【感想・ネタバレ】負けるな、届け!のレビュー

あらすじ

「社長があなたを嫌っているから」と、25年勤続にもかかわらずいきなりリストラされたかすみ。プライドはずたずた、崖っぷちに立たされたかすみが這い上がるきっかけは、東京マラソンの沿道で縁もゆかりもないランナーたちを応援する友人の姿だった――。独身アラフィフ、無口な夫との生活に飽き飽きしている専業主婦、社内で「客寄せパンダ」的にしか振る舞えない中堅女性社員。それぞれが「人を応援すること」を通し人生を見つめ直していく連作短篇集。読めば元気が出る、疲れた心に贈る栄養剤小説!
※本電子書籍は2016年2月に講談社より刊行された『アレー! 行け、ニッポンの女たち』を加筆修正して改題、文庫化したものです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

誰かが走っている姿を見て、自分も!ってなるのはあるあるww
私もねぇー10年以上のランナーなんですが、始まりは雨の中必死に走るランナーの姿を見て来年はやってみようってなって、それから熱が覚め、3年越しで友人を誘ってランの道へ
自分はコツコツコツコツするのが好きみたい
読書も同じ、ちょっとずつでも前に進めるのが

マラソンって走ってる時は「二度と走らない!これで引退」って思うけど、ゴールしたら「次は」って変わってしまう麻薬みたいなもの
シーズンになると大会に向けて走らないと気持ち悪くなってきて、ラン中毒ですww

誰もがそれぞれの生活があり、仕事があり、生きている中で、挑戦するってことは、なかなか無い。
やってみようかな?って大事で、それが一生のかけがえのないもの、生きがいになるかもしれない
誰もが知ってる数字42.195 知ってるよりも体験してみませんか?まずは10キロからでも人生変わりますよww

めっちゃいい本でした!

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

どはまりのストーリー。目標のサブ4が同じだったことがとてもいい刺激になって一気読み!応援がチカラになるのは間違いない。いつか応援する立場にもなってみたいと思える物語でした。
※人生は思い通りにいかないことだらけ。それでも走り続ける。走り続ければ必ずゴールできる

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

マラソン走る側でなく
応援する側の視点で描かれる
他人を応援する事により自分にも影響がある
応援してくれる人が居ることの幸せ
人付き合いの大切さ仲間が居ることの力強さを感じた

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2023年09月14日

Posted by ブクログ

まさに応援小説!
フルマラソンに挑戦する初心者を鼓舞し、働く女性がぶつかる悩みにも寄り添い、大嫌いな上司や理不尽な出来事に挫けそうな心を癒やしてくれる。
最後は思わずうるっときてしまった。
何かを頑張ること、誰かを応援すること、働くこと、生業、そして持つべきは友!
今、読書感想文書くとしたらこの本で書ける。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

あっという間に読み終わった!

全力に取り組む姿勢は
その周りの人を心の底から動かす力
になるんだと思った。

私も、高橋さんに会って
学びたいと感じた。笑

1つの目標に向かって
仲間が一致団結して取り組むことは
なによりも
楽しいだろうなと素敵だなと思った。

あさりの佃煮のおにぎり、食べたい!

私はフルマラソンは走ったことがないし
応援もしたことがないが
この本を読んで一度どちらか
挑戦してみたいと思った。

誰かを応援すると、それが
自分自身も励まされているように
感じるのは、たしかにと思う。
誰かを想っているとその分
自分のパワーになると感じる。

フルマラソンもきっと
完走するのは大変なことなんだろうと
想像し、人生も辛いことが
沢山あるんだろうが
しんどくても辛くても
走り続けることで
予想しなかった景色に出会えるんだと思い
日々を全力で走りつづけようと
感じることができた。

シンプルな内容だったが、
そんな事を思うことができた
素晴らしい本でした!

読んで良かった!

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2020年06月09日

Posted by ブクログ

沿道での応援シーンは、なぜかグッときた

応援されたいと思っていたけど、人を応援することがこんなにも大事だったんだって気付かされた

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2019年04月23日

Posted by ブクログ

応援する方もされる方も1人じゃないなと思えて日々の暮らしにも前向きになれるのかな。

嫌いで憎んでいた相手にもエールをおくるところが良かった。その相手に囚われて振り回されっぱなしな人生は嫌だもんな。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

2025/01/02
誰かを応援することが自分を励ますことになる

私ももっともっと頑張ろうと思えた

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不当なリストラにあったヒロインが走ること、応援することを通じて新しい道を切り開くまでのストーリー。自分も走りたくなってしまう。中高年にランナーが増えるのもわかる気がする。ラストの大会では、柳沢に沿道で声援を送るという行為によってかすみ達は最大の復讐をした感じになり、それでいて自分達は清々しい気になり前向きになれたような気がする。読後感は良かったー

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2022年08月19日

Posted by ブクログ

自分もマラソンしてますが、応援側の経験は無かったのでとても楽しく読むことが出来ました。
マラソンしてなくても元気になれるストーリーかな?
職場での女性の扱いなど、腹立たしいところもありましたが「ほっこり」するような暖かい言葉などあり、サクッと読めました。
これから何かしてみたい、もしくは走ってみたいという女性が読まれたらいいと思いました。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

ランナーとしては、分かる、分かるな1冊。
アラフィフにして、会社を辞めざるを得なくなったかすみ。
友人高橋さんとのマラソンの応援する姿が楽しい。
走る人を応援するのも、応援に応えるのも本当に嬉しい
のを私も一ランナーとして知っているから、よけいに。
知らない人たちが沿道で応援してくれるのに、「ありが
とう」と応える幸せ。
かすみの周辺の人が順繰り語り手になっていく中、
あの人の登場はびっくりした。
でも、だからこそのあのラスト。
爽やかな読後感。
おりしも、北海道も遅い春を迎えている。
さぁ、レッツゴー。

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2019年05月11日

Posted by ブクログ

貸してもらい、読んだ本

本当に子どもの頃は走ることが好きだったなぁ
今は苦行でしかないし、なんなら止められてるけれど…

走ること、だけではなく応援する人がいるっていうのはとても楽しい
ほんの少しでも、その人の勇気を引き出せたりすることができればいいなって思います

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

25年勤務にも関わらず理不尽な理由でリストラされた小野寺かすみ。彼女は友人に誘われてマラソンを始めるが……。
心の中にぽっと暖かいものが残る。
人は何故走るのか、と問われれば走った後にある爽快感と達成感を味わうためだろう。本書ではそれがよく描かれており、読み終えて笑顔をもらえた。
心暖まる一冊だ。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

オイラが走り始めたのも人生の35㎞地点だったのかもしれない。思い返してみると病んでいたなぁ、職場でも家庭でも。気が付いたらオイラと同じように走っていた仲間は走ることを「ひとりになれるからいい」なんて言っていた。人生にはそんなときがあるのかもしれない。だから、かすみや雄太郎が走り出した気持ちはちょっとわかる気がする。かすみに髙橋や川内とか新しい友達ができたように、オイラも走ることで職場以外で、仲間と呼べる友達ができた。今ではオイラにとって大切な人たちだ。かすみ、千秋、あかりと雄太郎、髙橋と川内、みんなタイプこそ違うけど真っ直ぐな人たちだ。ちょっと青臭いところがあるけど、きっと走ることで青臭くたっていいじゃん!って思ったんじゃないかな。人って歳をとるから大人になる訳じゃない。オイラは青臭いままでもいいとさえ思っている。かすみは、”たとえ報われなくてもがんばるくらいの意地は女だって持っている。出世より何より、力を発揮できる機会があれば、そこでやるべきことに全力を尽くす”っていう素晴らしい仕事観を持っている。残念ながらかすみの会社にそれを評価できる人がいなかったということだ。でも、お天道さまは見てくれているんだよね、だから本田先生が手を差し伸べてくれた。だからオイラはこれからもお天道さまを信じて走り続けよう!

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

走ることにまったく興味のなかった人たちが、つきあいや暇つぶしで行った応援ですっかりマラソンの虜に。

私も自分で走る気は皆無。本作を読んだからといって、走ってみようかなとは思いません。だけど、メドックマラソンにだけは釣られそう。生ハムや炭火焼ステーキにかぶりつき、ワインを飲みながら走るって、すげぇ。正気かよ、よう走れるなと思うのは、その状況下では私が酔っぱらって走れなくなるほど飲むこと前提だからですね(笑)。

人事課長をぎゃふんといわせてやりたかったけれど、そんな人も応援。マラソンは、きっと人の器をデカくする。

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2019年07月20日

Posted by ブクログ

仕事や家庭の悩みなんて走ればノープロブレム、そんなランニング推奨小説。
女性陣のキャラが同じような人がいるのでわかりにくいのが難点。
爽快でササッと読めるお手軽作品。

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2019年05月17日

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