

    登場する人々も、どこか海堂さんの小説にも出てきそうで、面白く。
    決して聖人君子ではない方々であればこそ、むしろ安心してお付き合いできそうです。

    ん、続編も何冊か出ているとのことですので、ぜひ手に取ってみようと思います。

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    2012年09月02日
  • 救命センター当直日誌

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    ネタバレ

    まず、注意してほしいのは、この本がちょっと古いということ。
    2004年を古いとは言わないかもしれないが、
    作中の話題にタイムラグがあることを忘れてはいけない。

    医師から見た救命センターの現実をとても分かりやすく記録した一冊。
    血なまぐさい現場と雰囲気がよく描かれていて、
    何かない限りお世話になることのない(ならないのが一番いい)救命センターをよく知ることができる。

    この本ではいろんな患者や家族が出てくる。
    酒を飲むのをやめられず、肝硬変になって運ばれてくるおっさん、2人乗りでバイクに乗り、暴走して運ばれてくる中学生、植物状態で「かかりつけ」となっている物言わぬ患者……。
    それらはすべて救命

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    2012年07月30日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    現役の救命医が日常を書いてるから、医者や看護師など医療者の気持ちがわかる。東大病院救急部から都立濹東病院へ、救命救急センター医長。
    末期癌患者の運命を何度説明しても家族に理解してもらえない、自殺願望があって運ばれてきた患者、痛い思いをさせてこの世にひきとめておかなければいけない、徹夜つづきで治療しても死んでしまうことも、命を助けようとして植物人間を生み出してしまうことも、家族や本人に感謝されるどころか、ののしられることも、バイクをぶっとばして怪我した人間を、なんでおれたちが真夜中にヘトヘトやなりながら手術しなきゃいけないのかなど(笑)

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    2012年05月27日