こかじさらのレビュー一覧

  • 負けるな、届け!

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    オイラが走り始めたのも人生の35㎞地点だったのかもしれない。思い返してみると病んでいたなぁ、職場でも家庭でも。気が付いたらオイラと同じように走っていた仲間は走ることを「ひとりになれるからいい」なんて言っていた。人生にはそんなときがあるのかもしれない。だから、かすみや雄太郎が走り出した気持ちはちょっとわかる気がする。かすみに髙橋や川内とか新しい友達ができたように、オイラも走ることで職場以外で、仲間と呼べる友達ができた。今ではオイラにとって大切な人たちだ。かすみ、千秋、あかりと雄太郎、髙橋と川内、みんなタイプこそ違うけど真っ直ぐな人たちだ。ちょっと青臭いところがあるけど、きっと走ることで青臭くたっ

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    2021年08月15日
  • それでも、僕は前に進むことにした

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    本の概要にある、そのままの内容が淡々と続く。
    そう言う意味では、気合を入れなくてもサクサク読める。ただ、進行性の病に侵される主人公の心の葛藤、格闘する姿は、時に読んでる私の心にも突き刺さる。そんな言葉が所々に散りばめられている。

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    2020年08月01日
  • 翼をください

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    「デイ・ドリーム・ビリーバー」からの「翼をください」口ずさんでしまった。
    体育会系女子で実直で直ぐ行動に出るが言葉足らずなところでやらかしてしまう事のある主人公。
    その周りをガッチリと囲む豊かなキャラクター陣。しかし、これがエンディングかぁ〜と何かモヤモヤ‥

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    2020年01月11日
  • 負けるな、届け!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    走ることにまったく興味のなかった人たちが、つきあいや暇つぶしで行った応援ですっかりマラソンの虜に。

    私も自分で走る気は皆無。本作を読んだからといって、走ってみようかなとは思いません。だけど、メドックマラソンにだけは釣られそう。生ハムや炭火焼ステーキにかぶりつき、ワインを飲みながら走るって、すげぇ。正気かよ、よう走れるなと思うのは、その状況下では私が酔っぱらって走れなくなるほど飲むこと前提だからですね(笑)。

    人事課長をぎゃふんといわせてやりたかったけれど、そんな人も応援。マラソンは、きっと人の器をデカくする。

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    2019年07月20日
  • 負けるな、届け!

    Posted by ブクログ

    仕事や家庭の悩みなんて走ればノープロブレム、そんなランニング推奨小説。
    女性陣のキャラが同じような人がいるのでわかりにくいのが難点。
    爽快でササッと読めるお手軽作品。

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    2019年05月17日