ディー・レディーのレビュー一覧

  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    「あたし」ダルシーにとって
    飼い主はあくまで「あたしの人間」 

    ダルシーの目線で描かれた世界だから
    まっすぐな要求と強い意思、深い愛情
    それ以外のものはなにひとつなかった。


    「あたしの人間」がかなしみを乗り越えたときの安心感と喜び。
    「あたしの人間」との別れが近いことを悟ったときの少しの心残りとありったけの感謝。

    これは、わたしたち人間も同じこと。

    日々の忙しさだけに引っ張られているわたしが
    どれだけのことを置き去りにしているのか。
    ダルシーの一生を通して、また立ち止まることができた。


    これは単なる猫と人間のお話ではなくて
    尊い、愛の物語。


    江國さんの訳者

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    2022年02月03日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

    Posted by ブクログ

    ・猫を飼っている人に読んでほしい
    ・一緒に住むパートナーの事を今一度、ちゃんとみてほしい。
    この本を読んだ後、貴方はどう家族(ペット)と向き合いますか。

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    2019年11月22日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

    Posted by ブクログ

    猫好きにはたまらない、著者の飼っていた猫から見た「あたしの人間」という表現で、人間との関係を語った小説。

    猫を飼っている人には、良い思い出が蘇るのは勿論、猫の良さにピンとこない私のようなイヌ好きの人にも、江國香織の女性的な優しい文章で、猫の飼い主への表現を教えくれる。
    前半は、なぜ猫はわがままなのかを語り、後半は、人間との愛情・信頼関係を語った構成。

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    2018年06月17日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

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    ネタバレ

    ダルシーの目から見た、「あたしの人間」との一生の物語。
    ケガ・死産・嫉妬・病気、いろんな事を一緒に乗り越えてきた二人。

    ダルシーを置いて長期旅行をしたり、
    度重なる引っ越しをしたり、
    相性も見ずに子猫を貰ったり、
    ましてダルシーより後から来た猫を可愛がるとは・・・・。

    100点とは言い難い飼い主を、ここまで愛し、唯一無二の存在と思ってくれるダルシーの深い愛情に感動しました。

    最後の時は、自身の愛猫との別れの時が思い出され、泣いてしまいました。

    ただ・・・
    他にも書いている方がいらっしゃいましたが、
    私には安楽死というのはチョット理解が出来ないかと。

    苦しませたくないという理由で安楽死

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    2016年12月28日
  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

    Posted by ブクログ

    江國香織作品が読みたかったけど、未読はこれくらいしかなくて読んでみた。けど、あんまり入り込めなかったよ…。

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    2016年08月23日