浜辺祐一のレビュー一覧

  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    ネタバレ


    まだ看護師のことを看護婦と
    言っている時代の話で違和感があった。
    患者の悪口言ったりしててなんだか
    受付してた時を思い出して懐かしくなった。

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    2023年05月19日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    医者の、毎日お仕事エッセイ。

    患者の立場から考えれば当然の要求だけれども
    先生や看護師の立場なら? が何となくわかります。
    とはいえ、先生の指示だけに従うわけにもいかず…。
    かといって、先生が何を考えてどう指示を出しているのか
    仕事に対してどう思っているのか、が理解できました。

    人が死んだからと、悲しんでいる場合じゃない、というのは
    非常によくわかります。
    その時間があったら次に走らねば間に合わない。
    しかしそれを見た患者さんは? 見舞客は??

    読みやすく、分かりやすく、で面白かったです。

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    2021年01月05日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    救命センターの外科医が、看護師向けの雑誌に書いたエッセイの文庫化。
    「先生、・・・」と会話形式で始まり、現場の実態をユーモアたっぷりに、そして第3者にもわかりやすく解説されている。
    生きるか死ぬかの24時間態勢の救命救急センターのドキュメンタリーだが、コロナ禍の今から見ると、まだ牧歌的・・・

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    2020年07月28日
  • 救命センター「カルテの真実」

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    現場で働いている救命救急センターの医師が書いた実話です。どんな医療ドラマよりも興味深かったです。読んで改めて"患者はお客様ではない"と思いました。病院で治してもらっているという事を忘れないようにしたいと思いました。救急車の到着時間が年々遅くなっているのをご存知でしょうか?原因は私達市民にありました。軽症で救急車を呼ばない事がこの問題の解決に繋がります。自分くらい大丈夫の気持ちが結果的に誰かの命を落としかねないという事を忘れずにいたいです。

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    2018年07月29日
  • 救命センターからの手紙 ドクター・ファイルから

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    突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラマ。

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    2018年06月11日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    おじいちゃん子の話は涙がでた。偶然で奇跡の話(滅多にありえない話)だと思うが、きっとおじいちゃんの願いを神様が聞いたとしか思えない。
    そこまでひどい話(重症)や奇跡的なエピソードがなく、本当に看護士(未来のを含め)にむけた本。医療関係者からの目線は新鮮だった。
    普段仕事しててミスや判断が命に直結しない仕事って楽だよなぁと思った。

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    2017年06月09日
  • 救命センター当直日誌

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    11年ぶりの再読。救命救急センターの外科医が、看護師向けの雑誌に書いたエッセイ集。
    現場の実態を、ユーモアたっぷりに、そして第三者にもわかりやすく解説しており、救命医療あるいは医療ドラマに興味のある人は、一読も。

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    2016年08月02日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    救命センターの医師のエッセイ集。
    特筆すべきことは無いが、それなりに面白い。
    医療ドラマが受けている今なら、もう少し脚色して映像化すれば面白いかも。

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    2014年05月04日
  • 救命センター当直日誌

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    救命センターにおける医者の役割

    東京下町に位置する公立の救命センター。そこに勤務する救命医の日常。
    エッセイ部門の賞をとったらしいが、一般的なエッセイとは味が違う。(それでも、ノンフィクションの医療ものに比べたら大分軽い仕上がりになっているが)

    いつ何時、何が起こるかわからない救命センター。

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    2013年09月16日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    本書は看護婦さん向けの月刊誌に連載されたもの。
    重体患者を扱う救命センターでの小さな人間ドラマが普遍的な生き様を考えさせ、そして心を温めてくれる。
    生死に直面すると人間の本音がでるもの。それを主治医、看護婦の目線で捉えることによって、どう心に収めていくのか、どう教訓としていくのか、著されている。

    以下引用~
    ・おもしろいものだ。相談するとは言っても、人は他人の意見に従うことはない。自分で既に結論を持っているから相談する。その結論が正しいことを確認したくて人に相談する。だが、その結論が正しいのか、間違っているのか、誰にもわかりはしない。自分自身にすらわからない。だからこそ、自分の思っていること

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    2012年10月03日
  • 救命センター当直日誌

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    面白かったが恐ろしい。著者は明らかに真剣で有能なお医者なのに、読んでいると『患者の横で何遊んでんの!?ちゃんとやれよ!!』とこちらは思ってしまう。この、プロ側の風景と、アマチュア側の風景のギャップが、恐ろしい。

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    2012年09月05日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    約20年前の話ということで古さを感じる部分はあったけれど、医療や看護の精神は変わってないんだろうと感じました。

    不謹慎な部分もあったけれど、常に“他人の生死や人生”に関わらなければならない医療従事者からすれば、軽口や愚痴を吐き出さなけ

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    2012年06月18日
  • 救命センター部長ファイル

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    本書は救命センターの医師が続ったヒューマンドキュメントである。自殺、児童虐待、インフォームド・コンセント、高齢者医療などについて、救命センターの視点から語られている。死生観について考えさせられる本である。

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    2011年12月17日
  • 救命センター部長ファイル

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    ネタバレ

    手紙形式の5つの話が納められています。
    作者の見解がすべての作品にちりばめられています。
    すべての意見に全く同意ができるわけではありませんが、一つの意見としておもしろく読みました。
    いろいろな方に読んでもらい そのうえで皆さんがいろいろな考えを持ってもらえればいいなぁと思いました。
    どうやらシリーズででているようで、3冊ほど出版されているようなので、そちらも読んでみたいと思います。

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    2011年10月04日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    ネタバレ

    救命センターであったであろう医師と看護師、患者のやりとり。たまに看護学生。小話3ページくらいのが集まった文庫本。

    看護師新人の時に理解できなかった諦めるまたは死を待つという決断が少し腑に落ちた。
    時々出会う、この著者のような医師は人間味にあふれて熱いけど冷静だと思う。冷静な判断が時に冷たく感じてしまっていた昔の自分の思いと重ねながら読め、まだ若かったあの頃いた現場を思い出した。

    医師も看護師も人間で患者も人間。当たり前のことなのに忙しい毎日でそれを忘れていってしまってる、または疲れ果てて仕事の魅力を失いかけてる医師看護師さんに読んでもらいたい。
    あと看護学生。リアルだけどさらっと書かれてる

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    2011年08月18日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    元々看護師向けの月刊誌に連載されていただけに、専門的な言葉は分からないけれど、全体的に読みやすい。
    心暖まるお話が多く、ドラマやドキュメンタリーで見るような緊迫したものではない。
    文章が上手いわけではないけれど、お医者さんの心境だとか、本当はこんな風に思ってるのかな、等と内側を垣間見た感じがする。

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    2011年04月11日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

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    熱血医師の独り言、という感じ。命について考えてもらうために小学生の子供に勧めたところ、面白かったと。

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    2011年04月03日
  • 救命センター当直日誌

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    海外ドラマERを彷彿させる救急現場からの報告書。ドクターの人柄なども垣間見えて、おもしろく読んだ。気になるカテゴリーの本なので、間違えて2冊買った経験あり。

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    2010年07月30日
  • 救命センター部長ファイル

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    「こちら救命センター」は多分新刊時にハードカバーで読んでいる。当時現場のドクターだった浜辺先生も今や救命センターの部長。現場からの生なましい手紙…と言うよりは、朝の引継ぎミーティングや医局での研修医・担当医・そして部長を交えての風景。新生児・ホームレス・九十歳を超えたご老体、本人に生きる気持ちが無いかもしれない患者。疑問のある患者であろうと、救命センターに搬送されたからには全力で処置しなくてはならない。社会問題に大上段から振りかぶるのではなく、あくまでも現場からのレポートという形での軽い投げかけ。TVドラマの脚本家さんは、このエピソードを元に話を膨らませてください。

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    2011年08月19日
  • 救命センター当直日誌

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    救命救急センターで働く医師たちの奮闘記。

     普通の病院よりも、一刻一秒を争う状況の患者や重傷の患者が運ばれてくることが多い故、助けてあげられない場合も多々ある。また、命はとりとめたものの、植物状態に陥ってしまう患者も・・・。延命措置はいつまで続けるのか、これからこの患者をどこでケアしていくのか等、かなり重い話題も多々あるが、そこに見える建前と本音、研修医たちの葛藤など、とても読み応えがある。

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    2011年09月26日