浜辺祐一のレビュー一覧

  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    おじいちゃん子の話は涙がでた。偶然で奇跡の話(滅多にありえない話)だと思うが、きっとおじいちゃんの願いを神様が聞いたとしか思えない。
    そこまでひどい話(重症)や奇跡的なエピソードがなく、本当に看護士(未来のを含め)にむけた本。医療関係者からの目線は新鮮だった。
    普段仕事しててミスや判断が命に直結しな...続きを読む
  • 救命センター当直日誌
    11年ぶりの再読。救命救急センターの外科医が、看護師向けの雑誌に書いたエッセイ集。
    現場の実態を、ユーモアたっぷりに、そして第三者にもわかりやすく解説しており、救命医療あるいは医療ドラマに興味のある人は、一読も。
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    救命センターの医師のエッセイ集。
    特筆すべきことは無いが、それなりに面白い。
    医療ドラマが受けている今なら、もう少し脚色して映像化すれば面白いかも。
  • 救命センター当直日誌
    救命センターにおける医者の役割

    東京下町に位置する公立の救命センター。そこに勤務する救命医の日常。
    エッセイ部門の賞をとったらしいが、一般的なエッセイとは味が違う。(それでも、ノンフィクションの医療ものに比べたら大分軽い仕上がりになっているが)

    いつ何時、何が起こるかわからない救命センター。
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    本書は看護婦さん向けの月刊誌に連載されたもの。
    重体患者を扱う救命センターでの小さな人間ドラマが普遍的な生き様を考えさせ、そして心を温めてくれる。
    生死に直面すると人間の本音がでるもの。それを主治医、看護婦の目線で捉えることによって、どう心に収めていくのか、どう教訓としていくのか、著されている。

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  • 救命センター当直日誌
    面白かったが恐ろしい。著者は明らかに真剣で有能なお医者なのに、読んでいると『患者の横で何遊んでんの!?ちゃんとやれよ!!』とこちらは思ってしまう。この、プロ側の風景と、アマチュア側の風景のギャップが、恐ろしい。
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす...続きを読む
  • 救命センター部長ファイル
    本書は救命センターの医師が続ったヒューマンドキュメントである。自殺、児童虐待、インフォームド・コンセント、高齢者医療などについて、救命センターの視点から語られている。死生観について考えさせられる本である。
  • 救命センター部長ファイル
    手紙形式の5つの話が納められています。
    作者の見解がすべての作品にちりばめられています。
    すべての意見に全く同意ができるわけではありませんが、一つの意見としておもしろく読みました。
    いろいろな方に読んでもらい そのうえで皆さんがいろいろな考えを持ってもらえればいいなぁと思いました。
    どうやらシリーズ...続きを読む
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    救命センターであったであろう医師と看護師、患者のやりとり。たまに看護学生。小話3ページくらいのが集まった文庫本。

    看護師新人の時に理解できなかった諦めるまたは死を待つという決断が少し腑に落ちた。
    時々出会う、この著者のような医師は人間味にあふれて熱いけど冷静だと思う。冷静な判断が時に冷たく感じてし...続きを読む
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    元々看護師向けの月刊誌に連載されていただけに、専門的な言葉は分からないけれど、全体的に読みやすい。
    心暖まるお話が多く、ドラマやドキュメンタリーで見るような緊迫したものではない。
    文章が上手いわけではないけれど、お医者さんの心境だとか、本当はこんな風に思ってるのかな、等と内側を垣間見た感じがする。
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    熱血医師の独り言、という感じ。命について考えてもらうために小学生の子供に勧めたところ、面白かったと。
  • 救命センター当直日誌
    海外ドラマERを彷彿させる救急現場からの報告書。ドクターの人柄なども垣間見えて、おもしろく読んだ。気になるカテゴリーの本なので、間違えて2冊買った経験あり。
  • 救命センター部長ファイル
    「こちら救命センター」は多分新刊時にハードカバーで読んでいる。当時現場のドクターだった浜辺先生も今や救命センターの部長。現場からの生なましい手紙…と言うよりは、朝の引継ぎミーティングや医局での研修医・担当医・そして部長を交えての風景。新生児・ホームレス・九十歳を超えたご老体、本人に生きる気持ちが無い...続きを読む
  • 救命センター当直日誌
    救命救急センターで働く医師たちの奮闘記。

     普通の病院よりも、一刻一秒を争う状況の患者や重傷の患者が運ばれてくることが多い故、助けてあげられない場合も多々ある。また、命はとりとめたものの、植物状態に陥ってしまう患者も・・・。延命措置はいつまで続けるのか、これからこの患者をどこでケアしていくのか等、...続きを読む
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから
    正直こわかった。医者って壮絶な職業だなあ、と改めて。想像力すら及ばない世界だけれど、でも自分のみに引き寄せてみざるを得ない切迫感がありました。
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから
    救命センターでお仕事されてるドクターの、生々しいリポート。読んでいてハラハラします。テレビで放送されてるような救命センターの裏舞台。
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから
    実際の裏側も知れて良い。

    「『救急医療』は、『地域医療』であると言われる。ある地域に発生した救急患者はその地域の中で適切な医療を受けられるようにしなければならない、つまり『何時でも、何処でも、誰でも』受けられるということが、救急医療のモットーなのである。」
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから
    墨東病院の救急センターといえば全国的に有名な救急最先端の現場であるが、そこのセンター長の先生の言葉はさすがに重い。文字通り生死の境を生業とする救急医の苦悩と葛藤が綴られる。なんて書いてみても、実際にはこんなことは日本全国津々浦々で日常茶飯事だし、市中病院の救急外来(特に夜間)に来る患者なんてほとんど...続きを読む