澤本嘉光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
令和元年、映画公開に先駆けて、この小説を出版したと書いている著者澤本嘉光さんは、はっきりとコメディーとカテゴリーを書いています。
実際に読んでみると著者が言う通りおもしろい。頁数が少なく薄い文庫本だから最後まで読んだ。確かに楽しかったが、何かが違う気がする。
物語は、主人公の野畑家の父娘の関係が最悪な状態で、娘は有名理系大学三年生で薬学を専攻している。ある日就活で父が経営する野畑製薬会社の面接に行き父の会社を全否定した。(嫌なら面接に行く必要も無いと矛盾を感じたが)
しかし父は経営を継いでもらいたいと考えていた。先に父娘関係は最悪と書いたが、娘の気持ちも分からないわけではない。計の -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
ライバル組織に狙われた組長の孫娘のボディーガードをするため、高校生として秘密裏にミッション系高校に編入させられた45歳のヤクザ・翔。毎朝メイクで若作り、ついたあだ名は“おっさんさん”。ところが組長の孫だと思っていたクラスメートの麻里は、別れた妻が知らぬ間に産んでいた自分の娘だった!?「娘に嫌われたくない!」なのに、過剰に麻里に干渉してしまう翔。麻里はそんな翔を疎ましく感じながらも、ある日翔に恋愛相談を持ちかける…。娘と2回目の高校生活を送ることになったヤクザが引き起こす、大混乱青春恋愛エンターテインメント。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何となく面白そうだったので読んでみました。
作者さんは知らなかったけど、「ホワイト家族」や「ガス・パッ・チョ」などのCM制作をされてきたCMプランナーさんだそうです。
『ライバル組織に狙われた組長の孫娘を守るため、45歳のヤクザが高校に編入させられて高校生として生活する。メイクもするけど、強面の顔はごまかせず、付いたあだ名は「おっさんさん」。
守るはずの組長の孫娘は、どうやら別れた妻が知らない間に産んだ自分の娘のよう。親心のせいか過剰にその娘に干渉してしまって。。。』
もう、本当にドタバタドタバタの連続で、読みながらゲラゲラと笑ってしまいました。
結構ベタな感じのギャグに最初は引いてしまっ