こかじさらのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オイラが走り始めたのも人生の35㎞地点だったのかもしれない。思い返してみると病んでいたなぁ、職場でも家庭でも。気が付いたらオイラと同じように走っていた仲間は走ることを「ひとりになれるからいい」なんて言っていた。人生にはそんなときがあるのかもしれない。だから、かすみや雄太郎が走り出した気持ちはちょっとわかる気がする。かすみに髙橋や川内とか新しい友達ができたように、オイラも走ることで職場以外で、仲間と呼べる友達ができた。今ではオイラにとって大切な人たちだ。かすみ、千秋、あかりと雄太郎、髙橋と川内、みんなタイプこそ違うけど真っ直ぐな人たちだ。ちょっと青臭いところがあるけど、きっと走ることで青臭くたっ